BLUE GIANT(10) の商品レビュー
ほんとうの音、真実の音楽、それを信じた少年がここまで来た。涙が出て止まらない。 https://www.freeml.com/bl/12798349/971614/
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やっぱりなー、そうなっちゃうと思ったんだよね。雪祈にクローズアップしすぎだったし、なんかいい感じに変わったし。これが最終刊だし、絶対になにかあると思っちゃう、自分の悪い癖が嫌だ……。もうすごい泣けた……、あっちこっちで、泣けた。ああ、……このステップが大きな一歩になったんだろうけれど、なにしろ東京に出て1年。この先、どんな成長を見せてくれるんだろう?
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ダンナさんに「びっくりするよ、早く読め」と急かされる程のラスト。正直なところ驚きはしなかった。そうだろうなぁと納得してしまった。 雪祈は何か背負って登場したとずっと思ってしまっていて。 個人的には、玉田ようやった!と思っている。あの2人によくよくここまで。どこまで一緒にやっていくのかなと思っていたらキッチリ完走して感動。これからどうなるんだろう。 大ちゃんはいよいよ新章らしい。 ずーっと熱い。きっとこれからも熱い。
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過去レビューです。 「BLUE GAIANT」の10巻の紹介文はこうです。 雪祈が小さなころから目標としてきた日本一のジャズクラブ「So Blue」。 病欠ピアニストの代打でそのステージに上がった雪祈は、全身全霊で演奏しようとする。 その結果、「So Blue」で大・玉田・雪...
過去レビューです。 「BLUE GAIANT」の10巻の紹介文はこうです。 雪祈が小さなころから目標としてきた日本一のジャズクラブ「So Blue」。 病欠ピアニストの代打でそのステージに上がった雪祈は、全身全霊で演奏しようとする。 その結果、「So Blue」で大・玉田・雪祈トリオのライブが実現することに。 すべてが大きく動き出そうとしていた。 その時・・・ 大達の日本での奮闘と成長のBG(ブルージャイアント)完結巻!!! *** 待ちに待った第10巻だったが、その期待に十分応えてくれる内容だった。紹介文には「雪祈は、全身全霊で演奏しようとする」とあるが、「そういう考えてやった結果」という次元のものではなく、すべてがぶっ飛んで、著者の表現でいうなら「内臓がひっくり返って」、その結果として全身全霊の演奏となったというような、、、そいうストーリーだった。 その雪祈の演奏シーンも感動だが、その後の展開も、完結巻としては感動を与えてくれる。ネタバレになるので、これ以上は控えます。 完結ということは、ひとまず終わりということで、その続きは「BLUE GAINT SUPREME」の第1巻に引き継がれていく。 主人公のサックス奏者の大のステージが日本から世界へ変わるということですね。日本での第一幕が、10巻で完結し、そして次なるステージはSUPREMEを目指すということなのでしょうか。 「BLUE GAINT」は「マンガから音が聞こえる」という評がなされているようだが、大のサックスのボリュームはすさまじく、頭がぐらつくほどです(というような感じがします)。
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あまりにも漫画的で衝撃的すぎる展開だったけど、それをきっかけとした一連のやりとりは個人的に得るものが大きかった。3人の姿勢に胸を打たれる。
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JAZZを突き進んでいく、というストーリーももちろん他人事とは思えず、羨ましいようなまぶしいようなストーリーなんだけど、宇宙兄弟に通じるような気持のよい真っ直ぐさが心地よいのだ。毎日練習する、音にだして表現したくてたまらない、そんな気持ちになってそれを高みを続けて邁進していく、も...
JAZZを突き進んでいく、というストーリーももちろん他人事とは思えず、羨ましいようなまぶしいようなストーリーなんだけど、宇宙兄弟に通じるような気持のよい真っ直ぐさが心地よいのだ。毎日練習する、音にだして表現したくてたまらない、そんな気持ちになってそれを高みを続けて邁進していく、もう取り戻せないかもしれないその姿勢に感動して何度も涙した。 遅すぎるなんてことない、諦めることない、そんな真っ直ぐなメッセージをこれでもかこれでもかと突きつけられ辛いぐらいだ。実際にはこんな理解のある大人に囲まれていることなんてないような気もするけど、それをはねのけるパワーというか気持ちがあふれている。 今の学生はこんなのを読んでまたJAZZの道に入っていくのだろうか?
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文化祭で、大はどうしてソニー・ロリンズの髪型にしたのだろう。ジョン・コルトレーンではなくロリンズに憧れた理由を、ここでは描いていない。 ジャズジャイアントの名前や名盤もサラッと出て来るけど、それらに対しての情報(薀蓄)が一切書かれていないことにも物足りなさを感じた。 描こうと...
文化祭で、大はどうしてソニー・ロリンズの髪型にしたのだろう。ジョン・コルトレーンではなくロリンズに憧れた理由を、ここでは描いていない。 ジャズジャイアントの名前や名盤もサラッと出て来るけど、それらに対しての情報(薀蓄)が一切書かれていないことにも物足りなさを感じた。 描こうと思ったら、もっとマニアックな内容にもなり得たはずだし、そうした内容を期待して購入したのだが.....。 まだ続くようなので今後に期待したい。
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実は書評を次に書くとしたら、完結編の時だと決めていた。まだまだと思っていた。だって9巻まで読んでいて、彼らはまだ外国にも行っていない。地元の「師匠」の巻末インタビューさえも登場していない。まだまだ登場するべき人物は、10人は下らないから、あと10巻ぐらいは続くだろう。 76話「...
実は書評を次に書くとしたら、完結編の時だと決めていた。まだまだと思っていた。だって9巻まで読んでいて、彼らはまだ外国にも行っていない。地元の「師匠」の巻末インタビューさえも登場していない。まだまだ登場するべき人物は、10人は下らないから、あと10巻ぐらいは続くだろう。 76話「FIRE WALTZ」はあまりにも突然だ。私はページをめくるのを已めた。今、だから、そのままにしている。暫くページをめくる勇気が持てない。そしたら、裏表紙を見たら、完結となっていた。それはないだろ?少し混乱している。確かに主人公「大」の成功は約束されていた。ジャズマンは、一生同じバンドではやらない。いつか雪折のインタビューページがくるのだと思っていた。そうか、ジャズマンガなのだ。最後までホントの「音」は聴けない。少し落ち着いてくる。想像で、私たちはまっすぐな彼らの人生を、頭の中で組み立てる。まっすぐ自分の力を信じて頑張る若者を、このマンガで、信じてやるべきなのだ。雪折は死んだわけじゃない。ページをめくろう。 そしてめくり始めた。思った通りだった。ここまで見てきた私の眼は狂っていなかった。そして、最後のインタビューはやはり、まさかの、あの「師匠」だった。 そして連載はなんと続くらしい。「ブルージャイアント シュプリーム」だという。前回の感想で私は、「漫画大賞の候補になっているけど、大賞を獲るにはまだ早い。まだ彼らは18歳だけど、早く海外に飛翔させたい。」と書いた。間違っていた。マンガ大賞は、対象作品が8巻位内だったのだ。前回が数少ないチャンスだったのである。これは私の推測に過ぎないけど、10巻でいったん締めて、再出発したのは(ソー・ブルーのデビューで日本で大評判を呼ぶ前にあの事故があったのは)、宮本大を無名のままに海外に行かせて、そこでシュプリーム(最高)にさせたい、ひいては次こそマンガ大賞一位を獲らせたいためだったためではないかと思うのである。もしそうだとしても、私はあざといとは思わない。あの事故はあざとくはなかった。あの事故が無くても、私は雪折が死ぬのではないかと一巻前から微かに予感していたのである。 若者たちの真っ直ぐな夢への実現。その煌めきを、音のない音楽マンガで、私たちは見る。これからも。 2017年5月12日読了
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雪祈が小さな頃から目標としてきた日本一のジャズクラブ「So Blue」。病欠ピアニストの代打でそのステージに上がった雪祈は、全身全霊で演奏しようとする。その結果、「So Blue」での大・玉田・雪祈トリオのライブが実現することに。すべてが大きく動き出そうとしていたその時―――大達の日本での奮闘と成長のBG完結巻!!!(Amazon紹介より)
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最高の漫画だった。 漫画から音が聞こえてくるよう。 沢辺の事故が本当に本当に辛かったが、きっと再起してくれる事を祈って…。 沢辺と玉田サイドの話が気になるので、番外編が出るか新編で出てきてくれることを期待!
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