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最良の嘘の最後のひと言 の商品レビュー

3.4

33件のお客様レビュー

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2017/05/27

視点の切り替えが多く、今が誰視点なのか分かりにくくて後半は混乱しました。ほんとに偶然、「左右逆?」の真相と同じことをぼんやりと考えた日にその部分を読んだので、「偶然の一致」というやつをまた感じたのです(たまにある)。

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2017/04/25

超能力者たちの鬼ごっこ。    嘘つきたちの騙し合い。    7人の群像劇。    あれも嘘でこれも嘘でそれも嘘。    そして超能力バトル!    やっぱり超能力があると幅が広がるなぁ。 裏の裏の裏の裏は裏。     最良の嘘の最後の一言は、『ありがとう』。

Posted byブクログ

2017/04/20

超能力者の勝ち抜け勝負みたいな設定。中身は嘘ばかり。言葉の嘘だったり、超能力を使った騙しだったり、情報機器を駆使した騙しだったり。エンタメというよりは何だか暗い。階段島シリーズを思わせる主人公の頭のよさと暗さがある。

Posted byブクログ

2017/04/08

世界的に有名なIT系大企業ハルウィンが出した、たった一名分の求人告知の内容は、「年収8000万円で65歳までの雇用を約束。ただし応募条件は超能力者であること」。 数多の応募者から審査を経て残った7名の「超能力者」たちが、社員の椅子をかけてコン・ゲーム形式の最終試験に臨みます。 ...

世界的に有名なIT系大企業ハルウィンが出した、たった一名分の求人告知の内容は、「年収8000万円で65歳までの雇用を約束。ただし応募条件は超能力者であること」。 数多の応募者から審査を経て残った7名の「超能力者」たちが、社員の椅子をかけてコン・ゲーム形式の最終試験に臨みます。 超能力者同士の争いと言えば、横山光輝の「バビル2世」と言ってしまうと年齢がバレますが… 比較的最近なら飯田譲治さんの「NIGHT HEAD」や本多孝好さんの「ストレイヤーズ・クロニクル」、漫画なら「文豪ストレイドッグス」などが思い浮かびます。 ただ、本作の超能力者たちの能力はそれらの作品でメインとなっているような格闘や争いごと向けのド派手なものではありません。そう、時に地味ですらありますが、まさに騙し合いにうってつけの能力揃いなんです。 最終試験の時間は6時間。その間に7人たちは誰かと手を組み、また離れ、別の誰かと手を組むなど登場人物同士、何度も騙し騙されつつ、社員の切符を巡って手に汗握る頭脳戦を繰り広げます。 (社員という立場でなく金目当ての候補者たちもいるので、社員になった時の年収の分け前を約束すれば彼らを味方につけることも可能というわけ) 彼らの能力はどんなものなのか、それを使ってどんな風にゲームを進めるのかは述べませんが、タイトルの意味と合わせて、ぜひ本書を手にして読んで確かめてほしいと思います。 予想もつかない展開に目まぐるしく、でも心地よく引きずり回されて、たどり着くラストでは「あー、面白かった」と言いつつ、また最初から読み直したくなる。そんな体験ができること保証します! ※これは嘘ではありません(笑)

Posted byブクログ

2017/04/08

誠実な嘘。 自分のためでないこと、 最後までつきつづけること、 最後に笑ってネタばらしできること。

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2017/04/08

よくもまぁこんなストーリー思いつくなあと、感心することしきり。緻密な設計図が必要だよな。登場人物は全員、別に超能力者でなくても十分頭の切れる人たちだと心底思うよ。切れ間なく楽しませてもらった。

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2017/04/02

【収録作品】幕が上がれば演じ続けろ/嘘つきたちは夜の街を走る/最良の嘘について/物語は舞台裏で決まる/ふたりの関係/最後の言葉に至るまで   「超能力者」という設定はファンタジーなのだが、その真偽も含めてのコン・ゲームで、面白い。

Posted byブクログ

2017/04/02

 ハードボイルド、でも可。  エイプリルフールに読了するなんてなんか仕組まれた感じ。  階段島からの流れで読んでみたけれど、創元推理で出てるだけはあるなぁ。サクラダリセット読んだほうがいいの? 野村周平なんてピースメーカー出てた頃から(嘘  超能力、というミステリ上の禁忌をフ...

 ハードボイルド、でも可。  エイプリルフールに読了するなんてなんか仕組まれた感じ。  階段島からの流れで読んでみたけれど、創元推理で出てるだけはあるなぁ。サクラダリセット読んだほうがいいの? 野村周平なんてピースメーカー出てた頃から(嘘  超能力、というミステリ上の禁忌をフル活用したコン・ゲームもの、なので純粋にミステリ、と分類するのはちょっと抵抗があるのだけれど、まぁ、解けなかったら悔しくてハードボイルドにしたかもね←

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2017/03/30

ミステリよりコンゲーム色が強めかな。 騙し合い、超能力で採用通知を奪い合う。 誰が、どんな能力を、どう使うのか。 予想を裏切られたりしながら楽しめました。 わたしは聖沢が好き。色んな意味で。

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2017/03/28

超能力者たちによる騙し合い。最初、ブギーポップのパンドラを思い出したけど 、やってることは騙し合いが中心なのでテイストは大分違う。 登場人物はもちろん、読者の方も積極的に騙しにくるのでやや混乱する。というか、これはミステリーとしてフェアなのか?と疑ってしまうくらい。ちゃんと読み返...

超能力者たちによる騙し合い。最初、ブギーポップのパンドラを思い出したけど 、やってることは騙し合いが中心なのでテイストは大分違う。 登場人物はもちろん、読者の方も積極的に騙しにくるのでやや混乱する。というか、これはミステリーとしてフェアなのか?と疑ってしまうくらい。ちゃんと読み返さないとその辺の評価はちゃんとできないけど、小説として考えると登場人物が魅力的なのでよし。

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