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慶應三田会の人脈と実力 の商品レビュー

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2024/08/30

(2017/7/6) 自分は中学から慶應なのだが、こういう三田会の存在を意識することは、 文化祭シーズンと、5年に一度の評議会の選挙以外はない。 あ、あと帝国ホテル地下の三田倶楽部にお邪魔した時くらいか。 つまりビジネスマンとしては何も関係ない。 なのでこの本に描かれている世界...

(2017/7/6) 自分は中学から慶應なのだが、こういう三田会の存在を意識することは、 文化祭シーズンと、5年に一度の評議会の選挙以外はない。 あ、あと帝国ホテル地下の三田倶楽部にお邪魔した時くらいか。 つまりビジネスマンとしては何も関係ない。 なのでこの本に描かれている世界は、人ごとの世界。 しかし興味深くはある。 なにせ友人に、「内部」幼稚舎出身者が多い。 彼ら、彼女らはそういう世界の人なのか、、 と感心したり、意外だったり、違うんじゃないの、 と思ったり。 確かに老舗のお店の子女だったり、 いいとこに住んでるご一家だったりはしている。 K組は良家の子、O組は医者の子、EとIはサラリーマンの子、 とは知らなかった。 嬉しかったのは4章。 蹴球部のプライドを再興した男 とは当然上田昭夫さんのこと。 彼をしっかり取り上げてくれたのは嬉しい。 幼稚舎では5年からクラブ活動をさせ、 その中に、人間関係を学ぶことのできるラグビーがあり、 上田さんはそこでラグビーを始めた。 そういうことが書かれている。 自分も慶應の友人だらけだが、 ビジネスに使う、ということは全くなく、 自分が生きる上の心の支え、 励まし合う友人だな。 転職するきっかけ、 マラソンを始めるきっかけ、 そういうものはここから始まったな。 まだまだ続くぞ。 第1章 三田会とは何か (全上場企業10社に1社は慶應出身の社長 各三田会の結束力を左右するリーダーシップ) 第2章 財界を席巻する三田会人脈 (三菱グループ内に一大勢力を形成 社外取締役に起用される慶應の重鎮 銀行に腰掛け入社する御曹司たち) 第3章 秘密結社としての三田会 (三越と伊勢丹の統合で果たした役割 評議員選を巡って各三田会が集票合戦 三田会に持ち込まれた医学部のヒエラルキー) 第4章 日本のエスタブリッシュメント「幼稚舎」 (蹴球部のプライドを再興した男 「持田昌典」「玉塚元一」それぞれの生き方 慶應を代表するのは幼稚舎だけ) 第5章 三田会の知られざる逸話 (ラーメン二郎存続への塾生・塾員の熱き思い 政界で凋落の兆しが見える三田会人脈)

Posted byブクログ

2018/02/18

文字通り慶應のOB会である三田会の人脈と、そこから排出された人物伝。 三田会に興味ない人でも、政財界に幅を利かせているということがよくわかる一冊。

Posted byブクログ