自閉症と感覚過敏 の商品レビュー
自閉症の中核症状のおまけのように考えていた感覚過敏が、実はさまざまな症状の根底にある、という考え方には頷けることも多かったし、示唆に富むものだと思う。 作者の方は論文化は難しいとしているが、仮説が実証される、エビデンスになる、というのもとても大切なことだと思う。今後のこの領域の研...
自閉症の中核症状のおまけのように考えていた感覚過敏が、実はさまざまな症状の根底にある、という考え方には頷けることも多かったし、示唆に富むものだと思う。 作者の方は論文化は難しいとしているが、仮説が実証される、エビデンスになる、というのもとても大切なことだと思う。今後のこの領域の研究に期待したい。
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自閉症スペクトラムについての知見、診断基準の中で著者が着目している点を基準に見ていくという内容で、なるほどと思う部分が多くあった。全体的に読みやすい内容。そこまで具体的な支援法は載ってなかったが、参考になる。
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第3部 支援の考え方 については頷ける部分が多く参考にもなったが、疑問に思う点が多い本だった サヴァン症候群のことを強調する書き方も気になった
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
どちらかといえば所謂「3つ組」の症状の+1扱いにされがちな「感覚過敏」を自閉症スペクトラムの中核症状と位置付けて書かれた1冊。 視点が斬新で面白い、そこは高評価。 ただし当事者が読んで参考にするという感じではありませんね(多分、そもそもの想定読者層が自閉症スペクトラムの当事者ではなく支援者・医療者だろうと思われるのでこの点は致し方なし)。
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