ネコと昼寝 の商品レビュー
猫が待ち遠しい日々。 久しぶりに帰ってきたコナツさんとの触れ合い。 母の危篤。何気ない日常から急展開。
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2017年刊。シリーズ第3作。今回はちょっと波乱ありだけど、基本は淡々の「預金だけで毎月10万円生活」小説。何だか、止められませんね!本作も楽しくマッタリ読ませて頂きました。「感動バキバキではない」という、自分なりには良い意味での「4」とさせて頂きました。
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キョウコさんのれんげ荘での暮らしも、落ち着いてきた感じ。ネコが来るのを楽しみに待ち、家にこもりがちな毎日から、少し外に目を向けるようになって、変化の兆しもあった。平穏な日々から、急展開の最後。ドラマの続きのように、次が気になる。
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れんげ荘物語シリーズ。 今回は散歩ネコぶちおとほのぼのした時間を過ごしつつ、れんげ荘のコナツさんの身の上話や、キョウコさんの母親の急変など先が気になる展開… そんな中で、クマガイさんの何気ないアドバイスが好き。 ・何でもほどほどがいいと思うわよ。不安を突き詰めて悩みすぎると、体の具合が悪くなったりするし、不安になったらその考えをとりあえず受け止めて、深呼吸をニ、三回するか、外を歩いたらなんとかなるものよ。もし何かあったとしても、周囲の人が手を差し伸べてくれるわよ。(p46)
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自分の立ち位置を探し、小さな社会のなかで役割を得ようとしている主人公の様子に、人間がひとりで生きていくことの難しさはこういうところにもあるのだなと感じた。 このシリーズを読んでいると、とにかく若いうちにがむしゃらに働いてさっさと余生を過ごすことを目標にしたら会社をがまんできそう...
自分の立ち位置を探し、小さな社会のなかで役割を得ようとしている主人公の様子に、人間がひとりで生きていくことの難しさはこういうところにもあるのだなと感じた。 このシリーズを読んでいると、とにかく若いうちにがむしゃらに働いてさっさと余生を過ごすことを目標にしたら会社をがまんできそうと思うが、がむしゃらに働いて余生を過ごせるほどのお金をよこせる会社が今はどれほどあるのだろうと気になった。 それにしても、『パンとスープとネコ日和』にもいえることだが、主人公がネコに対して加虐的なのはなぜなのか。 (本書ではネコに人間用のチーズを与えるシーンが出てくる。また、そのネコは首輪をつけるようになり、他人の飼い猫であることもわかる) 【これから読む人のためのシリーズメモ】 ①れんげ荘 ②働かないの れんげ荘物語 ③ネコと昼寝 れんげ荘物語 ④散歩するネコ れんげ荘物語 ⑤おたがいさま れんげ荘物語 ⑥おネコさま御一行 れんげ荘物語 ⑦今日はいい天気ですね。 れんげ荘物語
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れんげ荘シリーズ3作目。何もしなくていい生活に不安を感じてしまうキョウコさん。自由になった!と思ってもそれは最初だけで、実際には持て余してしまうのかな。でも働くことはしたくないとキッパリ言えるところはさすが。 今回はれんげ荘を訪れるネコがメインなのかな?クマガイさんやチユキさん、...
れんげ荘シリーズ3作目。何もしなくていい生活に不安を感じてしまうキョウコさん。自由になった!と思ってもそれは最初だけで、実際には持て余してしまうのかな。でも働くことはしたくないとキッパリ言えるところはさすが。 今回はれんげ荘を訪れるネコがメインなのかな?クマガイさんやチユキさん、コナツさんの話もだんだん出てきて、いろんな人がいるのだなぁと興味深かった。
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何気なく図書館で借りてきました。最後、え?ここで終わるの??と思ったら、シリーズ物だったのですね。まさかの第三弾でした。
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キョウコさん、会社員時代はやりてだったんだ。足を引っ張ったり、接待したり、後輩を巻き込んだり。そりゃ嫌にもなるよな。防犯隊に目覚めるあたり、まじめだなと思った。 ぶちおとの出会い 本との縁については、同感。
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穏やかな日々。なのに心の中での葛藤。 母親以外、周囲の人たちに恵まれているのは、やかりキョウコの人柄なんだろうな。 かなり前に最初の「れんげ荘」を読み、ここ最近逆引き状態でこのシリーズを読んでいるので、その後どうなるのかわかっているのだけれど、やはりキョウコの日常から目が離せない。 たまにやって来るぷっちゃんみたいに。
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