十一月のマーブル の商品レビュー
小4の姪からお薦めされたから読んだけど、これ子供が引き受けるにはかなり重たいし内容が濃いと思う。主人公と血の繋がらない家族、本当のものすごく若い父親、一番好きな女の子で男の子の親友。ものすごく重たいものを主人公たちは背負っていて、でもいい人しか出てこないこんな複雑な世界を不幸だと...
小4の姪からお薦めされたから読んだけど、これ子供が引き受けるにはかなり重たいし内容が濃いと思う。主人公と血の繋がらない家族、本当のものすごく若い父親、一番好きな女の子で男の子の親友。ものすごく重たいものを主人公たちは背負っていて、でもいい人しか出てこないこんな複雑な世界を不幸だとしてしまわなかったためにみんなお金には困っていないところがちょっと減点かな。小4姪は読書家です。
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子どもの本かと思いきや、テーマは重い。 自分の子どもには中学生以上で勧めたい。 さらっと読めるが、最後にはどんでん返しもあり、始めに戻って読み直してしまった。 実際にあれば辛すぎる現実だろうが、登場人物が全員素敵なキャラクターなので救われる。 波楽ファミリーもレンも凪カップルも幸...
子どもの本かと思いきや、テーマは重い。 自分の子どもには中学生以上で勧めたい。 さらっと読めるが、最後にはどんでん返しもあり、始めに戻って読み直してしまった。 実際にあれば辛すぎる現実だろうが、登場人物が全員素敵なキャラクターなので救われる。 波楽ファミリーもレンも凪カップルも幸せになれますように。
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血がつながっていない家族の話。戸森しるこさんの本は初めて読みました。ぶっきらぼうにも思える簡潔な文体から苦しさとか優しさとかが伝わってきて、すごく好きな感じです。 レンも、売れっ子作家のおとうさんも、マーブリングギャラリーの凪さんとサキさんも、人間味があって素敵なひとたちでした。
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これも良かったな〜! 電車の中にも関わらず、途中で何度か泣いてしまった。 主人公の苦しい気持ちが苦しいというような言葉を使わずともストレートに伝わってきて、ぐっときた。 よく練られている構成もいいなぁ。 難を言えば、文体が軽やかと言えば聞こえが良いが、少し軽すぎる気もする。 もう...
これも良かったな〜! 電車の中にも関わらず、途中で何度か泣いてしまった。 主人公の苦しい気持ちが苦しいというような言葉を使わずともストレートに伝わってきて、ぐっときた。 よく練られている構成もいいなぁ。 難を言えば、文体が軽やかと言えば聞こえが良いが、少し軽すぎる気もする。 もう少し歯応えのある文体だと良かったなぁ。 そうすると今時の子は読めないのかしら?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
何処かで見かけて「あっコレ娘が好きそうだな」と思って借りてきて、娘が見事にハマって「コレ絶対お母さんも読んで」と言うので・・・ いやぁ~正直子供が読む物語だと思ってみくびってました 読む者の想像力がベースになる『本』だからこその、どんでん返し(゚∀゚) 思わず最初から読み直しました でもストーリー的には映像化したくなる・・・キャスティングするなら誰かなぁ~ワクワク 「神様はかならず、その人に必要なピースを与える」 きっとこの本も娘と私にとって必要なピースの一つだったんだろうな
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これは家族との血のつながり、親友レンとの関係に悩み心かき乱されながら成長する波楽の物語である。6年生の11月、波楽は自分の出生の真実を知り戸惑う。 暗い話ではないにしろシリアスでデリケートな事情がある。表紙をめくり、まず読者は波楽の実の母が亡くなっていることを知る。父は再婚して...
これは家族との血のつながり、親友レンとの関係に悩み心かき乱されながら成長する波楽の物語である。6年生の11月、波楽は自分の出生の真実を知り戸惑う。 暗い話ではないにしろシリアスでデリケートな事情がある。表紙をめくり、まず読者は波楽の実の母が亡くなっていることを知る。父は再婚しており、その母との間に妹が生まれている。父、母、波楽、妹の4人家族だ。波楽は父との血縁に疑念を抱くようになり、ふと見つけた葉書から自分の出生の真実と向き合う。 主軸は波楽だが親友レンも魅力的である。 11月が過ぎても波楽らの生活は生々しく続いていく。
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