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乙嫁語り(9) の商品レビュー

4.4

40件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

  2. 4つ

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2019/01/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回は不器用なパリヤさんの可愛さ全開のいい回でした。 「当たり障りない世間話」「他人と会話する」「自分の思いを伝える」どんな文化圏にでもこういったコミュニケーションが不得手な人っているもんですよね。私もその一人…(笑)不器用でも下手糞でも上手く言えなくても自分の中では相手を一生懸命考えて自分の思いを伝えたいと願っている。でも上手く出来ないで悶々と…そんな切なさや不甲斐なさ情けなさ、それに上手く喋れた歓喜の感情も入り混じった心の機微を見事に描いてあって読んでいて微笑ましく、応援したくなり、ほっこりとうれしくなりました。 カルルクとアミル夫婦のエピソードも年齢差夫婦だけに夫のカルルクの努力する姿が微笑ましく、読んでいてとても気持ちよかったです。ほんと素晴らしい作品です。

Posted byブクログ

2018/10/29

19世紀中央アジアでひたすら日本式ラブコメ 前巻ではひとり暴走気味だったパリヤさん。 本巻では、ウマルとの様々な展開が用意されてます。 (下記参照) 日本のラブコメ文脈で描かれてますが、結局は男女の事柄に、彼我の差はさほどないということでしょうか。 パリヤさん編、ほとんど完...

19世紀中央アジアでひたすら日本式ラブコメ 前巻ではひとり暴走気味だったパリヤさん。 本巻では、ウマルとの様々な展開が用意されてます。 (下記参照) 日本のラブコメ文脈で描かれてますが、結局は男女の事柄に、彼我の差はさほどないということでしょうか。 パリヤさん編、ほとんど完結した感がありますが、しっかりと嫁入りさせないと「乙嫁語り」ではありませんね。 ・パンに込められた意味の説明 ・告白の応酬「有難いと思ってます」(らしいw) ・おつかいの馬車の旅。お約束のトラブルの数々 (パリヤさんフィジカル強い) ・水車小屋の前で… (あちらの本当のスタイルはきっと違うだろうなとは思う) ・仕事中のプレゼントの投げ合い (二人ともコントロールよすぎ) ・屋上で夢を語り合う(←既に高レベルのリア充) (パリヤさんが喜々と仕切る隊商宿に泊まってみたい) (でも、若い男女が一緒に出歩くことは、当時許されないことだった模様)

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2018/05/28

「ああ神様 世の中は寛大です」 丸々一冊パリヤ回。 ちょっとアミルのお話なども交えながら、進むパリヤの縁談話。なんとなく青春を感じさせるほっこりストーリーだった。

Posted byブクログ

2018/04/03

【あらすじ】 アミルの友人パリヤの恋模様を描く、好評コミカル第5シーズン! 布支度は進まないし、友達も少なく、自分の気持ちは上手に伝えられない。八方ふさがりのパリヤだが、お遣いの案内役をウマルが申し出たことにより物語は一気に急展開する! 【感想】

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2017/12/17

パリヤさん巻。 パリヤさんは不器用で不愛想でコミュ障でツンデレで、可愛い。 がんばってる感じが、読者からはよく見えているけど周囲の人間にはとても分かりづらい。 それをわかってくれる人が少しずつ増えて、読者も嬉しくなります。 本人、がんばっているつもりでも実はそんなに頑張れてい...

パリヤさん巻。 パリヤさんは不器用で不愛想でコミュ障でツンデレで、可愛い。 がんばってる感じが、読者からはよく見えているけど周囲の人間にはとても分かりづらい。 それをわかってくれる人が少しずつ増えて、読者も嬉しくなります。 本人、がんばっているつもりでも実はそんなに頑張れているわけでもない。 けどそれでもいいんだよと言ってもらえるのはとても幸せなことだと思います。 唯一の特技パン作りが、隊商宿で活かせるといいね。

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2017/11/18

パリヤみたいな不器用な子の良さをわかってくれるウマル親子すごいっ! 夫婦どっちかが社交的ならなんとかなるさ♪(´ε` ) パンが美味しい宿って評判になるかも? でも遠くに行っちゃったら淋しいなあ。アミルとカルルク夫妻、なんでも出来ちゃう妻がいたら、頑張っちゃうよね、男の子!

Posted byブクログ

2017/09/11

中央アジア(ウズベキスタンとかカザフスタンとか)の19世紀ごろを舞台にした、結婚がテーマの恋愛ドラマ 時代や舞台がマニアックすぎて、時代考証とか事前知識とかほとんどない状態で読んだんですが、すごい面白かった まだ自分の意思でお嫁さんや旦那さんを探せない時代で、生きるための仕事も多...

中央アジア(ウズベキスタンとかカザフスタンとか)の19世紀ごろを舞台にした、結婚がテーマの恋愛ドラマ 時代や舞台がマニアックすぎて、時代考証とか事前知識とかほとんどない状態で読んだんですが、すごい面白かった まだ自分の意思でお嫁さんや旦那さんを探せない時代で、生きるための仕事も多くて人が簡単に死ぬ時代なんですが、みんなすごい楽しそうに生きててなんか見てるだけで泣けてきます。 絵も素晴らしくて一コマに何時間かかってるんだろうと思うくらいじゅうたんや服の模様の書き込みが凝ってます。こだわりと言うかもはや書き込まないと死ぬ病かと思うくらい細かい書き込みがびっしり書かれています 女の人の表情や感情の表現も可愛らしくて、良いお嫁さんと素敵な旦那さんばっかり出てきます。 行ったことないしどこにあるかもわからない国ですがいつか行ってみたくなります。おすすめです

Posted byブクログ

2017/02/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

パリヤが可愛すぎる。 一巻でパリヤが出てきてアミルに優しくしてるところと不器用なところを見てからずっと早く幸せになって欲しいと思ってハラハラしながら見ていました。今回で幸せになれそうでほっこりしました。

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2017/02/12

不出来な子の成長を見守る親戚のおばちゃんのような気持ちで、終始ニヤニヤしてしまいました。パリヤとウマルの拙いやりとりが初々しくて、可愛らしくて…悶絶しますね。 それにパリヤは愛想がないだけで、美味しいパンを焼けるし、健康だし、力も強いし、本当は全然不出来なんかじゃない。 嫁入りの...

不出来な子の成長を見守る親戚のおばちゃんのような気持ちで、終始ニヤニヤしてしまいました。パリヤとウマルの拙いやりとりが初々しくて、可愛らしくて…悶絶しますね。 それにパリヤは愛想がないだけで、美味しいパンを焼けるし、健康だし、力も強いし、本当は全然不出来なんかじゃない。 嫁入りの日を心待ちにしています。

Posted byブクログ

2017/01/11

それぞれ別々に語られていた物語が、色んなところで交差し始めて、どんどん幅が出てきている感じ。描かれているのは、相変わらず何気ない日常だけど、あくの強いキャラたちのおかげで、意外に起伏に富んだ物語になっている。ワクワクドキドキではないけど、これはこれで先行きが気になる。

Posted byブクログ