ぐるぐる問答 の商品レビュー
対談相手がそうそうたる面々すぎて、登美彦はちゃんと喋れるかしらとオカンのような目になってしまいます。最後にちゃんと阿呆要素が入っていて期待を裏切らない。 四畳半アニメは、サマータイムブルースと同監督。東のエデンは攻殻SAC+羽海野チカに加えてあのモリミの影響を受けている。知らなか...
対談相手がそうそうたる面々すぎて、登美彦はちゃんと喋れるかしらとオカンのような目になってしまいます。最後にちゃんと阿呆要素が入っていて期待を裏切らない。 四畳半アニメは、サマータイムブルースと同監督。東のエデンは攻殻SAC+羽海野チカに加えてあのモリミの影響を受けている。知らなかったー!オモチロイ作品は繋がってますね。
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そんなに深く踏みこんだ対談はないのだけれど、「東のエデン」に森見作品の影響が、とか、アニメ「四畳半神話大系」の脚本は上田さんだったんだ、とか、いろいろと発見があって面白かった。綿矢りささんの穴の深さ、よくわかる気がする。
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森見作品の背景とか周辺が理解できるかもしれない対談集。興味深い対談や内容もあるけど、良くも悪くもファン限定のおもしろさってことになるのかな。
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脱力系の対談集でよろし。森見さんの原点である、くされ妄想大学生が主人公の「太陽の塔」や「四畳半」シリーズを読みたくなった。
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前職にびっくりした。読むとあっという間だけど、森見さんの対談の実際の「間」ってどんな感じだろう、と気になる。
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綾辻先生、上田さん、萩尾先生の対談が個人的により熱い。 中島敦の西遊記気になる。飴村さん読んだことなくて気になる。 劇団ひとり 万城目学 瀧波ユカリ 柴崎友香 うすた京介 綾辻行人 神山健治①② 上田誠①② 羽海野チカ 大江麻理子 萩尾望都 飴村行 本上まなみ 綿矢りさ
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タイトル通り森見登美彦氏の対談集。対談相手が結構バラエティに富んでいて期待したんですが・・・いまいちでした。理由の一つは、結構昔の対談から持ってきているので話が古かったり。森見登美彦氏の著作にしても相手の仕事にしてももうそれだいぶ前のだよなあというのが非常に多い。その二は森見登美...
タイトル通り森見登美彦氏の対談集。対談相手が結構バラエティに富んでいて期待したんですが・・・いまいちでした。理由の一つは、結構昔の対談から持ってきているので話が古かったり。森見登美彦氏の著作にしても相手の仕事にしてももうそれだいぶ前のだよなあというのが非常に多い。その二は森見登美彦氏の著作に関する話が多く、それが割とみんな同じような感想。対談なので相手の話が聞きたいのにホストの著作の感想だとかなりかぶってしまってる部分が多いように思いました。その一とも重複するんですが何年も前の対談なので森見登美彦氏もまだそれほど著作が多くないから感想も同じ本が何度もでてくるし。 ところで対談相手によってページ数が全然違うんですが、やっぱり少ないページの人は「話が盛り上がらなかった」ということなんでしょうか?w
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登見彦氏のプライベートが見え隠れする対談集です。 大学時代の意外な部活動とか、綾辻行人氏が登見彦氏の大ファンであったりとか。創作のヒミツとか。ファンなら絶対知りたい奥様のこと・・・は詳しく書いてありませんでしたが、奥様が登見彦氏に重要なことを教えたようです。 よく存じ上げない方と...
登見彦氏のプライベートが見え隠れする対談集です。 大学時代の意外な部活動とか、綾辻行人氏が登見彦氏の大ファンであったりとか。創作のヒミツとか。ファンなら絶対知りたい奥様のこと・・・は詳しく書いてありませんでしたが、奥様が登見彦氏に重要なことを教えたようです。 よく存じ上げない方との対談も多く、正直そこは私にはつまらなかったのですが、最後の「対談」はさすが登見彦氏の真骨頂です。オチも効いていて爽快でした。 余談ですが坂崎千晴さんの書く登見彦氏がいいですね。フジモトマサルさんといい、好きな作家さんと組んだ本は、嬉しい。
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"<今> だって君はこのあと、十年経ってもまだ腐れ大学生のことを書いてる。 <昔> おいこら、デタラメ言うな。 <今> いや、まさかこんなことになるとは俺も思わなかった。"[p.267_小説 今昔対談」 劇団ひとり 万城目学 瀧波ユカリ 柴崎友香 うすた京介...
"<今> だって君はこのあと、十年経ってもまだ腐れ大学生のことを書いてる。 <昔> おいこら、デタラメ言うな。 <今> いや、まさかこんなことになるとは俺も思わなかった。"[p.267_小説 今昔対談」 劇団ひとり 万城目学 瀧波ユカリ 柴崎友香 うすた京介 綾辻行人 神山健治①② 上田誠①② 羽海野チカ 大江麻理子 萩尾望都 飴村行 本上まなみ 綿矢りさ
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京都の町を流れる風情と怖さの間にある気持ちの悪さ。昼間は見えなかったものが、おどろおどろしく露わになる気味の悪さ。森見登美彦が醸す一種独特の狂気が様々な著名人との対談を通して形をもって立ち上がってくる。小説を読んでいたときは気づけなかったものに触れ随所でハッとさせられた。とりわけ...
京都の町を流れる風情と怖さの間にある気持ちの悪さ。昼間は見えなかったものが、おどろおどろしく露わになる気味の悪さ。森見登美彦が醸す一種独特の狂気が様々な著名人との対談を通して形をもって立ち上がってくる。小説を読んでいたときは気づけなかったものに触れ随所でハッとさせられた。とりわけ京都つながりの綾辻行人氏、万城目学氏、綿谷りさ氏との対談は頗る興味深く読んだ。森見氏の新たな真髄を見出せた。
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