書楼弔堂 炎昼 の商品レビュー
有名人が題材になっているので、ちょこっと調べながら読んだりしてしまうのですが、福来友吉のところではついつい貞子が思い出されたりしてニヤニヤしちゃいました。 分厚くて重い本でしたが、サラサラと読めますし、 言葉の重みも感じるので(ほとんど理屈ばっかりなんだけれども) 満足度高いで...
有名人が題材になっているので、ちょこっと調べながら読んだりしてしまうのですが、福来友吉のところではついつい貞子が思い出されたりしてニヤニヤしちゃいました。 分厚くて重い本でしたが、サラサラと読めますし、 言葉の重みも感じるので(ほとんど理屈ばっかりなんだけれども) 満足度高いです。 面白かった〜
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弔堂の主人、説教臭くなったな。あまりこの人からは本を買いたくないかも。小説というより、書くこと、読むことへの考察のようだった。
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サクサクっと読了。 前作と同様の展開で楽しませてもらいました。 何が起こるって訳ではないけど、淡々と各話ゲストのターニングポイントに接している気分になる。 次作もあるのでしょうか?
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レビューはブログにて http://ameblo.jp/w92-3/entry-12251024825.html
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吹き抜け三階建ての壁面に本がぎっしりと収納されている。そんな書楼弔堂の店主とその店を訪れる客たちが紡ぎ出す会話は、小説を読むことを禁じられていた主人公の塔子を本の世界に導くことになるが・・・ 他の京極作品と同様の分厚い一冊なので、持ち歩いて読むのには不向きな一冊。
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「無常」の泣人さんのエピソードが素晴らしい。実在の人物を題材としているだけに、作者が登場人物に語らせるストーリーが史実と重なって余韻をのこす。各話とも「…はまた別の話」で終わる構成も作者らしい。
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書楼弔堂 第二弾。 やっぱり、この雰囲気好きです。 今回は、とあるご令嬢が語り手となって、話が展開します。 弔堂を訪れる、著名なお歴々と主人のやりとりが、京極さん特有のくどさがあるものの、良いです。 次にこの書楼を訪れるのはどなたでしょうか。と早くも次作を期待しています。
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本当に、すき。 10年前に読んでいたら、さぞかし歴史を楽しめたろう。そうでもないか。 今だからこそ、楽しめるのかもしれない。 なまえのない、女性。名前だけ知っている、偉大なひとたち。 主人公への共感と、弔堂の空気。 知への憧れ。ただし、本は面白ければそれで良い。 すべてが、好き...
本当に、すき。 10年前に読んでいたら、さぞかし歴史を楽しめたろう。そうでもないか。 今だからこそ、楽しめるのかもしれない。 なまえのない、女性。名前だけ知っている、偉大なひとたち。 主人公への共感と、弔堂の空気。 知への憧れ。ただし、本は面白ければそれで良い。 すべてが、好き。
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語り手がかわった以外は前作とほぼ同じスタイル。 大きな動きや変化・事件はないけれど、シンプルながらも飽きない物語。
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一番好きな話は『探書拾 変節』 ハル。苗字が出てきた時にああっ!って思いました。 あと、塔子の考え方というか気持ちが分からなくはない。考えようとすると少し陰鬱な気持ちになって考えることを止めて逃げてしまう。けれど何も解決するわけではない。 松岡氏は出てきたところで、分かったん...
一番好きな話は『探書拾 変節』 ハル。苗字が出てきた時にああっ!って思いました。 あと、塔子の考え方というか気持ちが分からなくはない。考えようとすると少し陰鬱な気持ちになって考えることを止めて逃げてしまう。けれど何も解決するわけではない。 松岡氏は出てきたところで、分かったんですが全編出てくるとは思いませんでした。 ところで龍典さんは結局のところ何者なのでしょうか…?
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