雪煙チェイス の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2022/07/09

無実の罪を着せられるという設定は結構あるけれど、それを知らされる前から先手を打って、という展開は中々良かった。にしても友達の機転よ。
結末は違う予想を立てていて失速感が多少あったけど、どこか爽やかさも感じた。

2022/05/11

スキー場シリーズ。
今回は殺人の容疑を掛けられた大学生が自身の無罪の証明をするため、その証言の出来る「女神」を探す物語。
少し吞気な主人公と的外れな警察組織。
コミカルな感じで読めました。
終盤から解決に向けて都合いいくらいにトントン拍子でしたが。
軽く読むにいい作品だったと思います。

2022/02/05

　この辺りからこのシリーズがしんどくなってくる。いくらなんでも、素人がアリバイ証人を少ない手がかりから自力で見つけるなんて無理がある。スキー場やウィンタースポーツを盛り上げたいという著者の想いはわかるので、わがままかもしれないが、エンタメ系ではなく幾分シリアスな作品を作っていただきたい。
　ゲレンデ・ウェディングは実際に間近で見たら華やかで綺麗だろうな。

2022/01/25

あっさりしてたなー。
いろいろ捏ねくりまわしてなくて、ある程度予想できて気分よく読めた。
展開のテンポがそんなに早く感じなかったけど、眠くなくどんどん読み続けられる。

2022/01/07

三鷹市の一軒家で、80歳の老人・福丸陣吉が殺されていた。
殺人の容疑をかけられた、大学生の脇坂竜実は、福丸の愛犬の散歩のアルバイトをしていた。

竜実には、事件の有った時間に、新月高原スキー場にいたという、アリバイが有ったが、それを証明出来なかった。

アリバイを証明するには、唯一、新月高原スキー場で出会った、正体不明の美人スノーボーダーを探すしかない。

彼女を探す唯一の手がかりは、彼女が「黒沢温泉スキー場が、ホームグランドだ」と言った言葉だけだったが、友人、波川省吾と二人で、彼女を探しに、黒沢温泉スキー場へと向かう。

その二人を追いかける、刑事・小杉敦彦と後輩白井の二人は、
「一課が来るまでに、犯人逮捕の目処を立てろ！」と所轄の課長・大和田と、本庁の花菱とのライバル同士の手柄合戦に翻弄される。

証人を探す竜実と波川。
それを追う、刑事。
それぞれに協力者が現れ、追いつ追われつ
ハラハラ、ドキドキ。

スピード感溢れる、一気読みの作品。

2022/01/01

殺人事件の容疑者になってしまった主人公。

アリバイを証明するために、スキー場であった女性を探しに、別なスキー場へ。

もう、女性がなかなか見つからず。見つかったと思いきや、え、違うの？って何回かなりました。(それがまた面白かったりします)

2021/12/31

この作品を読む前に疾風ロンドを読みましょう！
ストーリーとは直接関係ない？ので必ず読まなくてもいいのかもしれませんが知った名前が出てきておーー！となります。そして最後にはおーー！な展開も！

ストーリーはさっぱりしています。東野さんらしいヒネりを期待してましたが。
スキーやボードの臨場感は相変わらずです！きっと東野さんがウインタースポーツが好きなんでしょうね、雪国生まれの自分としては嬉しいです！

2021/11/18

This novel was one of the most interesting of his ski-related books.

2021/11/05

殺人犯と疑われる主人公が、自らの無実を証明するためにゲレンデで出会ったアリバイ証人の美人を探すというストーリー。
ちょっと無理のある展開だけど、軽快な筆致でスラスラ楽しく読めるので、よし。

2021/11/01

警察から殺人容疑をかけられた大学生が、唯一の自身の無実の証言者を探すため、警察の手をすり抜けながらもスキー場で、証言者となってくれる「スキー技術の卓越した美女」を探すストーリー。
全てに理屈が通っていて、そんな中で警察官の(組織の中の下の人間の？)悲哀も描かれていて、そして何よりこのスキー場を舞台にしたシリーズ作品にずっと出てくる、根津と千晶を含めた恋愛模様も描かれていて、とても面白かった◎