まめまめくん の商品レビュー

デヴィッド・カリ(著者),ふしみみさを(訳者),セバスチャン・ムーラン

2024/08/17

まめまめくんは小さいからこそ、
しんどいこともたくさんあった。
いすにすわることも、たてぶえをふくのも、
運動をするのも、給食を食べるのも、
大変だった…

でも、
そんなぼくでも、そんなぼくだからこそ
できることがある！

誰にだって同じことが言えるのかなと思いました。先輩と自分やできる同期と自分を比べて苦しくなることもあるけれど、私には何ができるだろう、私だからできることがきっとあるはずと思って日々探し続けたいなと思いました。

2024/08/01

小さな男の子・まめまめくんのお話。
小さい頃は身体が小さくても何でも楽しかったけれど、学校に行きはじめると周りとの違いがあり…。
薄い小型の絵本。

【ママ評価】★★★★
細い線で描かれた小洒落た絵が素敵。
色も余白もオシャレな雰囲気があって、いかにもフランスの作家さんという感じがする。
薄い青緑色を基調とした色使いも可愛い。
ストーリーは少し意外な展開と結末だった。
身体が小さくて周りとの違いを感じた学校時代はスッと終わり、大人になる。
そして結末もスッと終わる。
日本の絵本だったらこういう展開はしないよな〜と感じるような、海外の絵本ならではの流れ。
日本の絵本だと、問題を解決したいというか、上手くいかないことを乗り越える姿が見たいというか、どうしてもメッセージ性がある内容になる気がする。
けれど海外の絵本だと、予想外の展開をしたりサラッと終わったり…けっこう呆気なかったりする。
そんな海外の空気感も感じられた。

【息子評価】★★★
表紙を見るなり「ねむたいんだね」つぶやいた息子。
子どもの素直な感覚って面白い。
車が大好きな息子なので、作中に登場する車にやたら食いついていた。
「これ、もってるやつだ！」と車を指差して、なぜかハイテンションだった。
2歳10ヶ月

2024/06/08

人と比べると驚くほど小さい、まめまめくん。小さいが故に苦手なこともいっぱいあるけど、個性を活かして活躍することもできる。海外の絵本なのに、日本の絵本のような可愛らしさのある絵本とも思います。

2024/06/08

生まれたときから豆つぶみたいに小さかったまめまめくん。自分が小さいことなど気にもせずに楽しく過ごす。が、小学校に入学したら難しいことが続出。できないことが多くひとりで過ごす。そんなまめまめくんもやがて立派な大人になりすばらしい仕事を待つ。きっときっとどんな人にもその人を活かせる場所はあるはずってまめまめくんがおしえてくれる。

2023/03/14

3歳4ヶ月。図書館。

素敵なお話です。

金子みすゞさんの
「みんなちがって、みんないい」を
思い出しました。

身体の小さなまめまめくんは
人と自分を比べると出来ないことがたくさん。

だけど、自分にしか出来ないことが必ずある。

それを教えてくれる物語です。

2021/11/08

たとえ、ちっちゃくても逞しく生きるまめまめくんの将来は、希望に満ち溢れています。これから苦難が待ち受けていようとも、まめまめくんのように笑顔で自信を持って乗り越えていってほしい。この先もずっと手元に残しておきたい素敵な絵本です。

2021/02/24

３歳～。かわいらしい絵、明るいストーリーで、多様性を優しく描く。肯定的に人生を受け止められるココロを育ててくれるはず。

2020/10/27

小学生以上になって何か困難にぶつかったときに読むと良さそうな本。

まめまめくんが自分にあった暮らしを自分で探して作り上げていく姿が素敵でした。

2020/09/13

うまれたばかりの「まめまめくん」がとってもかわいい。

自分のできることを探して行けばいい！と思わせてくれるとってもいい本。

2019/02/17

一寸法師をほうふつとさせるまめまめくん。が、彼は大きくならず、小さい自分にぴったりの仕事を見つける。