ペギーの居酒屋 の商品レビュー
自分の生きがいを見つけられるか…見つけた生きがいを誇りに思えるか… そんなことを考えつつ、美味しそうな居酒屋料理に居酒屋大好きな私としては飲みに行きたくてウズウズの一冊でした
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作者の喜多島隆さんがあとがきでも自ら書いているように、 「誠実に頑張った人間が必ず幸せになれるという僕の作風が、ぶれることはない。」 まさに、これだ。
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とても楽しく読了しました。「キャット・シッターの君に。」で出会った喜多嶋隆さんの「ペギーの居酒屋」(2016.11)良かったです。とてもいい居酒屋でした(^-^)おすすめです!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この著者のいつもの展開だが、いつもの葉山、鎌倉あたりがメインの舞台ではなく、千駄木の居酒屋が舞台。居酒屋がいかにあるべきかなど、いつもとちょっとちがう要素がある、さーっと読める。
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私は喜多嶋隆の悪者を勇気やアイディアで爽快に叩きのめす姿が好きだ。 今回はちょっとそれがクドく思えた反面、 居酒屋という場所、ペギィと女性編集者のサシ飲み、大家さんのアドバイスと、心の中にぽつんぽつんと言葉が染み入り、読後優しい心になれた作品。
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ベテランの作家さんのようですが、初めて読みました。 わりとよくあるエピソードで構成されているし、お料理もそんなに出てこないし、いろいろ都合よすぎる気もしますが、軽く読めて面白かったです。 スッキリした文章は、雑味のなさから来ているのかもしれませんね。
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ハーフのペギーは、2年間勤めていた広告代理店を退職することを決意。 なんとなく気になった千駄木の駅で降りたペギーは一軒の居酒屋に足を踏み入れる。 それが縁で、その居酒屋「休」で働くことになるが……。 2016年12月1日読了。 読んでいてふと思ったのは、これまで喜多嶋さんが描い...
ハーフのペギーは、2年間勤めていた広告代理店を退職することを決意。 なんとなく気になった千駄木の駅で降りたペギーは一軒の居酒屋に足を踏み入れる。 それが縁で、その居酒屋「休」で働くことになるが……。 2016年12月1日読了。 読んでいてふと思ったのは、これまで喜多嶋さんが描いてきたヒロイン像はペギーではなく、ペギーの母親の香澄だな、と。 これまでのヒロインたちが親になり、その後が描かれているように感じられて、なんだか不思議な気持ちになりました。 ペギーは今までのヒロインの凜とした部分は受け継ぎつつ、少し女性らしさが増して柔らかくなったというイメージ。 喜多嶋節を残しつつ、新鮮な感じで良かったです。
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