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ルネサンスの歴史 改版(上) の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2019/04/04

ルネサンスの思想的な部分を知りたかったのだけども、少し思ってたのとは違った。 なので、中断。違う本にいこう。 ただ、そこがズレてただけで、この膨大な出来事の記述は、いわゆる歴史書のなかでも異様にみえる。 アカデミックであることをあたまから拒否している姿勢もとても好感がもてる。 た...

ルネサンスの思想的な部分を知りたかったのだけども、少し思ってたのとは違った。 なので、中断。違う本にいこう。 ただ、そこがズレてただけで、この膨大な出来事の記述は、いわゆる歴史書のなかでも異様にみえる。 アカデミックであることをあたまから拒否している姿勢もとても好感がもてる。 ただ、今、求めてる水ではなかった。 ひとつは、イタリア人によるイタリアのルネサンスの歴史、ということ。ひとつまえの「はじめてわかるルネサンス」がそうであったように、ルネサンスをイタリア以外の視点で読みたい。 この本はとてもイタリア的でイタリア人に向けて書いてあると感じてしまう。 あと、ざっくばらんな物言いは悪くないが、ちょっと短絡的。 それはアカデミックかどうか、という問題はなく、ものごとにはもっといろんな視点があるべきと感じてしまうこと。

Posted byブクログ

2018/04/01

イタリア行くのに歴史を知ろうと思って読んだ。非常に読みやすくて、教皇派(グエルフ)と皇帝派(ギベリン)の争いやアヴィニョン捕囚などよくわかった。   「メディチ特有の知恵」が印象に残った。「祖国の父」コジモが政敵におとなしく逮捕されたり、「イル・マニフィコ(雅量ある人)」ロレン...

イタリア行くのに歴史を知ろうと思って読んだ。非常に読みやすくて、教皇派(グエルフ)と皇帝派(ギベリン)の争いやアヴィニョン捕囚などよくわかった。   「メディチ特有の知恵」が印象に残った。「祖国の父」コジモが政敵におとなしく逮捕されたり、「イル・マニフィコ(雅量ある人)」ロレンツォが敵国ナポリに単身乗り込んだり。振る舞いが独特で魅力的。   「イル・マニフィコは民衆文化に強い関心を持ち、新しい普及の手段に訴えて、大衆の文化水準を引き上げようとした」ってとこが大衆向けの歴史を書く著者モンタネッリに重なった。

Posted byブクログ

2016/11/16

政治・経済・文化に撩乱と咲き誇ったイタリアは、宗教改革と反宗教改革を分水嶺としてヨーロッパ史の主役から舞台装置へと転落する。〈解説〉澤井繁男

Posted byブクログ