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地方創生大全 の商品レビュー

3.8

52件のお客様レビュー

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2019/01/07

・地方創生というのは、ゆるキャラ、みちの駅の成功事例であったりとか、ふるさと納税とかそういった流行にながされるのではなく、現実的な戦略に基づく施策が求められていて、そのイニシャルの部分に補助金を当ててエコシステムを構築するのが良い。 ・コンサル任せにせず、地域側で責任を明確化する...

・地方創生というのは、ゆるキャラ、みちの駅の成功事例であったりとか、ふるさと納税とかそういった流行にながされるのではなく、現実的な戦略に基づく施策が求められていて、そのイニシャルの部分に補助金を当ててエコシステムを構築するのが良い。 ・コンサル任せにせず、地域側で責任を明確化すること、地域住民の様々な声に惑わされすぎず早期に正しい意思決定することが求められる。 ・行政は先を見据え、予算獲得ばかりに目を向けるのではなく、真剣に財政の健全化に取り組むべき。

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2018/10/28

【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・「ゆるキャラ」なんて、大の大人が税金ぶち込んでマヂメにやることか?という...

【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・「ゆるキャラ」なんて、大の大人が税金ぶち込んでマヂメにやることか?という導入部に象徴されるように、地方創生について流布してる通説や定説をきちんと考えて根本からひっくり返す、と言うか思考停止をしないで提言している本という感じ。 ・「大全」本だからチェックリストなんかも付いて、ちょっとマニュアル的と言うか指南書的な意匠。これで¥1,500なら悪くはないか。 【目次】

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2018/10/21

著者は紫波のオガールプロジェクトにも関わった木下斉氏。 いかに地方が無意味な事業を乱発しているか、行政がまちを貶めているかが述べられている。 他にも「稼ぐまちが地方を変える」「福岡市が地方最強の都市になった理由」等が有名。

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2018/09/02

読みやすい。自分ごととして地域創生に取り組めとのメッセージ。アンチパターンが載っている。 で、どうすればいいかは書いてない。そういうものだとは思うが、もやもやする。

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2018/07/08

地方活性化に関するサービス開発を絶賛考えている私としては当書籍は衝撃を受けた。 というのも地元で育ちずっと思ってたがフワッと言えなかったことを専門家の方がズバッと論理的に言ってくれた。また地方創生に関わるものでなくても会社組織という考えでも非常に参考になるといえる。

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2018/05/06

・販売できる商品を、生産者と共に作り上げていく。 ・限られた一部の人達に熱烈に支持される突出したコンテンツを用意する。 ・積小為大の法則 ・地域活性化で目指すべきは「所得向上」。人口減少がプラスになる可能性も。 ・人材について重要なのは、育成ではなく「発掘」 ・人口減少が、地域の...

・販売できる商品を、生産者と共に作り上げていく。 ・限られた一部の人達に熱烈に支持される突出したコンテンツを用意する。 ・積小為大の法則 ・地域活性化で目指すべきは「所得向上」。人口減少がプラスになる可能性も。 ・人材について重要なのは、育成ではなく「発掘」 ・人口減少が、地域の生産性を高めるチャンスになる。 ・やって成果が出れば、賛同者は増える。合意形成は、最初にするものではなく、やった結果をもってなされるべきもの。

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2018/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

万能より特化型 オガールのバレーコート U2の自転車 稼いでいるマルシェは地産地消にこだわらない 小さく積み重ねる実践者の連携がカギ 10万人が千円ではなく1000人が10万円使う観光

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2018/02/10

数々の地域活性化プロジェクトを手がけたという著者の経験が詰まった一冊。全国的・歴史的にも上手くいっている事例は多くないが、失敗の原因を冷静に、適切に語っている。ただ、「民間が」「ビジネスセンスを持って」「責任の所在を明確にし「撤退基準を定め」「小さく素早く行動する」という原理の繰...

数々の地域活性化プロジェクトを手がけたという著者の経験が詰まった一冊。全国的・歴史的にも上手くいっている事例は多くないが、失敗の原因を冷静に、適切に語っている。ただ、「民間が」「ビジネスセンスを持って」「責任の所在を明確にし「撤退基準を定め」「小さく素早く行動する」という原理の繰り返しで、やや深みがない気もする。

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2017/07/04

ゆるキャラはお手軽なだけに飛びつきやすいが、経済効果は疑問。 経済効果は純増ではない。トレードオフと供給のボトルネックが考慮されていない。 食べたいもの、ではなく原材料を消化するための特産品。高い。 凡庸な地域と商材で地域ブランドを作ろうとする。 売れるからブランド化する。 ...

ゆるキャラはお手軽なだけに飛びつきやすいが、経済効果は疑問。 経済効果は純増ではない。トレードオフと供給のボトルネックが考慮されていない。 食べたいもの、ではなく原材料を消化するための特産品。高い。 凡庸な地域と商材で地域ブランドを作ろうとする。 売れるからブランド化する。 プレミアム商品券。特化した商品を売るべき。 ビジネスコンペ。見えない壁。 石垣島のティーラアース。 コンパクトシティ、津山市のアルネ津山、青森市のアウガの失敗例。 視察見学対応で忙殺される、講演会の依頼。モデル事業化のワナ。降ってくるお金で潰される。 日本の公園は禁止だらけで何もできない。 大通公園のビアガーデンが日本一。 岩手県紫波町(しわまち)=民間の作る図書館で町おこし。武雄市とは真逆の発想。 人口減少対策の前に財政再建、自治体経営の見直しを。 観光客数ではなく観光消費単価。文化やライフスタイルで稼ぐ。 八戸の八食センター。八食100円バス。 ふるさと納税=税金頼みの地方産品の安売り。地元産業の自治体依存。歳出拡大=予算をどう使うか、を考え始める。 二宮金次郎は地域再生のプロ。名ばかりコンサルタントに任せると失敗する。そもそもコンサルタントは落札後初めて成功地域にヒアリングに行く程度。 撤退戦略がない第三セクター。活性化事業。 合意形成=集団意思決定は間違い。

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2017/04/15

タイトル通り、地方創生に関して詳しく考察されている本。地方創生を行うにあたって合意形成を進めていくことが、如何に個性を無くして行くのか。ただ、地方で立ち振る舞うには周囲の合意形成が重要であり、尖って進んでいくにはかなりの困難を極めると思う。

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