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あなたの人生、片づけます の商品レビュー

4

298件のお客様レビュー

  1. 5つ

    79

  2. 4つ

    138

  3. 3つ

    60

  4. 2つ

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2023/04/26

汚部屋片付けたいが、片付けられないという困った人を お助けする物語。 汚部屋になる住人の神経がよくわからん。 スッキリ片付いているほうが、人生楽しいかと思うが。 汚部屋住人に虚寒できないので、 ちょいとイラっとしてしまった。 話的には普通。

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2023/04/26

とまりさんが面白すぎる というかケース3の豪商の館の老婦人との掛け合いがおもしろすぎる。 ケース1と2に比べて気合いが入りすぎている。

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2023/04/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった。 あからさまな汚部屋の時もあれば、一見きれいに片付いているけど実は…な展開もあり。 タイトルの通り、部屋の主たちは心に色々な問題を抱えて、そのせいでゴミが溜まってしまったんだなと感じた。 最後は主人公の一人称で、何で?このパターンは主人公も何か心の闇があったりするタイプなんか?と思ったけど、読んでいくうちに「あーなるほど」と合点がいった。 掃除がめちゃくちゃ好きな主人公。信じられない。

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2023/04/16

この本を読むと自宅の片付けもやりたくなる。物にあふれている環境というのは物質的には満たされているけど、心の面では何かを問題を抱えていることも多い。片付けを通してその人物の人生にも良い結果をもたらしていくところが読んでいて気持ちが良く、一気に読める。話のテイストはどれも同じではある...

この本を読むと自宅の片付けもやりたくなる。物にあふれている環境というのは物質的には満たされているけど、心の面では何かを問題を抱えていることも多い。片付けを通してその人物の人生にも良い結果をもたらしていくところが読んでいて気持ちが良く、一気に読める。話のテイストはどれも同じではあるが、楽しめる一冊だと思う。

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2023/04/11

社内不倫に疲れた30代OL、妻に先立たれた老人、子供に見捨てられた資産家老女、一部屋だけ片づいた部屋がある主婦…。『部屋を片づけられない人間は、心に問題がある』と考えている片づけ屋・大庭十萬里は、原因を探りながら汚部屋を綺麗な部屋に甦らせる。(e-honより)

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2023/10/18

垣谷美雨さんの本を読むのはこれで何冊目だろう。 5冊以上は読んだはず。 どれも社会派小説として、非常に楽しめた。自分はこの人のファンだ。 だけど、この人の短編を読むのはこれが初めて。 形式としては連作短編集。片付け屋のトマリさんが登場し、四人の人生を少し変えていく。 それぞれ...

垣谷美雨さんの本を読むのはこれで何冊目だろう。 5冊以上は読んだはず。 どれも社会派小説として、非常に楽しめた。自分はこの人のファンだ。 だけど、この人の短編を読むのはこれが初めて。 形式としては連作短編集。片付け屋のトマリさんが登場し、四人の人生を少し変えていく。 それぞれの話の内容というか人物と設定については、よくある感じ… この作者に特有なエグミが少なくて、正直に言えば物足りなさがある 強いていえば一作目。同僚の女性のハウスパーティーで子守を押し付けられる描写はなかなか来るものがあったw

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2023/04/07

面白い、読みやすかった。 「 もしも人生最後のゴミの日だったら 」の言葉は 心に留めておきたいなと思いました。 片付けられない " こと " よりも なぜ片付けられないのかっていう " 心情 " に 着目する点も個人的に面白いなと感じま...

面白い、読みやすかった。 「 もしも人生最後のゴミの日だったら 」の言葉は 心に留めておきたいなと思いました。 片付けられない " こと " よりも なぜ片付けられないのかっていう " 心情 " に 着目する点も個人的に面白いなと感じました。 私も掃除苦手だから大庭さんに手伝ってほしいー!

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2023/03/21

大庭十萬里さんというお片付けコーディネーターが、部屋を片付けられない家庭に行ってお片付けしてしまうというお話。物理的にただ綺麗にするのではなく、なぜ片付けられないのかという人間の心理を深く洞察し、当事者の家族を巻き込んで問題解決にあたる。4つのケースが集まった短編集ともいえる。 ...

大庭十萬里さんというお片付けコーディネーターが、部屋を片付けられない家庭に行ってお片付けしてしまうというお話。物理的にただ綺麗にするのではなく、なぜ片付けられないのかという人間の心理を深く洞察し、当事者の家族を巻き込んで問題解決にあたる。4つのケースが集まった短編集ともいえる。 大庭さんに、依頼する人は部屋が片付けられない当事者ではなく、みかねた家族から依頼されるパターンが多い。当事者は、片付ける気などさらさらない。最初は適当にいなして大庭さんに帰ってもらおうとするのだが・・・ 心理的な要因で、片付けられない人たちは自分ではモノに溢れた状態が気になっていない。そんな人たちの人生そのものに向き合っていく。人間は幸せになるために生きるべきであり、人それぞれにある幸せとは何かを気づかせてくれる。 暖かい気持ちになれる小説だった。

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2023/02/21

汚部屋の住民の心ごと片付けていく。部屋が汚くなるのには、理由がある。ただ妻に先立たれたおじいさんは単純に片付けの仕方がわからないし片付ける意味もわかってなさそう。笑 家事の無能っぷりの描き方が垣谷さんの男性への憎しみがこもっているかのようで笑える。最終話は泣ける。子供は生きている...

汚部屋の住民の心ごと片付けていく。部屋が汚くなるのには、理由がある。ただ妻に先立たれたおじいさんは単純に片付けの仕方がわからないし片付ける意味もわかってなさそう。笑 家事の無能っぷりの描き方が垣谷さんの男性への憎しみがこもっているかのようで笑える。最終話は泣ける。子供は生きているだけで感謝なのだ。

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2023/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

不倫相手からのプロポーズ。5年も待たされているのに、最後には自分のところに来ると信じてしまう。妻に先立たれ家事一切できない男は、共働きの娘に家事をしてもらっているし、片づけもしない。 思い出の品や買い込んだ食糧に囲まれて、きっと来ない日に備える老女。息子を失った哀しみがいえず、役目を果たさない主婦。 部屋の汚れは心の乱れというが、限りある人生を大切に生きるため片づけ屋の十萬里の指導が入る。 あの世には何ひとつ持っていけないって、その通りだなと思った。

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