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あなたの人生、片づけます の商品レビュー

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298件のお客様レビュー

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2023/07/08

自分の母親に読ませたいと心から思った。 物がいっぱい詰め込まれた部屋で生活する母。 買ってくる物は多いのに、捨てたがる物はほとんどない。 コレを読んだら何か変わるきっかけにはなるんじゃないかと。

Posted byブクログ

2023/07/04

『カリスマ片付け人トマリ』さんが心の持ち様を気づかせることで依頼人の行動を変えていく。 本人が気付かないなら言わないと伝わらないと正論をバシバシ言う場面は読んでいて気持ち良い。 だからといってドンドン捨てて片付けていくわけではなく、登場人物の問題が深くて、接し方を悩んでいるときも...

『カリスマ片付け人トマリ』さんが心の持ち様を気づかせることで依頼人の行動を変えていく。 本人が気付かないなら言わないと伝わらないと正論をバシバシ言う場面は読んでいて気持ち良い。 だからといってドンドン捨てて片付けていくわけではなく、登場人物の問題が深くて、接し方を悩んでいるときもあり人間的で共感をもてた。 誰しも仕事って最初からできるわけないよねー 積み重ねだよねーと思いながら読みました。 家の片付けが問題化するときは家族の形が変わる時なので、自分にとっても考えさせられるお話。 とにかくそれぞれの家族が優しい。

Posted byブクログ

2023/07/06

垣谷ワールド=極端な設定で登場人物を泳がせる。なぜ「汚べや」になるか。心理的に解決。いわゆる「整理の仕方」「断捨離」本ではない。

Posted byブクログ

2023/06/29

私の場合、部屋が散らかってるときって仕事が忙しかったり、遊びも含め予定が立て込んでたり、精神的に又は身体的に疲れているとき。 散らかって行く過程では全く気付かず、すん〜ごく散らかってからふと、「部屋の有様」と共に「自分の状況」に気が付く。 この小説は「自分の状況」に気づけてな...

私の場合、部屋が散らかってるときって仕事が忙しかったり、遊びも含め予定が立て込んでたり、精神的に又は身体的に疲れているとき。 散らかって行く過程では全く気付かず、すん〜ごく散らかってからふと、「部屋の有様」と共に「自分の状況」に気が付く。 この小説は「自分の状況」に気づけてない人たちが本来の自分を取り戻し、リセットと言うかある意味少し強くなっていく前向きなお話。

Posted byブクログ

2023/07/09

先月、実家に帰省した時に母が「最近、垣谷美雨さんにハマっている」と言っていたのを思い出して、借りてきた本書。 「片づけ屋」大庭十萬里が、お部屋の片付けを通して依頼者の心も整理していく物語。連作四編が収録されています。 本書に登場する片付けられない人達は、所謂“汚部屋”レベルの...

先月、実家に帰省した時に母が「最近、垣谷美雨さんにハマっている」と言っていたのを思い出して、借りてきた本書。 「片づけ屋」大庭十萬里が、お部屋の片付けを通して依頼者の心も整理していく物語。連作四編が収録されています。 本書に登場する片付けられない人達は、所謂“汚部屋”レベルの人から、整頓はできているけれど不用品が捨てられない人まで状況は様々で、その原因となる心模様もそれぞれ異なります。 「ケース3豪商の館」の“捨てられない”老女の話は、異常なストックの多さとか、まさに“実家あるある”という感じで、“オカンよ・・ちゃんとこの話読んだ?”と思わず苦笑したくなりました。 全然使っていないのに、“まだ使えるから”、“高価だったから”、“モノは良いから”等々の理由で、処分できないというくだりは、“あぁ、あるわ~。”と、私自身、身につまされるところがありましたね。 さらに、“自分が要らない物は他人も要らない”という台詞も、“デスヨネ~・・”と、ぐうの音も出ない感じです。 このように、お部屋と心を整理してくれる十萬里さんですが、途中まで“何だか無愛想だしコミュ力もないし、よくわからんキャラだな・・”と思いながら読んでいたのですが、「ケース4きれいすぎる部屋」が十萬里さん目線で描かれていて、結果、十萬里さんは普通にいい人でした。 (ケース1~ケース3までの変な人キャラは何だったの?と思わないでもないですが) で、ケース4では交通事故で息子を亡くして以来、その喪失感から亡くなった息子の部屋だけ綺麗にして、それ以外は家事放棄状態の主婦・麻美子さんが登場するのですが、十萬里さんは彼女のとその家族の為に、麻美子さんと同じ境遇の母親との会合をセッティングするなど尽力してくれるのです。 そのおかげで、麻美子さんが回復していく様子を読んで良かったね・・としみじみ思いました。 どの話も希望が見える終わり方で、読後感も爽やかですし、何より“私も不用品を処分しよう!”と背中を押してもらったような気がします~。

Posted byブクログ

2023/06/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

片付け屋さんの大庭十萬里さんが主人公。この本に出てくる4人のケースも含め、十萬里さんは『部屋を片付けられない人間は、心に問題がある』という。そんな心を解きほぐすようにして問題を解決していくのが十萬里さん流の片付けなんです。 私は散らかってる部屋が嫌いなので片付けはしている方かな…と思って読んでいたけれど、ケース3の豪商の館のご婦人同様、使わないのにいつか使うかも?いつか着るかも?と捨てずに取ってある物がたくさんあって引出しはパンパン。他人事ではなかった。 『明日がゴミ出し出来る最後の日だったら…』の言葉を胸に少しずつ処分しようと思いました。

Posted byブクログ

2023/06/16

作者は人の心の痛みがわかる人。この本の『ケース4・ 綺麗すぎる部屋』を読んで その思いを深くした。私は 片付け魔だから、片付けられない人のお話は関係ないと思っていたが、「 三千円の使いかた」を書いた原田ひ香さんの解説を垣谷美雨さんが書かれていて、その的確さに一気に垣谷さんに興味が...

作者は人の心の痛みがわかる人。この本の『ケース4・ 綺麗すぎる部屋』を読んで その思いを深くした。私は 片付け魔だから、片付けられない人のお話は関係ないと思っていたが、「 三千円の使いかた」を書いた原田ひ香さんの解説を垣谷美雨さんが書かれていて、その的確さに一気に垣谷さんに興味が 湧いた。そしてこの本を読み、作者の人柄に触れた気がして嬉しくなった。 《ケース3・豪商の館》の「奥様は 物を捨てることに対して何か不安感みたいなものをお持ちなんでしょうか?」という言葉にドキッとし、「火災 道具 一式を処分するのに150万円もかかった」という言葉にため息が出た。《ケース 1・精算》 《ケース 4・綺麗すぎる部屋》には、汚部屋になってしまうその部屋の主の、心の裏側に問題があった。ここに登場する汚部屋や溜め込み屋の登場人物たちは、だらしないわけではなく、むしろ 綺麗に生活していた人達だ。不運な出来事や、孤独な環境がきっかけで歯車が狂ってしまうと綺麗だった部屋が汚部屋になってしまう。そのことを思い知らされた。 この本を読み、私が死んでから、身内に家財道具のことで迷惑をかけたくない! その思いがとても強くなった。不用品はフリマサイトに出し、空っぽの状態を作っていこう。 自分にとって綺麗な部屋は、人にとっても迷惑にならない部屋なのである。 それを教えてくれた。

Posted byブクログ

2023/06/09

Audible読了 我が家はモノが多い。。。 解答はとても明快で、自分が物欲にまかせて買ってるからだ。収集欲という可愛いモンスターを放し飼いにしている。 それが、心の問題だとは、、、とは薄々そんな気はしていた。けれど、片づけ屋のおばちゃんの一言一言を聞いていると、まるで1+1は2...

Audible読了 我が家はモノが多い。。。 解答はとても明快で、自分が物欲にまかせて買ってるからだ。収集欲という可愛いモンスターを放し飼いにしている。 それが、心の問題だとは、、、とは薄々そんな気はしていた。けれど、片づけ屋のおばちゃんの一言一言を聞いていると、まるで1+1は2でございましょう?と聞こえてくるのはなんでだろう。こんなにも分かりやすいことを、わたしはなんでやれてなかったんだっけ? こんまりさんとか読んでいないので、軽々しくベストとか言えないけれど、もし、あなたの生活に具体的に影響を与えてしまいそうな小説ランキング、というものがあるならば間違いなくベストだと思う。 ・・・ 一昔前、自分が生まれたのと同じ年の消費期限が書かれた瓶詰めのトマトを、タンスの奥から発見した時には、母に詰め寄って苦言を呈したものだ。母は間違いなく買い物依存症だった。父が死んでからはますます買い置きが増えた。買い置きのためのタンスも増えた。 遺品整理をしながら、自分こそはぜったいにこうなるまい、と人知れず誓った。今はメルカリもブックオフもある。モノはいつでも手放せるし、お金に換えられるのだ。 だけどもだけど、気付けばそれらは買い物のためのツールと化していた。何百件の評価は、出品者ではなく購入者として付いている。しまいに、メルカリで売れるからひとまず置いておこう、というメルカリ部屋まで爆誕させてしまった。 これは病気だ。 おれは病気だ。 いやいや、病気じゃなくて、きっと心の目詰まりみたいなもんなんだ、と思いたい。 とまりさんありがとう。 最初にとまりを見た人間が、判を押したように同じリアクションをする。何度もやられるので、思わずクスッとしてしまう。まるでドリフのような掴みの所から、既にあなたの虜になっていたようです。 少しは片付けができそう。 次はダイエット本、いっときます。

Posted byブクログ

2023/06/05

垣谷先生は本当に日常のちょっとした問題を紐解くのがうまい!!! 帯の通り、読後はめちゃめちゃ掃除したくなりました。 家の状態は心の状態を反映するっていうのは納得なので、家が荒れ始めたら、「ああ、私の心も荒れてるんだなー」と思うようにしてます。 定期的に読みたい1冊!!

Posted byブクログ

2023/06/04

部屋を片付けられないということは... 何かしら心にその原因があるということのよう... なかなか興味深く読む。 一気読みです。

Posted byブクログ