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これから買う人の仮想通貨入門 の商品レビュー

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2016/09/11

数年前だと思いますが、ビットコインに関するニュースが流れた時、仮想通貨というものが世間に認知され始めたと思いました。正確には、私が初めてその名前をしったというのもありますが。 それ以来、仮想通貨とは何か、毎日のように使っている、電子マネーやクレジットカードとどう異なるのか、自分...

数年前だと思いますが、ビットコインに関するニュースが流れた時、仮想通貨というものが世間に認知され始めたと思いました。正確には、私が初めてその名前をしったというのもありますが。 それ以来、仮想通貨とは何か、毎日のように使っている、電子マネーやクレジットカードとどう異なるのか、自分の生活及ぼす影響はどうなるのかについて考えてきました。 調べてみると、多くの仮想通貨に関する本がすでに出版されていて、更に、ビットコインを始めとして多くの仮想通貨がすでに発行されているという、私にとっての衝撃の事実も知りました。 この本によれば、最も大きい仮想通貨が、ビットコインとで、その次が、リップルコインのようです。お互いにメリットとデメリットがあって、その両者のイイとこ取り、をしたのが、この本で紹介されている「フュージョンコイン」になるのでしょうか。。今後の成り行きが注目されますね。 以下は気になったポイントです。 ・アメリカでは新しい産業(グーグルやアップル等)が米国経済をリードしていて、従来の製造業が復活しているわけではない。(p13) ・金融とテクノロジーをかけ算し、まったく新しいサービスを作り出そうと試みるムーブメントは、Fintech(フィンテック)と呼ばれる(p23) ・フィンテックを推進する新たなキーテクノロジーは、1)スマートフォン、2)ライフログ、3)クラウド、4)人工知能(AI)、5)ブロックチェーン(p25) ・フィンテックに関して出遅れ感のある日本でも、2015.12に金融庁が積極的に関与していく方針を打ち出した。2016.3に改正資金決済法案の提出(p27、31) ・ビットコインに設定されている高度な暗号を解くことにより、仮想通貨を入手できる。これをマイニングという(p48) ・仮想通貨には、ビットコインのようなマイニングタイプと、発行総数全てを最初から用意しているタイプ(購入された分から順に市場に送り出す)タイプがある、フュージョンコインもこのタイプ(p49、100) ・ナカモトサトシの発明のポイントは、1)P2P電子マネーにより金融機関を通さない直接的オンライン取引可能、2)高度なプログラムを説く必要があるため、偽造不可能、3)銀行・中央政府が介在しなくても、ユーザ間の相互信頼があれば仮想通貨は成立する(p75) ・初めてビットコインが決済に使用されたのは、2010.5にフロリダにて。ビットコイン1万枚=25ドル相当のピザ、いまではそれが6億円相当の資産価値がある(p80) ・ビットコインと異なり、リップルには運営する主体がある。この会社自体をリップル、と呼ぶことがある。ゲートウェイという取引所を通じて、ドルや円などの通貨を交換可能、この時の単位が「XRP」である(p98) ・フュージョンコインの価格は、当面はリップル「XRP」の価格と連動して運用される。リップルプロトコルに基づいたIOUを採用しているため、その価値はリップルと同価値で推移する。(p118) ・フュージョンコインの運営者は、XFC(フュージョンコインの単位)をマーケットに全部発行し、市場が活性化された時点で、切り離しを考えている(p121) ・現在、1XFCが約1.9ドルなので、約200円、3000万枚とすると、約60億円程度の市場である。(p122、128) ・Crypto-Currency Market Cap IT alizationsというサイトを見ると、2016年6月現在、600種類以上の仮想通貨が流通しているが、そのすべてが現金化できるわけではない(p124) 2016年9月11日作成

Posted byブクログ