ひまなこなべ の商品レビュー
生きることは周りの命をいただきながら、そして動物だけでなく、道具にも命がある。アイヌの生活様式を通じて、生きる上での大切なことを学ぶことができる。小学生の高学年くらいが、対象かな?幼い子には難しかったので、子供には読みませんでした。
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ふんわりした色合いも、丸い目のクマや神さまも、とっても愛らしい。アイヌの模様、散りばめられたモチーフ、なんだか手作り感あふれる優しい肌触りのする絵本です。 アイヌの考え方や暮らしを知るきっかけになります。
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狩猟民族のものの考え方って、どの民族でも似通ったものがあるんだな。そりゃそうよね。 道具に神が宿るので大事にという信仰は、すぐにこの道具を適切に使わなければ命が危ない状況もありえる環境で、道具を常に万全の状態で調えておくことを伝えるための物語だったんだろう。
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絵がきれい。くまの頭にしゅりけんみたいなしるしがついているのがおもしろいなと思った。葉っぱも1まい1まい細かく書いてある。火の神はちょっとこわい。 北海道に行ったとき、アイヌのお話も聞いてきたらよかったと思った。こんどははくぶつ館とかも行ってみたい。(小3)
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千葉市美術館で開催された「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」での出展作家によるトークイベントで、ご本人による朗読を聞きました。 チリとチリリとはまた違ったアイヌの絵本をつくることになったきっかけや、絵本になるまでの裏話、二風谷で出会った方々、未来を生きる子供たちへのメッセージ。 ど...
千葉市美術館で開催された「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」での出展作家によるトークイベントで、ご本人による朗読を聞きました。 チリとチリリとはまた違ったアイヌの絵本をつくることになったきっかけや、絵本になるまでの裏話、二風谷で出会った方々、未来を生きる子供たちへのメッセージ。 どいさんの描く絵本のようなやさしくゆったりとした時間でしたが、内容の濃い1時間半でした。
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タイトルは暇な小鍋です。 アイヌの熊の神様にまつわる昔話で、昔の大和民族にも共通してあった「物にも魂が宿る」=「物を大切にしよう」というテーマがある。もう少しアイヌの民間伝承についての本を読みたくなった。
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どいかやさんといえば「チリとチリリ」が有名ですが、これ!と惚れこむまでに至らず、むしろイラストエッセイを買っていました。発売から買うまで時間がかかりましたが、どいかやさんの絵本ではNo.1だと某絵本屋の店主さんとも意見が一致、盛り上がった一冊。
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アイヌの民話。 民話っぽくない可愛い絵でした。 アイヌの文化って素晴らしい。生き物や道具など全てに感謝しながら生活する生き方、見習いたいです。
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萱野茂(文)&どいかや(絵)「ひまなこなべ(暇な小鍋)」、2016.8発行、アイヌの昔話です。どんな道具でも大切にして、洗うものはよく洗い、掃除するものはよく掃除して使うように語り継がれてきたそうです。
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萱野茂さんが文、どいかやさんが絵、そして帯には『ゴールデンカムイ』の野田サトルさんがコメントと絵を寄せている!!!と思い、すぐさまお買い上げ。 全てのものに神が宿るとするアイヌの考え方や、それらの神たちに生き生きとした感情を見出し、神々と人間が共に暮らしている様子が、優しいタッ...
萱野茂さんが文、どいかやさんが絵、そして帯には『ゴールデンカムイ』の野田サトルさんがコメントと絵を寄せている!!!と思い、すぐさまお買い上げ。 全てのものに神が宿るとするアイヌの考え方や、それらの神たちに生き生きとした感情を見出し、神々と人間が共に暮らしている様子が、優しいタッチで親しみやすく描かれています。 糧になってくれた動物への感謝、そして「また我々の元にいらしてくださいね」という手厚いもてなし。私たちもまた自然の一部であり、そうやって生かされている存在なのだから、自分のことも他人のことも尊重し、大事にしなければならないんだよ。小さいうちから自分の娘に教えていきたい大切なことが、全部入っています。 どいかやさん、以前に他の作品を拝見していっぺんにファンになってしまったんですけど、本作も素晴らしい……。アイヌ刺繍をモチーフにした飾り枠など、細部のこだわりが圧巻です。何時間でも見ていたい。
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