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水力発電が日本を救う の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2016/10/30

水力発電だとか、ダムだとか。そういったものにこれまで全く興味を持たれなかった人にとってのとっかかりとしてはよい一冊だと思います。 私自身は、実はそうでもないものですので、知っていることも多かったりいたしましたので、ちょっと物足りない感がございました。 付箋は12枚付きました。

Posted byブクログ

2016/10/01

環境問題を考える上で、単に自然を守ろうという言葉は、すでに時代遅れの考え方であろう。 と言うのも、少なくとも高度経済成長期においても、自然環境破壊は理解され、それと経済的メリット発展のバランスをとろうとしていたのである。残念なことに、その時代は経済発展を優先することが多かったの...

環境問題を考える上で、単に自然を守ろうという言葉は、すでに時代遅れの考え方であろう。 と言うのも、少なくとも高度経済成長期においても、自然環境破壊は理解され、それと経済的メリット発展のバランスをとろうとしていたのである。残念なことに、その時代は経済発展を優先することが多かったのである。 上記も軽く触れられながら、本誌では何よりも日本の地形を最大限活用するためには、水力発電を活用することが望ましいことを、様々な面から説いている。 説明されている内容は実に納得がいくもので、国土の約7割が山間地域で有り、年間降水量が3000mmmという条件は正に水力発電に向いているといえる。 水力発電を広げていくためには2つの課題があると思える。 1.水は誰のものでもなく共有財産であるという理解を構築すること 2.共有利用できるための法整備 3.これまでのダムの改修 これらが一部でも解決出来ると、そこからできる改善策を打つことができるはずである。これから、永遠には無いと分かっている、地下埋蔵資源に頼り切るのではなく、どこにでもある水力発電を活用することが良いと考えています。

Posted byブクログ