夫婦で行く意外とおいしいイギリス の商品レビュー
「清水義範」による旅エッセイ『夫婦で行く意外とおいしいイギリス』を読みました。 『ifの幕末』に続き「清水義範」作品です。 -----story------------- 加熱しただけで薄味、付き合せがいつも同じ…食事がイマイチといわれがちなイギリス。 著者夫妻も、英国人の料...
「清水義範」による旅エッセイ『夫婦で行く意外とおいしいイギリス』を読みました。 『ifの幕末』に続き「清水義範」作品です。 -----story------------- 加熱しただけで薄味、付き合せがいつも同じ…食事がイマイチといわれがちなイギリス。 著者夫妻も、英国人の料理への情熱のなさを感じつつ、古都の風情が残るエジンバラ、ネッシーで有名なネス湖、活気に満ちた首都ロンドンなどをしみじみ、ゆったり堪能する。 そして、ついに意外な食の楽しみに辿り着く!? かつて栄華を極めたイギリスの歴史や食の理解を深められ、旅行ガイドにもなるお得な一冊。 (解説/「井形慶子」) ----------------------- 14日間の団体旅行での英国ツアーでのエピソードを記録した作品… 旅行記にしては珍しいスタイルですね、、、 本作品を読んでいる期間は心身ともに慌ただしい時期だったこともあり… 中身をじっくり理解できず、字面を追い、ページを捲っただけの部分もあり、やや消化不良の面もありましたね。 ■第一章 エジンバラ ―古都のシックな味わい ■第二章 セント・アンドリューズとブレア城 ―ローランドからハイランドへ ■第三章 インヴァネスとスペイサイド ―モルト・ウイスキーはスコットランドの花 ■第四章 ネス湖からローモンド湖へ ―ネッシーの湖、妖精たちの湖 ■第五章 グラスゴーとハドリアヌスの長城 ―マッキントッシュの建築と駆け落ち婚の村 ■第六章 湖水地方の自然と美 ―ウィンダミア湖からピーター・ラビットとワーズワースの家へ ■第七章 ハワースからヨークへ ―ブロンテ姉妹の家と城壁のある街 ■第八章 チェスターとストラトフォード・アポン・エイヴォン―ハーフティンバ ー様式を見て、シェイクスピアの街へ ■第九章 コッツウォルズの田園風景 ―昔のままの田舎の村が美しい ■第十章 バースとストーンヘンジ ―ローマ時代の残像と先史時代の奇観 ■第十一章 オックスフォードとウィンザー城 ―学問のための街と、宮殿で華やかな街 ■第十二章 ロンドン ―新旧入り混じった活気に満ちた首都 ■解説 井形慶子 旅の始まりはスコットランドのエジンバラ、そこから、インヴァネスへ一度北上し、その後は、反転して南下… 湖水地方やストーンヘンジ等を経由しつつロンドンに向かう旅、、、 不味いと言われる、ハギスやローストターキー、ヨークシャープディングなどのイギリス料理をレポートしつつ、それぞれの地域の地理や歴史を解説してもらうような展開… 下味がついていないというか、塩がきいていないことが原因なんですかね。 個人的には、料理のことよりも、征服や侵略、襲撃、破壊、略奪、虐殺等の争いが続いた歴史の方が印象に残りましたね… 日本と同じ島国ですが、その歴史は大きく異なるんですねぇ、、、 料理の方は、パブでビールとフィッシュ・アンド・チップス、あとはアフタヌーン・ティーを愉しむくらいの方がイイ感じがします… あとは、ちょっと不安ですね、住んでりゃ慣れるのかもしれませんけどね。
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イギリス関連本にはまっており、立て続けに読んでいるが、この本もなかなかおもしろかった。奥さんと一緒の旅エッセイで興味深い。タイトルにおいしいとある通り、旅行中の食事について、どんなものを食べどんな印象を持ったか書かれている。それに加え、旅行中のあらゆることが述べられている。そして...
イギリス関連本にはまっており、立て続けに読んでいるが、この本もなかなかおもしろかった。奥さんと一緒の旅エッセイで興味深い。タイトルにおいしいとある通り、旅行中の食事について、どんなものを食べどんな印象を持ったか書かれている。それに加え、旅行中のあらゆることが述べられている。そして、訪問地にまつわる歴史についてまとめて書かれているのだが、それがすごく秀逸だと思った。これは好き嫌い別れるかもしれないが私にはとても興味深く読めた。しかし解説は例の井形慶子さんで、自分のことばかり書いていることには興ざめだった。
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旅行ガイドならガイドブックを読めば良いし、訪問地の歴史なら歴史書を読めば良い。「意外とおいしい」というタイトルに騙されて買ってしまったが、単なる定番ツアーの素人備忘録で全く読む意味のないくだらない本。途中で放り投げた。
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イギリスの食べ物がメインの本なのかと思いましたがイギリスの歴史がメインの本でした。北部の旅の様子が興味深かったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルに偽りあり。 国語入試問題必勝法の清水義範の本。意外とおいしい、とあったが、全くの期待はずれ。基本的に食に興味はないようだ。昼と夜のメニューを記録してはいるが、感想は下味がついてないのワンパタン。英国スタイルのたっぷりの朝食への言及はなく、ロンドンのレストランで食べたフィッシュアンドチップスが一番おいしかった、とのこと。酒を飲んで、タバコが吸えれば、あとはどうでもいいのだろう。 英国15日間ツアーで巡った場所を紹介し、英国の歴史をひたすらまとめました、という内容。 とってつけたようなタイトルは編集者の悪知恵だろう。
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写真あり、コンパクトな歴史著述がある旅行記。無味感想なガイドブックに食傷気味な人には、ピッタリ! 定着したイギリス料理のモノ足りない味の体験談を見て、やはりフィッシュ&チップスしかないのかと思う。 旅行行程は、イギリスの見どころを全て回るツアーは、働いている間は、無理だろ...
写真あり、コンパクトな歴史著述がある旅行記。無味感想なガイドブックに食傷気味な人には、ピッタリ! 定着したイギリス料理のモノ足りない味の体験談を見て、やはりフィッシュ&チップスしかないのかと思う。 旅行行程は、イギリスの見どころを全て回るツアーは、働いている間は、無理だろう。しかし、独特な文化を体験するために、いつかは行ってみたいなぁイギリスと思う作品。 1つお願いしたかったのは、サビルロードでスーツを仕立て、その体験談が欲しかったというのは、リーマンのヒガミになるのかな。 国家の問題だと思うのですが、旅行者が、イギリス以外のワインを飲まざるをえない物価の高さを、何とかすべきでは?、と思うのは、ワイン好きな私だけ?
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