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峠越え の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2016/08/18

久々に歴史小説が読みたいと思っていたら、こちらの本が発売されているのを知って読んでみる事に。 あらすじに書かれていた本能寺の変の衝撃の真相、確かに衝撃の真相だった(笑)あの内容が事実だったら本能寺の変、面白いな〜なんて事まで思ってしまったほど。 にしても、ここに書かれている徳...

久々に歴史小説が読みたいと思っていたら、こちらの本が発売されているのを知って読んでみる事に。 あらすじに書かれていた本能寺の変の衝撃の真相、確かに衝撃の真相だった(笑)あの内容が事実だったら本能寺の変、面白いな〜なんて事まで思ってしまったほど。 にしても、ここに書かれている徳川家康は"えっ、この人って後に246年も続いた徳川幕府の始祖だよね?そうだよね?"と確認したくなるほど、ビビリで凡庸なキャラクター。そして、上司の織田信長にビビリ、側近である部下たちにやいのやいの言われる、中間管理職的立場(会社の役職に当てはめて読んだら結構、面白かった 笑)面倒くさいったらありゃしない(笑) ただこの物語を読んでいると、決してビビリで凡庸な事がダメなんじゃないと気付かされる。 ビビリだから用心するし、凡庸だからあらゆる手段を総決算して局面を打破できたんだと。クライマックスの伊賀越えなんてまさに、そうな気がして。というか、そうなんだけれど。あとは、やいのやいの言う側近達なんて書いたけれどこの側近のチカラも大きい。(かなり人材は恵まれていたかと) タイトルの"峠越え"とは最初、伊賀越えの事だとずっと思っていたけれど実はあらゆる局面で襲ってくるピンチ、それを一歩一歩登って降りて、また登って降りてを繰り返した、それら全部を総称した"峠越え"なんである。

Posted byブクログ

2016/08/08

凡将家康はなぜ天下人になりえたのか?   今川、武田、織田と強大な勢力がのしかかる三河。部下にも呆れられる凡庸な武将家康には、越えるべき峠がいくつもあった。本能寺の衝撃の真相とは? 剛腕・伊東潤が家康生涯最大の切所「伊賀越え」に挑んだ!

Posted byブクログ