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あきない世傳 金と銀(二) の商品レビュー

4.2

154件のお客様レビュー

  1. 5つ

    53

  2. 4つ

    62

  3. 3つ

    23

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2024/11/09

明らかな悪者がいるストーリーは人物関係が分かりやすいし、それが店主であればストーリー展開に否応なく引き込まれます。本巻の終盤、急転直下でまさに一区切りつきそうなところを次男が店主となる事を承諾する条件で次巻が一層気になります。 主人公、幸は台詞が少ないこともありイマイチ感情移入出...

明らかな悪者がいるストーリーは人物関係が分かりやすいし、それが店主であればストーリー展開に否応なく引き込まれます。本巻の終盤、急転直下でまさに一区切りつきそうなところを次男が店主となる事を承諾する条件で次巻が一層気になります。 主人公、幸は台詞が少ないこともありイマイチ感情移入出来ない所もあるが次巻が楽しみではあります。

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2024/08/29

幸は人柄と聡さを見込まれて、女衆から店主の後妻となるが、夫が色狂いで働かない阿保ぼんさん。 ハラハラする展開で落ち着かないが、最後はまた続きが気になる終わり方。次への繋ぎが上手いなぁ~

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2024/08/23

あきない世傳金と銀シリーズ第2作。 女衆として呉服商五鈴屋に奉公する幸は、その商いの才を期待されて、あほぼんである店主徳兵衛の後添えとなる。 大坂での古くからの言い回し、縁と月日。物事がなるかならんは、ひとの想いや働きだけでは決まるもんやない。歳月をかけてゆっくりと時節を待て。味...

あきない世傳金と銀シリーズ第2作。 女衆として呉服商五鈴屋に奉公する幸は、その商いの才を期待されて、あほぼんである店主徳兵衛の後添えとなる。 大坂での古くからの言い回し、縁と月日。物事がなるかならんは、ひとの想いや働きだけでは決まるもんやない。歳月をかけてゆっくりと時節を待て。味わい深い言葉だ。

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2024/08/12

治兵衛の作戦で幸は四代目徳兵衛の妻になったが、夜の契りはなく、徳兵衛は相変わらずの廓通いであった。 幸は番頭の鉄助から色々教わり、呉服の知識を身に付けていく。 次男の惣次は伏見屋に見そめられ、婿入りの話が進む。 そんな中、徳兵衛が廓の帰りに溺れて亡くなる。 惣次が五代目徳...

治兵衛の作戦で幸は四代目徳兵衛の妻になったが、夜の契りはなく、徳兵衛は相変わらずの廓通いであった。 幸は番頭の鉄助から色々教わり、呉服の知識を身に付けていく。 次男の惣次は伏見屋に見そめられ、婿入りの話が進む。 そんな中、徳兵衛が廓の帰りに溺れて亡くなる。 惣次が五代目徳兵衛を継ぐ条件は幸を嫁にもらうことであった。話が面白くなってきた。

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2024/07/25

前巻から少し成長し、大人に近づいていく主人公。 感情表現が徐々に豊かになってきました! 最後の急展開を受けてしまったら次巻も読むしかなくなります☺️

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2024/06/16

治兵衛の説得により四代目徳兵衛の後添いとなる事を決意した幸。 しかし、徳兵衛は相変わらずの阿呆ぼんでどうせなら惣次とうまくいったらいいのになって思ってたらまさかの展開! 益々続きが気になります!

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2024/05/04

女衆の幸が、その才を見込まれて店主徳兵衛の後添えになり、呉服商売の何かを学んでいく。商才も努力もない阿呆ぼんに起きた不幸。運命に翻弄される幸のこれからは?いったいどうなって行くのか気になって一気に読み終えた。

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2024/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白くてすぐに読んでしまった。 四代目徳兵衛アホ過ぎるやん…。幸にも罵倒されるとは…。どうなることかと思ったけど、まさかの最期だった。 惣次といい感じになってきてるので、どうなるのか楽しみ。 最後の「治兵衛のあきない講座」で「三度の食事が粗末過ぎる」って意見があったけど、ホントにそれはそう。お漬物とかばっか食べてたらそりゃ卒中にもなるやん、と思った。 あと関係ないけど幸は美少女の設定なのに、表紙の女の子はそうでもないな…と思って見てしまった。

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2024/02/09

幸にとって身内の不幸が多すぎる。 でも、流石に四代目の不幸は気の毒とは思わなかった。 次から五鈴屋が、大きく生まれ変われることを期待する。

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2024/01/28

第1巻から読み始め、止まらなくなり、気づいたら朝5時過ぎてました。面白いだろうな、とは思っていましたが、期待以上に面白い。 1巻の感想で、幸は運が良い、と書きましたが、この巻でもそれは発揮され、阿呆ぼんと結婚はしましたが、いたされず(今観ているドラマでこういう表現をしていて、面白...

第1巻から読み始め、止まらなくなり、気づいたら朝5時過ぎてました。面白いだろうな、とは思っていましたが、期待以上に面白い。 1巻の感想で、幸は運が良い、と書きましたが、この巻でもそれは発揮され、阿呆ぼんと結婚はしましたが、いたされず(今観ているドラマでこういう表現をしていて、面白いなと思い、使ってみました)ご寮さんとして、店の内情や商売のやり方を教えてもらい、一生鍋の底を磨く生活から自分の才能を生かせる立場になれて、 結局良い方向に向かっている。そして、口うるさく非情だと思っていた次男の惣次の実は優しい人柄にもふれることができて、そんな時にまさかの阿呆ぼんの事故死、 この先どんな運に出会い、そしてどう乗り越えていくのか、本当に楽しみです。 登場人物それぞれをよく描いていて、どの人にも感情移入してしまいます。 女衆の竹さん、梅さん大好きです♡これからもずっと幸を助けてあげてくださいね〜

Posted byブクログ