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熱闘!介護実況 の商品レビュー

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2019/03/16

アメリカで会ったとき、日本に帰ってきてから会ったとき、その頃の松本さんはこういう状況だったのかと思い起こしながら一気読み。敢えて軽妙なタッチで表現しようと試みているように思うけど、重い、重いよ。他人事じゃないもんなあ。

Posted byブクログ

2016/11/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ニッポン放送のヘビーリスナーにとっては松本アナは年がら年中大活躍&フル稼働な印象ですが、そんなご活躍の裏でこんなにも大変な日々を長く過ごされていたことにとても驚きました。 そしてどこかで現実逃避をしようとする言動を「己の心の弱さ」として本当に赤裸々に綴られていることに衝撃を受けました。 9回は電車の中で読んでいましたが、涙が止められませんでした。 ある時、ナイターオフ番組での松本アナにヤサグレ感が漂っている、今までのイメージと違ってなんだかちょいちょい感じ悪いと(同じくヘビーリスナーの)母と話したことがあったのを思い出しました。 この本を読んで、頼りにしていたお婆様が亡くなられ、お母様と対峙することに限界を感じられていた頃だったんだなと思いました。 ラジオはパーソナリティーとリスナーの距離が近いメディアだと言われますが、そういった機微を感じとって嫌気してしまうほどに、気がつけば松本アナのことを身近な人として捉えてたのかもしれません。 だからこそ介護実況として綴られた数年間は、ちかしい人の経験談のように一層心に響きました。 火葬前に後悔を口にした松本アナに対しての弟さんの 「後悔は誰にだってあると思うよ。でもそういう選択しかできなかったわけだし、またもう一度人生をやり直したとしても同じことをするんだよ。最後は、ごめんなさい、じゃなくて、ありがとう、でよかったんじゃないかな」 という言葉が強く印象に残りました。 自分がいつか親を送り出すとき、きっと後悔の念を口にしてしまいそうだけど、そんなときはこれを思い出したい…と思える言葉でした。

Posted byブクログ