リンドバーグ第二次大戦日記(上) の商品レビュー
本書は、かのチャールズ・リンドバーグが、1938年頃から1945年頃の第二次大戦の時期、中断していた時期も挟むものの克明に綴っていた日記を編集したもので、1970年に公刊されたというモノの翻訳だ。御本人や家族や交流の在った人達の活動や、社会を見詰めて考えたことや、見聞を通して考え...
本書は、かのチャールズ・リンドバーグが、1938年頃から1945年頃の第二次大戦の時期、中断していた時期も挟むものの克明に綴っていた日記を編集したもので、1970年に公刊されたというモノの翻訳だ。御本人や家族や交流の在った人達の活動や、社会を見詰めて考えたことや、見聞を通して考えたことが克明に綴られている。ここで示されるリンドバーグの考え、或いは問題提起は、綴られていたような頃から70年余り、公刊されてから40年以上、もう直ぐ半世紀というような“今”になって読んでみても色褪せない。それどころか、「彼の問題提起」の中には“今”こそ真面目に考えた方が善いかもしれない内容さえ含まれるようにさえ思える。
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