1,800円以上の注文で送料無料

東京放浪 の商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/05/21

仕事でいやなことがありやめてしまったという森。そんな簡単に仕事辞めてしまうなんて、とあまりはいれなそうな感で読み始めた。 なにやってるんだという思いの中、だんだんと自分の方向性を見つけだしていると思われ、最後は応援しようという気持ちになれた。学生時代はいくらでも人の家に泊まりにい...

仕事でいやなことがありやめてしまったという森。そんな簡単に仕事辞めてしまうなんて、とあまりはいれなそうな感で読み始めた。 なにやってるんだという思いの中、だんだんと自分の方向性を見つけだしていると思われ、最後は応援しようという気持ちになれた。学生時代はいくらでも人の家に泊まりにいけたと思うが、社会人になると何もなく泊めてもらえる友人というのは少なくなってしまう。このような時に連絡を取れる友人は貴重なんだな。

Posted byブクログ

2024/04/14

『銀座に住むのはまだ早い』で ちょこちょこ登場した「森くん」のおはなし。 とってもフツーに生きてきた森くんは ある日突然、仕事が嫌になって辞めたら 住む場所もなくなった(社員寮だから) 次の仕事を決めるまで、東京に住む姉の元へ… と思ったら彼氏と海外旅行中。 帰ってくるまで一週...

『銀座に住むのはまだ早い』で ちょこちょこ登場した「森くん」のおはなし。 とってもフツーに生きてきた森くんは ある日突然、仕事が嫌になって辞めたら 住む場所もなくなった(社員寮だから) 次の仕事を決めるまで、東京に住む姉の元へ… と思ったら彼氏と海外旅行中。 帰ってくるまで一週間。 仕方がないので、友人宅を転々とすることに。 何の取り柄もなさそうに思っているけれど 森くん、さりげなく人徳ある(^_^) でなきゃ渡り歩けないよね、一週間。 最初の日からもくろみが外れ 危うく野宿になりかけたってなんとかなるさ。 そして途中で遭遇した女の子や 友人たちの心境の変化に後押しされて 森くんもまた一歩歩き出そうとする。 この著者の物語は 読後が多幸感に包まれるから好きです。

Posted byブクログ

2022/10/15

突然、会社を辞めてしまった主人公。海外旅行中の姉が帰ってくるまでの1週間を、その日暮らし的に知り合いのところを渡り歩く…。そんなお話。

Posted byブクログ

2020/05/03

「近いはずの人」をつい最近読んで、樹里ちゃん登場^_^!で嬉しくなった。 他にもリンクしてる作品があるのかな…。 と、言うのを抜きに面白かった。 ほんの少しの我慢が足りなくて、仕事を辞め、住むとこを失った森。 本当に青くて、だけど憎めなくて、読んでると誰にでもある弱い部分や、ダ...

「近いはずの人」をつい最近読んで、樹里ちゃん登場^_^!で嬉しくなった。 他にもリンクしてる作品があるのかな…。 と、言うのを抜きに面白かった。 ほんの少しの我慢が足りなくて、仕事を辞め、住むとこを失った森。 本当に青くて、だけど憎めなくて、読んでると誰にでもある弱い部分や、ダメな部分が刺さってくる。 放浪してるうちに友達やら知り合いやらにいろいろ言われたり、本人が感じたりしながら成長して行って、応援したくなった。 森だけじゃなくて、人は完全じゃないし、誰でも何かしら頑張って生きてるんだなー。

Posted byブクログ

2018/09/11

「それは甘くないかなあ、森くん。」から改題。 デパート勤務だった森くんが、外商での顧客との苛立ちで退職してしまい、都内を放浪(知り合いをつてに一週間泊まり歩く)する話。 それぞれに個性のある宿主と交流し、主人公の考えが改まっていく様子はよい。 じんわりきます。

Posted byブクログ

2016/10/07

放浪っていい。かわいい表紙だからライトな内容に見えるけど、グサリとくる言葉がたくさん詰まってた。いい!!

Posted byブクログ

2016/08/22

目立たぬ森くんに、ちょっとした武勇伝ができた。入社3年、顧客と衝突して会社を辞めたのだ。勢いで休暇がわりの放浪生活を始めたが、一宿を請うた友人のアパートで樹里ちゃんという5歳の女の子を預かる羽目に―。26歳の新たな旅立ちを描いた、爽やかな青春小説!

Posted byブクログ