ずうのめ人形 の商品レビュー
月並だけど、愛されたい気持ちが満たされず、暴走すると巨大な悪意になってしまう。 誰かひとりでも心から愛してくれさえすれば、あんなものと関わらずに済んだかもしれないのに。 でも、いるんですよ、愛するとまでは言えなくても、命がけで守ってくれた人は。 だけど、気づかないのね。 心の同期...
月並だけど、愛されたい気持ちが満たされず、暴走すると巨大な悪意になってしまう。 誰かひとりでも心から愛してくれさえすれば、あんなものと関わらずに済んだかもしれないのに。 でも、いるんですよ、愛するとまでは言えなくても、命がけで守ってくれた人は。 だけど、気づかないのね。 心の同期の意味も、多分気づかない。 みんな、命がけで助けようとしてくれたのに。 心が満たされないのね。 失ったんじゃなくて、失われそうだったものを守ってもらったのに。 満たされないと思ってしまうその気持ちも、すごく理解できるのだけど。
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シリーズの第二弾と知らなかったので野崎と比嘉姉妹が出てきて嬉しかった。 今回は琴子はほとんど出ず、代わりに美晴登場。 美晴が言うとおり、同情していたりぃが実は「どうしようもないヤツ」だと分かっていく描写が巧み。 (確かにりぃの物語は場面が飛んでる箇所があって変な気がしていた) 戸波にも騙された。 ただ、100人近くが亡くなったとさらっと書いてるのには「えー!?」でした。 ※りぃは弟にも暴力ふるってなかった? 弟が彼女をおびえた目で見た、という描写があるので気になりました。
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無意識に読み飛ばしたり、補正してしまうところにトリックを仕込んで、読み込むとはこういうことだ!って叩き込んでくれるところが気持ちいい。全部騙されてました。 里穂の父親がサイコパスで気持ち悪い。 呪いの力が個人で扱うには強力過ぎない?タワマン全滅してる… 映画で印象的だった野崎独特の「ですか」を言ってくれたので満足です。
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がっつりホラーですが「ずうのめ人形」という都市伝説の原因や経緯を追いかけるストーリーはほとんどミステリでした。それにしても人形ってなんであんなに怖いんでしょう。ただ4日間を恐れるだけではなく、それが目に見えて近づいてくる怖さって想像ができません。リングや残穢といった有名なストーリ...
がっつりホラーですが「ずうのめ人形」という都市伝説の原因や経緯を追いかけるストーリーはほとんどミステリでした。それにしても人形ってなんであんなに怖いんでしょう。ただ4日間を恐れるだけではなく、それが目に見えて近づいてくる怖さって想像ができません。リングや残穢といった有名なストーリーを上手く織り込んでいるところなど、その恐怖をも思い出しどっぷりはまって一気に読みました。都市伝説が生まれ拡散する理由はいろいろあるでしょうが、やはり人間の心の醜さが一番恐ろしいです。最後の最後まできちんと楽しませてもらいました。
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よくできたホラー小説で、読んでる間も、その後も引きずり回されてしまいました。心も時間も余裕のあるときに読めて良かった。 文筆家の孤独が身に沁みます。頼れるのは担当編集さんだけで、そこでも心が寄り添うというよりは、酷評されたり。読み手側も孤独になじまず、SNSや交流ノートで相槌を...
よくできたホラー小説で、読んでる間も、その後も引きずり回されてしまいました。心も時間も余裕のあるときに読めて良かった。 文筆家の孤独が身に沁みます。頼れるのは担当編集さんだけで、そこでも心が寄り添うというよりは、酷評されたり。読み手側も孤独になじまず、SNSや交流ノートで相槌をうってくれる誰かを探したり、否定されれば傷ついたり相手を憎んだり。孤独をまっとうするのも力量が問われそうです。本当の強さって何か?やっぱり、周囲の人たちを強くできることかなあ。
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構成が見事。 「何やら怖い手記」、これだけでゾクゾクする。 しかも自分に都合の悪いことは書かれていない……隠し方と明かされていく真実にヒェエエエと唸る。 アアア、そう来ましたかあ!とラストのほうで膝を打つ。 先入観怖い。 この著者、とにかく「閉塞的な家族」を書かせるとイキイキ...
構成が見事。 「何やら怖い手記」、これだけでゾクゾクする。 しかも自分に都合の悪いことは書かれていない……隠し方と明かされていく真実にヒェエエエと唸る。 アアア、そう来ましたかあ!とラストのほうで膝を打つ。 先入観怖い。 この著者、とにかく「閉塞的な家族」を書かせるとイキイキするというか、上手い…… 少女の置かれた状況、あれやこれやありますが、やはり同情してしまう。
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図書館より。 ヤバイ、やっぱり恐いよ((( ;゚Д゚))) 解けない呪い?条件は?最後まで一気読みしてしまった。最後もまた、呪いの流失か。現代だからこその手段で拡がる呪い?にゾッとしたよ。 しかし…貞子もリングも殊能先生もリアルで知ってる自分に驚いた(笑)
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評価は4. 内容(BOOKデーターベース) 不審死を遂げたライターが遺した原稿。オカルト雑誌で働く藤間は、作中に登場する「ずうのめ人形」という都市伝説に惹かれていく。読み進めるごとに現実に現れる喪服の人形。迫り来る怪異を防ぐため、藤間は先輩である野崎に助けを求めるが―はたしてこ...
評価は4. 内容(BOOKデーターベース) 不審死を遂げたライターが遺した原稿。オカルト雑誌で働く藤間は、作中に登場する「ずうのめ人形」という都市伝説に惹かれていく。読み進めるごとに現実に現れる喪服の人形。迫り来る怪異を防ぐため、藤間は先輩である野崎に助けを求めるが―はたしてこの物語は「ホンモノ」か。 オカルト系はほとんど読まないから尚更・・・こえ~。 ミステリーのように最後は解決されるんだろうと思ったが、解決までには呪いで人は死んじゃうんだ。
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話を聞いてしまったら、それが死につながるというのはどうしようもない怖さがあるわ〜。回避できないのだろうか? 死期が近づいているのが人形との距離でわかるというのも嫌だ。目に見えてわかると、追い詰められるもん。 それにしても、呪わなければいけないほどに辛い目にあっているほうをどうにか...
話を聞いてしまったら、それが死につながるというのはどうしようもない怖さがあるわ〜。回避できないのだろうか? 死期が近づいているのが人形との距離でわかるというのも嫌だ。目に見えてわかると、追い詰められるもん。 それにしても、呪わなければいけないほどに辛い目にあっているほうをどうにかしてあげられたらいいんだろうけどね〜。 他人を呪うと結局自分に返ってくるんじゃないだろうか。
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面白かったー! ぼぎわんを読んで面白かったので読んだ。 比嘉真琴シリーズ2作目のよう。 1日で読める量で、今回も一気読み。 第三弾もあるようなので読まないと!
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