恋するハンバーグ の商品レビュー

山口恵以子(著者)

2016/10/09

山口恵以子さん「恋するハンバーグ　佃はじめ食堂」、２０１６．７発行です。連作短編６話、いい「はなし」です(^-^)６話それぞれ美味しい料理がタイトルになってますが、味わい深いのは「はじめ食堂」を営む人々、「はじめ食堂」の料理を楽しむ人々の「心意気」と「人情」です(^-^)とても満足した数時間を過ごしました！

2016/10/06

大好きな『食堂のおばちゃん』の続編かと思って読み始めたのですか一代前のお話でした。

今回の主役は一子さん孝蔵さん御夫妻です。二人の出逢いも描かれています。
そしてまた周りを彩る魅力的な人々と美味しそうな料理。期待を裏切りませんでした。

御夫妻の話ももっと読みたいし、でも『食堂のおばちゃん』の続きも気になります。久しぶりに待ち遠しい本に出逢えました。小路幸也先生のバンドワゴンシリーズのように長く続いて欲しいです。

2016/10/06

古きよき日本の姿がこの本に詰まっています。料理もどれも美味しそうで食べたくなりました。孝蔵と一子は理想の夫婦ですね。続きが読みたいですね。

2016/09/24

ほのぼの人情系。仕事から帰る電車の中で読むと疲れがとれて気持ち良い。
こんな店が近くにあったらいいな。

巻末付録のレシピにソップがあったらなお良かったな

2016/09/22

美男美女の孝蔵と一子の醸し出す温かい空気と佃はじめ食堂の料理の品々の魅力．周りの人々も魅力いっぱいで，なんだかんだと起る人生の彩りのような出来事も，落ち着くところに落ち着くのが気持ち良い．

2016/09/04

東京・佃島で、５０年間続く「はじめ食堂」、
ともに主人に先立たれた嫁姑が営む大衆食堂を舞台にした、
東京・下町の人情小説シリーズの２作目です。

今回は、姑の一子と、伝説のシェフの孝蔵が、
「はじめ食堂」を開業した頃、５０年前のお話です。
（東京五輪～大阪万博の時代、計６編の短編集です）

前作（１作目）の登場人物の、若かりし頃もあれば、
１世代、２世代前の両親、祖父母が、中心に描かれるなど、
下町を舞台にしたよぃ部分が、効果的に表れていました…。

また、前作よりも、
１つ１つのお話もしっかりとしていて、面白かったですね。
とは言え、前作があっての面白さではありますが…。

となると、現代（前作）、高度経済成長期（本作）ときて、
次回作は、バブル期、嫁の二三と高のお話になるのかな～？
いろいろと、シリーズの展開の幅も、期待できそぅですね。

2016/08/28

『食堂のおばちゃん』の続編。
と言っても、一子さんと孝蔵さんの物語なので、前日譚、ということになるのかな。
一子さんも孝蔵さんも、とっても温かくて素敵。
常連の人達もいい人達だし。
洋食屋さんって、カジュアルで気取っていなくていいな。
出てくる料理も、どれもおいしそう。
フレンチと洋食の違いは納得。
孝蔵の切り替えの早さがかっこいい。
登場の常連さんたちや、亮介くんたちのその後も知りたいな。
前作も読み返したくなっちゃった。

2016/08/25

あっ、続きだ！と思ったら違った。「食堂のおばちゃん」の前の話だった。
素敵な話だったな～
料理はもちろんだけど、孝蔵さんと一子さんの夫婦が素敵。

場所と時代も設定がいいですね。
安心して読める本でした。