1,800円以上の注文で送料無料

恋するハンバーグ の商品レビュー

3.8

48件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    13

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2017/12/31

「食堂のおばちゃん」の続編。といっても、前作の舞台のはじめ食堂が出来たばかりの頃、一子と孝蔵の若い頃の話である。孝蔵の格好良さが目立って、何だか出来すぎな感じがちょっと鼻につくかな。前作に出てきたような客とのやり取りがもっとあったら良かったなぁ。

Posted byブクログ

2017/12/08

古きよき日本。Always三丁目の夕日の世界。(映画は見ていないのですが(ぉぃ) 前作の「食堂のおばちゃん」が面白かったので、続けて手ににとりました。 戦後20年すぎた東京は下町、佃にあるはじめ食堂。孝蔵さんが主ということで、洋食屋さんです。従業員もいて賑やかなお店。 ちゃきち...

古きよき日本。Always三丁目の夕日の世界。(映画は見ていないのですが(ぉぃ) 前作の「食堂のおばちゃん」が面白かったので、続けて手ににとりました。 戦後20年すぎた東京は下町、佃にあるはじめ食堂。孝蔵さんが主ということで、洋食屋さんです。従業員もいて賑やかなお店。 ちゃきちゃきの江戸っ子一子さんの気っ風のよさが、読んでいて気持ちいいです。 ほんの50年くらい前のことなのに、現代とはずいぶん違っていて、人と人との繋がりが色濃いなぁ、と感じました。 そして、なにより生き生きとしている。山口さんの筆致のなせる技かしら。 やさしいあじわいのオムライスを食べ、丁寧に作られたコンソメスープを飲んだあとのような、ほっこりした読了感でした。

Posted byブクログ

2018/09/11

「食堂のおばちゃん」過去話。食堂シリーズがある程度出そろってから出すべき外伝本だと思った。肝心の料理描写が本シリーズよりだいぶ少なめでちょっと残念だった。

Posted byブクログ

2017/09/19

「食堂のおばちゃん」の続編。 続編といっても、未来の話ではなく、その逆。 一子さんと二三さんが食堂を始める前の話。 つまり、一子さんと旦那さん孝蔵さんの物語。 「食堂のおばちゃん」は、食事を事細か書いていたイメージだ、こちらは、人間関係が色濃く書かれている気がする。 どちらか...

「食堂のおばちゃん」の続編。 続編といっても、未来の話ではなく、その逆。 一子さんと二三さんが食堂を始める前の話。 つまり、一子さんと旦那さん孝蔵さんの物語。 「食堂のおばちゃん」は、食事を事細か書いていたイメージだ、こちらは、人間関係が色濃く書かれている気がする。 どちらかというと、私は「食堂のおばちゃん」の方が好きかな。

Posted byブクログ

2017/09/09

お姑さんの一子さんの若い頃、孝蔵さんとはじめ食堂を切り盛りしていた頃のお話し。今回は、人情に加えて二人の惚れあっている様子が随所にあって、微笑ましいやら面映ゆいやら。食堂の定食に加えて、フレンチのメニューも多く出てきたけど、定食より描写が少なくちょっと残念。それでもやっぱり食べ物...

お姑さんの一子さんの若い頃、孝蔵さんとはじめ食堂を切り盛りしていた頃のお話し。今回は、人情に加えて二人の惚れあっている様子が随所にあって、微笑ましいやら面映ゆいやら。食堂の定食に加えて、フレンチのメニューも多く出てきたけど、定食より描写が少なくちょっと残念。それでもやっぱり食べ物と人情物語で暖かい気持ちになります。

Posted byブクログ

2017/09/02

料理は特に美味しそうな描写なく 作中で美味しい美味しい言われてるだけだし 登場人物がわかりやすすぎるペラッペラで 期待外れだった。

Posted byブクログ

2017/08/09

読み終わったあと、心が温まる感じ。 いい夫婦。いい仲間。手の込んだ調理。 素敵だわ。 派手さなんて、必要ない。

Posted byブクログ

2017/08/03

時代は遡って、高度成長期真っ盛りの時代。一流ホテルで修行した孝蔵が、若き一子や、ご近所の魚屋の親父さんの希望を参考に、葛藤しながら町の食堂としてのメニューを工夫していく。味は一流、値段は庶民的な「はじめ食堂」創世記の物語です。 この人たちの未来がわかっているので切ない場面もありま...

時代は遡って、高度成長期真っ盛りの時代。一流ホテルで修行した孝蔵が、若き一子や、ご近所の魚屋の親父さんの希望を参考に、葛藤しながら町の食堂としてのメニューを工夫していく。味は一流、値段は庶民的な「はじめ食堂」創世記の物語です。 この人たちの未来がわかっているので切ない場面もありますが、孝蔵を慕って働く弟子たちや、食堂に訪れる人たちの物語の面白さは変わらない。 巻末のメニューもちゃんとあります。コロッケがこんなに手の込んだ料理とは。 ベシャメルソースが入っていたのですね。

Posted byブクログ

2017/07/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「食堂のおばちゃん」の舞台となった、佃 はじめ食堂がオープンした昭和40年から昭和45年までの物語。 「食堂のおばちゃん」では昼は定食屋、夜は居酒屋だが、一子と夫・孝蔵が開いた当初は洋食屋。 帝都ホテルの副料理長を務めていた孝蔵が手がける料理は、材料の下ごしらえ、スープの取り方、食材の火の通し方、味付けなどは超一流。 それでいて店の雰囲気は堅苦しいところがなく、従業員はまじめ、いい常連客にも恵まれている。 これも一子がベタ惚れした孝蔵の人柄のなせる技か。 食堂を訪れる客たちとのやり取りを軸に語られる、仕事への情熱や家族関係…。 おいしそうな料理の描写が楽しみなこともさることながら、繰り広げられる人間模様が非常にあたたかく、元気づけられる。 個人的には第五話「さすらいのコンソメスープ」の赤目の変人ながら憎めないキャラクターがとても気に入った。

Posted byブクログ

2017/06/28

素敵な夫婦に、美味しそうな料理、最高の1冊でした。 亮介くんが個人的には気に入りました(笑) 最後のレシピもまた嬉しい! 2017.6.27 読了

Posted byブクログ