ウィークエンドは男の娘 の商品レビュー

秀香穂里(著者),高城リョウ

悪くはないけど…

[ping-b]

面白い作品ってわけでもない；
てか、地声で話してる段階でバレるでしょ！っと突っ込みたくなった。
しかも声だけが原因じゃなくても、攻の名前をポロってしまったことが2回もあって、そこで相手もアレアレ？ってなるじゃん。普通。
しかも1回はHの最中に。ありえん。
そこで素に戻るじゃん。受が、“ヤバっ”て。
でも戻んないんだよねー。1回だけで良いから…な～んて欲望まっしぐら。
銀行マンの設定なのにかなり楽天的な考え。それとも単に自分に甘いだけか？

町内の信用金庫勤めと3店舗だけの本屋の社長とか規模が小さいし。
会話の流れもなんだかな～って思うことも多々ありだし。
だってラストの最も盛り上がったHの後に、「やっぱり攻さんはもてたんでしょうね」って、今いうんかいっ！！
それに対して攻「過去なんて忘れたよ。君に出会った瞬間、俺は夢中になって恋をした─」って、クサい。クサ過ぎる…ってか古くね？会話そのものが。
昔のラブロマンス？的な匂いがプンプン；

挿絵の受もさぁー、細すぎ。今の若者はこんなものなのか？
なんだか痛々しいよ。

って文句ばっかだけど、濡れ場は独自の世界観が良いかな～って思うのと、登場人物が多く、その人達とのつながりや詳細がしっかりしてるので★2になりました。

2016/08/10

かなり過激なシーンも多く、マニアックだという印象を受けました。しかしながら、読み終えてみると、人物の気持ちや性格なども丁寧に描かれているし、人物それぞれが誠実で、きちんとした物の見方考え方のできる人だったので、あ、これは「オマケ的」なものだったのだなーと判り安心しました。