紫式部の娘。賢子がまいる！ の商品レビュー

篠綾子(著者),小倉マユコ

2021/08/09

とても軽い読み物。紫式部と娘賢子。前半は賢子の宮中でのお話。後半は母と子の関係が垣間見ることができ、漫画を読んでいるような感覚であっと言う間に読み終わりました。

2020/02/02

http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2017/02/post-8071.html

2019/11/20

夏ごろある歴史雑誌の夏休みの少年少女にお勧めの歴史物作品というコーナーで紹介されていた作品で興味を持ちやっといま読んでます。
学生時代は日文学科で平安文学にも接していたのでなかなかたのしく読ませていただいております。個人的な所感ですが、コミカライズされましたらいっそうたくさんのかたたちにさらにたのしんでいただけるのではないかと(笑)
源氏物語への取っ掛かりも中学生のときクラス文庫に担任の先生(国語教師)が揃えておいてくれた「あさきゆめみし」でしたので。

2019/08/23

初読みの作家さん、しかもわたしには珍しく単行本。最初は、登場人物多いし、関係性が複雑だし、中納言とか位も難しいし、なにより主人公の賢子が生意気でまったく感情移入できなかったけど、半分くらいから一気読み。物の怪騒動やら恋の行方やら1000年前当時の慣習やらはまぁまぁおもしろかったです☆歴史の勉強になるかな⁇とも思ったけどそうでもないf^_^;途中に挟まるイラストは可愛い

2019/07/05

氷室冴子の少女小説を思い出す。
オヤジ達が幅を効かせる現実世界に近づきつつ、いつの時代も少女達にはこういう物語が必要なのかもな。なになに、摂関家の卑劣さに比べれば、御所の悪霊騒動なんて可愛いモンで。

2018/05/15

源氏物語や、この時代って難しい言葉が多くてとっつきにくいけど、キャラクターがそれぞれわかりやすいので読みやすかった！おとなしい母の紫式部に対してやんちゃな賢子のバランスが良かったなあ。なんとなく賢子には好感が持てます。昔も今も女性だらけの職場では変わらないんだな〜って思いました。

2016/08/17

紫式部の娘、賢子は14歳。「源氏物語」で高名な母とは正反対の性格で、負けず嫌いで勝気。正義感の強い賢子は、宮中でもみんなの心配をよそにいじめにも負けず、権力争いに巻き込まれてもくじけず大活躍！「今光君」ともてはやされ、大人気の頼宗さまへの恋心、巻き起こる事件。古典に興味がある人も、ない人もぜひ！