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ハリネズミの願い の商品レビュー

2.9

176件のお客様レビュー

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2023/03/07

ハリネズミがずっと、家に誰かを招待する手紙を出すかどうかを悩み、誰かが来てくれるところを妄想し、それがいつも悪い想像で終わり…自分に似てるなぁと思いながらも、相当こじらせてるなぁと思ってしまった。 絵と装丁のかわいらしさに、もっとほっこり系かと思っていたため、意外にシュールという...

ハリネズミがずっと、家に誰かを招待する手紙を出すかどうかを悩み、誰かが来てくれるところを妄想し、それがいつも悪い想像で終わり…自分に似てるなぁと思いながらも、相当こじらせてるなぁと思ってしまった。 絵と装丁のかわいらしさに、もっとほっこり系かと思っていたため、意外にシュールというか、哲学的なのでたじろいでしまった。リスとのやりとりはよかった。

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2023/02/16

気になっていた本。前情報なしで、気になり、前情報なしで読んだ。なんてかわいいお話なのか。でも、孤独や訪問について想像し、悩み、考えるハリネズミはちょっと今の自分と重なる。ハリがコンプレックスでもあるけど、ハリがアイデンティティでもある。様々な動物が出てきては、それぞれの訪問をして...

気になっていた本。前情報なしで、気になり、前情報なしで読んだ。なんてかわいいお話なのか。でも、孤独や訪問について想像し、悩み、考えるハリネズミはちょっと今の自分と重なる。ハリがコンプレックスでもあるけど、ハリがアイデンティティでもある。様々な動物が出てきては、それぞれの訪問をして、翻弄されるハリネズミ。簡単で読みやすい文章だからさらっと読めてしまうのだけど、さらっと読みたくない本だった。

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2023/02/15

杞憂の塊。 行動できない自分への理由付けのために想像する。 原因は針なのか。針に対するコンプレックスは、杞憂なのか、以前何かあって恐怖心が芽生えてしまったのか。 想像力は無限大。無限の力がそのまま自分に向く。 でも、誰かに訪ねてきてもらえるって嬉しい、だけどおなじぐらい面倒くさい...

杞憂の塊。 行動できない自分への理由付けのために想像する。 原因は針なのか。針に対するコンプレックスは、杞憂なのか、以前何かあって恐怖心が芽生えてしまったのか。 想像力は無限大。無限の力がそのまま自分に向く。 でも、誰かに訪ねてきてもらえるって嬉しい、だけどおなじぐらい面倒くさい。

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2022/12/12

ずっと一歩踏み出そうになっては踏み出せず、お話がなかなか進まずちょっと読むのに疲れてしまいました。 でも、本当は大切な誰かに会いたいのに、相手や自分のことを考えちゃうとなかなか前に進めないその状況はとても共感できて、読み終える頃にはハリネズミが大好きになってました。 そして終わり...

ずっと一歩踏み出そうになっては踏み出せず、お話がなかなか進まずちょっと読むのに疲れてしまいました。 でも、本当は大切な誰かに会いたいのに、相手や自分のことを考えちゃうとなかなか前に進めないその状況はとても共感できて、読み終える頃にはハリネズミが大好きになってました。 そして終わり方が好きです。 ハリネズミから孤独が消えて、昨日より今日が好きな生活が送れますように。

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2022/09/22

友達とは何か。 友達から見た自分とは?それは本当の自分とは違うものか? 友達に好かれるために自分を変えるべきなのか、どこまで我慢すべきなのか。 そういうことを考えさせてくれた。

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2022/09/16

ハリネズミの発想がネガティブすぎて、共感どころかイライラするときもありましたが、終わり方がなんだか良かったです。

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2022/08/13

59の短い章で構成された大人向けの童話。57章まではハリネズミの辛い妄想。最後の2章で、ここまで頑張って読んできて良かった!と思える。

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2022/06/17

【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB21614169

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2022/04/21

全てはここから始まった!(大袈裟ですが私の中で、大人になり、本との向き合い方が変わった一冊です。) ハリネズミの気持ちの揺れ動き、それも自身の妄想的な想像の中で、なんだかとてもわかる気がします。 そんなハリネズミが愛くるしい。 「いつかお客さんがたくさん来るといいね、ハリネズ...

全てはここから始まった!(大袈裟ですが私の中で、大人になり、本との向き合い方が変わった一冊です。) ハリネズミの気持ちの揺れ動き、それも自身の妄想的な想像の中で、なんだかとてもわかる気がします。 そんなハリネズミが愛くるしい。 「いつかお客さんがたくさん来るといいね、ハリネズミっ」 そんな気持ちでページを閉じた後も応援したくなる一冊  そして応援が自分だったらもう行動しちゃうよと、想像力豊かなハリネズミを見守りながら、前に進むきっかけを与えてくれるかもしれないと思います。 本作はどこから読んでも、好きなところだけ繰り返し読んでも素敵なお話がたくさんです。

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2022/04/14

臆病なハリネズミが動物達に招待状を書こうとするが、誰かが来るのを想像するだけで不安になる。誰も呼べないまま冬眠の季節を迎える時、一人のお客が来る。特別なことは何もなくても幸せな気持ちになる。そんな友達が良い。

Posted byブクログ