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小説BOC(1) の商品レビュー

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2021/09/09

[墨田区図書館] 図書館サイトで、「茅田砂胡」を検索していて発見した本。 昔本屋を定期的に流し見して実際にリアルタイムで本を買っていた時ならいざ知らず、ネットや図書館で本を知って、いざ買うとなった時「だけ」書店に行くような近年は、知っているモノ以外の情報は検索過程でしか入ってこ...

[墨田区図書館] 図書館サイトで、「茅田砂胡」を検索していて発見した本。 昔本屋を定期的に流し見して実際にリアルタイムで本を買っていた時ならいざ知らず、ネットや図書館で本を知って、いざ買うとなった時「だけ」書店に行くような近年は、知っているモノ以外の情報は検索過程でしか入ってこない。ましてや今回は既に過去の雑誌。 どの程度何が載っているのか、載っていたとしても本当に知らないものかどうかがわからなかったがとにもかくにもとりよせてみたら、ちょうど時期的に茅田砂胡全仕事が出た後で、デル戦外伝3となっている「ポーラの戴冠式」が(恐らく)初掲載された雑誌だった。「ポーラ~」自身は既に文庫版で読んでしまってはいたが茅田作品は基本的に何回読み返してもいいものだし、少なくともこの初刊に関してはインタビューやら裏話、お茶会の実作化など小説以外での企画もしていてくれて、多少は手慰みになった。また「全仕事」にもあったが、「作品・人物関係図」が良かった。ベースは同じものだったが、「全仕事」では紹介者全員をイラスト化していたものが、イラスト化は主要人物だけに絞り、更に範囲や説明を付加したものでそれぞれの子どももしっかりと追記されていたので、特に紅蓮の夢を読む際に手元に欲しかった!!!! 失礼ながらこの雑誌を立ち上げるにあたって核となった(のであろう)歴史小説のリレー版?や、後半に掲載されていた、茅田砂胡同様中央公論社のお歴々と見られる方々の名前にも作品にも見覚えが無く興味が持てず、目指す"茅田関係"のページしか読まなかったのだが、とりあえず茅田作品だけとなってしまうかもしれないが、10巻まで一通り目を通してみよう。一向に使われていない"近未来"のタブがいつうまるのかにも興味はあるし。

Posted byブクログ

2017/04/30
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伊坂幸太郎や朝井リョウが参加している「螺旋」プロジェクト が気になっており初めて文芸雑誌なるものを手に取ってみました。 予想以上に「螺旋」プロジェクト部分は少なかったですし まだそれぞれの物語の関わりは流石に感じられないので 物足りない部分もありました。 が、これからの展開が楽しみでもあります。 元々目当てだった伊坂幸太郎と朝井リョウの小説が 時代としても馴染み深い昭和後期と平成なので面白く読めましたが その他の作家の作品も楽しめました。 ちょっと古代だけが世界観も分かりにくく言葉も登場人物も 分かりにくくて読むのに苦労しましたが。 螺旋以外の連載についてはモハメド・アリのボクシング小説が 臨場感があって面白かったです。 読み切りの短編の中ではツイッターやLINEを軸に進んでいく小説が面白かったですね。 特集の茅田砂胡という方は初めて知りましたが 載っていた小説はイマイチ入り込めませんでした。 連載モノを追っていくのは初めての経験なので 次の号を読むときまで覚えていられるか不安ですが 楽しみにしていきたいと思います。

Posted byブクログ

2017/01/26

「螺旋」プロジェクトが気になって読んでみた。螺旋プロジェクトでは、対立の構図を共通の軸にして、古代から未来までさまざまな時代の物語を紡いでいく。8組9名の作家さんが、時代ごとに作品を書いていく。本書は創刊号なので、すべて物語の導入部分となる。読んでみて、最終的にどのように着陸する...

「螺旋」プロジェクトが気になって読んでみた。螺旋プロジェクトでは、対立の構図を共通の軸にして、古代から未来までさまざまな時代の物語を紡いでいく。8組9名の作家さんが、時代ごとに作品を書いていく。本書は創刊号なので、すべて物語の導入部分となる。読んでみて、最終的にどのように着陸するのか、予想できずハラハラするが、とても面白い試みであるし、きっといい感じになるのだろうなという期待もある。螺旋以外では、堂場俊一さんなどの連載や、つながりをテーマにした読み切りがあり、どれも楽しく読める。次号以降も期待したい。

Posted byブクログ

2016/09/21

本屋で見つけ、「伊坂幸太郎の新プロジェクト」の名前に惹かれて即購入。 古代から未来までの異なる時代を舞台に、「対決」、「海と山」という共通テーマを掲げ、同時進行で9人の作家が物語を綴っていく、その名も「螺旋」プロジェクト。 企画としてはかなり面白いなーと感じた。 この先、同時に...

本屋で見つけ、「伊坂幸太郎の新プロジェクト」の名前に惹かれて即購入。 古代から未来までの異なる時代を舞台に、「対決」、「海と山」という共通テーマを掲げ、同時進行で9人の作家が物語を綴っていく、その名も「螺旋」プロジェクト。 企画としてはかなり面白いなーと感じた。 この先、同時に並行して読むことで面白みが出てくればなお良しだと思う。 個人的には、伊坂幸太郎、朝井リョウ、吉田篤弘の作品が面白かった。 吉田篤弘は始めて読んだが、「不安が増長され、睡眠不足が蔓延し、眠りにつくために『面白くない本』が重宝されている未来」という設定、ズルいくらいに面白いし先が気になりすぎる… どうしても各作品の一気読みが出来ないのでそこがジレンマ… 自分としても初の文芸書なので、合うか合わないか試してみたい。 年4回発行…早く次号が出ないかな…

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2016/06/24

企画会議が興味深い。創刊号なので当然連載は全て第一話なのだけど、馴染みの好きな作家さんはどれも面白く、馴染みがない時代ものや作家さんはピンとこない。次号はいいかな。単行本になってから読みたい。

Posted byブクログ

2016/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白そうと思って購入したけど、螺旋プロジェクトの一人目の作品があまりに読みづらくてすぐに断念。 少し残念です。

Posted byブクログ