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超一流の処世術 の商品レビュー

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2016/04/30

この本のタイトルに「処世術」という言葉が使われていますが、もし皆さんがこの言葉に対して 処世術=ゴマすり という思い込みをもち、本書な内容もその程度のことだろうと思われるとしたら、とんでもない思い違いです。 私は著者の方が以前開催されたセミナ-に参加した際に本書に書かれているこ...

この本のタイトルに「処世術」という言葉が使われていますが、もし皆さんがこの言葉に対して 処世術=ゴマすり という思い込みをもち、本書な内容もその程度のことだろうと思われるとしたら、とんでもない思い違いです。 私は著者の方が以前開催されたセミナ-に参加した際に本書に書かれていることを教えていただきました。それは本書では第3章にある「アクションリスト」で書かれている内容です。 本の中でアクションリストを作成して毎週上司とのフィ-ドバックミ-ティングを行っているとの話が書かれていると思いますが、私もセミナ-で同じ話を聞き、仕事に役立つかなと思いましたので自作のフィ-ドバックリストを作成して自分の上司である課長と打合せをしました。 その際に課長から部長から依頼のあったとある案件を私は緊急性や重要性が低いと判断したのですが、それが実は役員絡みの重要性の高い案件であったことが分かりその日のうちに関係者とのミ-ティングを設定しました。 まさにその日の夕方、部長から例の案件に対してどんな対応策を取っているのか確認があり、「関係者でのミ-ティングを行い、対応策を検討して報告する予定です」とすんなり回答出来ました。仮に上司とのフィ-ドバックを行っていなかったら、まだ何も手を打っていないと答えざる得なかったことを考えるとゾッとした経験でした。 セミナ-受講生のレビュ-とのことで宣伝目的で都合のよいことしか私が書いていないと思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。私は自分が試して効果のあったことが本書に書かれているのでそのことを正直に書いているだけです。 仮にあなたが部下を持つ上司の立場としたら、フィ-ドバックリストを毎週持ってきて週に1回案件の重要性を確認しにくる部下と、進捗状況を何も報告しない部下のどちらを信頼しますか?もし前者と考えるのであれば本書の内容が極めて実践的な内容であることがご理解いただけるかと思います。 最近の本屋には所謂一流の○○とつくタイトルの本が多いですが、本書に書かれていることは一流で終わるのではなくそこから更に上の領域に突き抜けたい人向けの内容です。超一流のビジネスマンが「処世術」をどのような考えているか、知っておいて損することではないと思います。

Posted byブクログ