貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 の商品レビュー
笑ったり考えさせられたり 今までモヤモヤしてたところをスーさんが言語化してぶった切ってくれるところ痛快 ピンクとの和解わかる笑
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旅のお共として。この名前を私は何で知ったんだろう。あとがきが三浦しをんだったのは嬉しい。未婚のプロを自称されてるそうだけど、何かいまいち刺さらなかったな。面白かったのもあったけど。ニッセンの話とか。やっぱ自分とは全然違うタイプの人なんだよな。ちょっと年上だから、バブルのイケイケ感がすごいというか。恋愛体質なとことか。失恋で25kg瘦せたなんて信じられない。男女の友情が成り立つかどうかの話で、私はやっぱ成り立つ派だなと思った。母を早くに亡くしてからの父との話は何か身につまされた。うちももし母の方が先に他界したら、父とどう付き合ったらいいか想像できないもんな。母となら同居するだろうけど、父なら嫌だと思ってるし。
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自分の感情の分析がすごい。メタ認知ができてるんだろうなー。かっこいいBBAになってBBAをかっこいい言葉にしたい!
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これは、、男性が読んでも50%の面白さにしか至らないかもしれない。 というかタイトルで貴様と宣うほどにはグイグイ来ておらず、むしろ極めて控えめに、というか他者を貶めずに基本的には自らを顧みて、貴様とは自分自身であり、敵は己の中にあり、である。 40歳が女子であるかどうかはあまり関...
これは、、男性が読んでも50%の面白さにしか至らないかもしれない。 というかタイトルで貴様と宣うほどにはグイグイ来ておらず、むしろ極めて控えめに、というか他者を貶めずに基本的には自らを顧みて、貴様とは自分自身であり、敵は己の中にあり、である。 40歳が女子であるかどうかはあまり関係なく、独身中年女性に向けたエールというか、胸の内を語る本で、うん、何しろ非常に真っ当な内容なんであることよ。 とりあえずnissenは見てみた!メンズ少ないよ!おっさん中年向けは、、リリー・フランキーあたりが紹介しそうだけど、意外とオシャレだからな、あの人。やっぱワークマンかな。
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あんまり自分では考えたことのない内容もあれば そうだよな〜とグサグサ突き刺さる内容もあった ここの感想を見て 「自己肯定感の低さとどう向き合うか」が この本の裏テーマでは というコメントに共感した なので20代の楽観的な私には「?」なことも結構あったのかも きっとこれから響くことが増えるのだと感じた あ、桃おじさんの話はすごく勉強になった ここからはメモ↓ 世間で女子特有の行動とされているものは合理性と無縁の地に存在している 「なんとなく」が立派な理由になるのが女子 なんとなく、にもホントは理由があるんだけどそれを説明するのが無粋なのが、女子 食わず嫌いをやめる NGフォルダからTO DOリストへ 隙がないこと岩の如し 隙は作るものではなく、堪えること任せること信じること で生まれるもの 小さな女の子救済作戦 アラサーと呼ばれる時代は未成年ならぬ未中年の時代 年齢としては大人なんだけど、理想の大人像に縛られているというか、思春期並みにバランスが取れてない 自認はするけど自責はしない。
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最高に面白かった。 なんとなく、手に取った作品でしたが 笑いもあり、涙あり。 今までの人生で感じてたモヤモヤが スーさんの卓越した言語化能力で スッキリしました。 と、同時に自分の感情に気付いたり、 戒めになったり。 Podcastのover the sun を時々聴いてますが...
最高に面白かった。 なんとなく、手に取った作品でしたが 笑いもあり、涙あり。 今までの人生で感じてたモヤモヤが スーさんの卓越した言語化能力で スッキリしました。 と、同時に自分の感情に気付いたり、 戒めになったり。 Podcastのover the sun を時々聴いてますが、 本当にラジオでスーさんが話してるような感じになりました。
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どの項も良かったが、特に「来たるべき旅立ちを前に」が良かった。 この項だけで、この本を読んで良かった。 「生活は踊る」のジングルやBGMがキリンジなわけがよくわかった。 私は遅れてきたファンなので、リアルタイムでファンな人の話はとてもうれしい。 この項のタイトルや締めの言葉がヤス...
どの項も良かったが、特に「来たるべき旅立ちを前に」が良かった。 この項だけで、この本を読んで良かった。 「生活は踊る」のジングルやBGMがキリンジなわけがよくわかった。 私は遅れてきたファンなので、リアルタイムでファンな人の話はとてもうれしい。 この項のタイトルや締めの言葉がヤスの曲から引用されているのもうれしい。
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読書メモ 印象に残った言葉 子育てや結婚で思い通りに進まない訓練をする。 →そうかもしれない。今まさに訓練生である。 訓練だと思うこともひとつのアンガーマネジメント。 不必要な贅沢は体験してみないとわからない。 →やってもいないで無駄と決めつけていることもあるかも。 そういえば、子供の高級な服は私には不必要だと先日学ばせてもらいました。 私のテーブルは北朝鮮と呼ばれていた →脱北はパワーワード。野外で噴き出してしまったので非常に困りました。他にも傷ついた友人がピットイン、体や顔のメンテナンスを庭の手入れに喩える、などなどとにかくスーさんの例えが好き 自尊心を守るために苦手を嫌いの文脈にスライドさせる →苦手なものや理解できないものを価値のないもの、とこき下ろすしくみ。気をつけないと私も面倒な先輩方になってしまう…うまくできないことは受け止めればよいのだな。 驚くという表現で非難する。 →あるある。自分が怪我をしないための言葉選び、確かに嫌だな。こういう物言いを無自覚にして自分の品位を下げないようにしたい。
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随分前に勧められたのを思い出して読みました。 ジェーン・スーさんの著書を読むのはこれが初めてです。 私自身は著者の年代から離れているのですが、タイムリーな話題もあり、駆け抜けるように一息に読んでしまいました。 使い古された表現ですが、「世界って男性中心に回っている」んですよ...
随分前に勧められたのを思い出して読みました。 ジェーン・スーさんの著書を読むのはこれが初めてです。 私自身は著者の年代から離れているのですが、タイムリーな話題もあり、駆け抜けるように一息に読んでしまいました。 使い古された表現ですが、「世界って男性中心に回っている」んですよね。男性のために設計され、運用されていく。その中で、副次的な存在に位置付けられた「女性」が自分を認識し、どうやって折り合いをつけて暮らしていくのか。 思えば私もピンクが苦手な民です。理由はピンク大好きな女性がぶりっこで、そのぶりっこに男性陣がものの見事に落とし穴に落ちる様を見てあほらしくなったから、というもの。王道すぎてちょっと笑えるくらいですよね。 女性という役割を否応なしに与えられた私たちにとって、「見定められる側である」という理解は幼少の頃から顕著です。愛らしいかどうかは見た目に限らず性格や動きにまで及び、規格外は見向きもされない。 そういった性別を生きている者にとって、この本はまさに巻末の三浦さんが言うように、「痛いところを突きまくるが術後にはすっきりするマッサージ」のようなもの。 もちろん「仕事における女性のライフプラン」のようなジェンダー観あふれるエッセイもありますが、他方では「星占い」「桃おじさん」「Nissen」の話など、クスッと笑えて楽しいエッセイが収録されています。 私は「母を早くに亡くすということ」(p.240)で不覚にも涙腺をやられかけました。私たち親子も、きっと同じようなことになるだろうなと思います。「男は口数の少ないもの」として育てられた男性世代を父に持つと、実際には愛されていても(著者同様に)(愛情表現がなされないことで)愛されていない感覚に陥るのだと思います。 男性を敵視して糾弾するわけでもなく、女性に生まれたことを過度に悲観しているわけでもなく、ジェーン・スーさんの文章はまさに「女性として生まれた一人の人間から見た(等身大の)世界」を見せてくれると感じました。 ちなみに私はピンク色とまだ和解できていません(笑)
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2022/10/1読了。 ジェーンスーさんの本は2冊目だけど、今から8年ほど前のスーさんは今と比べるとかなりキレキレだなぁと感じた一冊。 これは怒りパワーなのかなんなのか。 今はもっと達観して楽しんでらっしゃる感じがします。 楽しく読めたので、これはこれで。
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