1,800円以上の注文で送料無料

大人のための書く全技術 の商品レビュー

3.4

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/06/01

「大人のための」とあるが、本書はむしろ大人に足を踏み入れたばかりの、社会人1年目に向けた教科書的な内容になっているように感じた。 ビジネスにおける文章力の必要性と鍛え方が全編を通して語られていて、「どのような文章を書く人と仕事をしたいか」という目線が主になっている。 社会人歴...

「大人のための」とあるが、本書はむしろ大人に足を踏み入れたばかりの、社会人1年目に向けた教科書的な内容になっているように感じた。 ビジネスにおける文章力の必要性と鍛え方が全編を通して語られていて、「どのような文章を書く人と仕事をしたいか」という目線が主になっている。 社会人歴が長くなった私には新しい発見は少なかったが『読むという行為は、先人の心の奥底にある思考や心理というものをこちらの身に引き受けるという行為であり(以下略)』という部分は大いに共感した。

Posted byブクログ

2023/06/01

ページ数の割には得られるものが少なかった。 書くために普段から情報を得ておくことや、自分の考えを導きだす。方法が書かれている。著者の本はおすすめの本を紹介してくれるので、読書の幅が広がります。

Posted byブクログ

2023/02/21

見出しに合った内容が無い為、あまりためにならなかった ●文章を書くにあたって最初にやるのは何を書くかの決定 ●最初に最後の文章を決めて、次にタイトルを決める ●通過地点を決めて、三段論法で文章をつくる  大前提(人間は死ぬ)➡︎小前提(ソクラテスは人間である)➡︎結論(故...

見出しに合った内容が無い為、あまりためにならなかった ●文章を書くにあたって最初にやるのは何を書くかの決定 ●最初に最後の文章を決めて、次にタイトルを決める ●通過地点を決めて、三段論法で文章をつくる  大前提(人間は死ぬ)➡︎小前提(ソクラテスは人間である)➡︎結論(故にソクラテスは死ぬ) ●文章に要件を入れつつ、人間性をこめる

Posted byブクログ

2022/08/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人の心を動かすような文章をかけるかどうかがとわれる 自分の本当の部分を出せているか!という文章 文章に現れるその人の人格が求められている 文章に個人の特徴、特性を盛り込んでいくちから 個人として信用されるかという人間性 実用性と個の感情を両輪にしてまわしていくことが書く力を極めるスタート 発見や新しい認識、気付きが盛り込まれた文章、読んだ人の完成を深め創造力を刺激する力 あなた自身の言葉で書いた文章によって、読んだ人がなにかしらインスパイア触発される文章が最終目標 企業がもとまているのは、もののみ方が多角的で変化に柔軟に対応できかつ積極的な人材 企業や社会が社会人に求めるのは、めの付け所がいい!面白い視点を持っているのといったぽいんとにくわえ、段取りがうまい、人と生産的なコミュがとれる、新しい提案ができる、情報を収集してうまく活用できるといった坪をおさえた文章 よむかくはなす、きくをれんどう 人は成長し続ける

Posted byブクログ

2022/04/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私は仕事柄、文章力が必要なのだが、悩まされることが多く頼らせてもらった。 ビジネスマンが文章を書く際の基本的なスタンスと、仕事術みたいなことが中心に書かかれてある。 面白い文章の書き方というよりは、小論文のような論理的な文章の書き方といった感じ。 以下、備忘録。 ・テープレコーダーに文章を綴るように話し、それを聞きながら書き起こすことで、常に最後の着地点を意識して話せるようになる。 →書くのが早くなる ・自分の本当の部分を出せている人の文章は、魅力的。 個人の特徴、特性を盛り込む力。 ・当事者意識をもつこと。小論文においては、当事者意識をもって問題に取り組まれるかが問われる。 →日頃から考えているのが第1。テクニックは個人的なエピソードを盛り込む。 ・小論文、企画書などの論理的かつ客観的な文章を構成するプロセスは、 1.書きたいテーマを見つける 2.テーマから3つのコンセプト、言いたいことを作る 3.3つのキーコンセプトを結びつけて文章を構築する。 →過不足ない文章を作れる →三つの要素の基準は、一つ一つが柱として成り立つか。 ・巨視的な視点と個としての視点の2つをもつ。 ・文章に必要なのは、発見や新たな視点が含まれている。 ・文脈を繋げる力は、人の話を聞きながらメモを取り、それを繋げてひとつの文章にする、ことで鍛えられる ・最後の一文だけは最初に決める。次にタイトルを決める。 結論を「チームワークは大切だ」のような当たり前のことにする場合、言い換えが必要。例えば「チームワークはあやとり感覚だ」のように、一見離れたものを結びつけることで斬新な意味を生み出す。 ・三段論法を使う 大前提 人間は死ぬ 小前提 ソクラテスは人間である 結論 故にソクラテスは死ぬ 納得感を与えられる。 ・ビジネス文書は透明度の高い文章を書く。 まず、この文書が何について書いたものなのか。そして何がどうなったのでどうしたいのかという要件を、最初の3行で示す。 事実と感想を混ぜない。判断には必ず理由をつける。 ・意味の含有率はとても重要。 短い字数に多くの意味を込める。 ・修正は早くする。 ・新書は、ビジネスパーソンの書く力を伸ばすために絶対読むべき。 各分野の専門知識がコンパクトに詰まっている。 ・正、反、合の1人弁証法 賛成と反対の立場で考える。この考え方で書かれた文章は納得させる力を秘めている。 複数の視点を持った思考も鍛えられる。 ・引用をすればお得感を出せる 引用が凡庸だと意味が無い。あまり知られてない言葉をもってくるべき。 ・文体を確立する。その人なりのスタイルを獲得しているかどうかも魅力に関係する。

Posted byブクログ

2022/02/19

 本書は「書く」ことに関する事項を網羅的に紹介してくれます。このような書籍は書くテクニックが淡々と紹介される印象でしたが本書は一味違いました。最初に書く力が必要な理由を説明し、その次に文章のフォーマットの作成法を説明します。書くテクニック事態は本書の半分くらいの分量でしか紹介され...

 本書は「書く」ことに関する事項を網羅的に紹介してくれます。このような書籍は書くテクニックが淡々と紹介される印象でしたが本書は一味違いました。最初に書く力が必要な理由を説明し、その次に文章のフォーマットの作成法を説明します。書くテクニック事態は本書の半分くらいの分量でしか紹介されていません。  その理由は筆者が思う書く力をつける最善策が良い文章に触れることであるためです。なので、本書の3割くらいは筆者お勧めの本が紹介されています。ただのレビューでなく、文章のプロが最高の文章がなぜ最高なのかを紹介してくれます。  なかなかボリューミーな内容でしたが文章自体が洗礼されているのですらすら読み進められました。

Posted byブクログ

2021/06/17

本の大元のテーマとは離れるけれど、企画書作成についての記述が胸に刺さりました。 「どこから突っ込まれてもちゃんと答えられるようにリスクを予測して、その対策も打つ。ディフェンス力のある企画書を作り上げる」 「ディフェンス力」がある企画書の作成を、今後意識して行きたい。(いつも脇...

本の大元のテーマとは離れるけれど、企画書作成についての記述が胸に刺さりました。 「どこから突っ込まれてもちゃんと答えられるようにリスクを予測して、その対策も打つ。ディフェンス力のある企画書を作り上げる」 「ディフェンス力」がある企画書の作成を、今後意識して行きたい。(いつも脇が甘いので…)

Posted byブクログ

2020/09/12

いくら読書しても自分の語彙力が全く上がらない。そう思ってた。本書を読んで当然だった。1000冊読んで初めて変化するのだから。読書の効果は即効性がないので、書くが変わるまで読書を続けたい。

Posted byブクログ

2020/05/01

大人のための全技術シリーズ第3段にして完結編。 「本質を理解して過不足のない文章を書く力。それこそが『書く力』だと考えています」(『はじめに』より) 「『文章で人を動かす力』を自分のものにすること」が社会人にとって最も必要だと、著者は力説する。 優れた文章にはその人の人格や...

大人のための全技術シリーズ第3段にして完結編。 「本質を理解して過不足のない文章を書く力。それこそが『書く力』だと考えています」(『はじめに』より) 「『文章で人を動かす力』を自分のものにすること」が社会人にとって最も必要だと、著者は力説する。 優れた文章にはその人の人格や温かみまでが表れるのだ。 当事者意識を持ち、巨視的な視点と個としての視点を併せ持つこと。 文章構成のプロセスの要点。 ①テーマを見つける。 ②3つのいいたいことを見つける。 ③それを結びつけて文章にする。 パソコンとインターネットこそ文章力向上のためのツール。 人の話を聞いてメモをとりそれをつなげて文章にする訓練が、文脈力をつくる。 書く力を伸ばすための基本書は、新聞と新書。 「正・反・合」の一人弁証法書くための思考を深める。 「読む力」「話す力」「書く力」に加えて身につけたい「聞く力」。 学ぶということは、聞く、あるいは読むということ。 これらを身につけていくための、巻末の読書ガイドが秀逸。 40冊の順序、バラエティ、そしてその内容。 どれをとっても素晴らしい。 1冊読み通すと、更に読みたくなる。学びたくなる。 そして、書きたくなる。 体育会的でありながら理知的。 クールでありながら情熱的。 知性の最前線をわかりやすく出し惜しみをしない。齋藤教授のゼミナール。 見事なコーチングであり、アクティブラーニングだ。

Posted byブクログ

2019/12/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

連絡はなんでもメールやLINE、SNSで発信したり情報を受け取ったりするのが当たり前の時代、読むことと書くことは必要不可欠な技術。 美しい文章には憧れる。 理路整然としていて簡潔で、すっと頭に入ってくる文が書けるようになりたいなあ。 美しい英文を読むと日本語も美しくなる、というのは不思議に思うけれど、そういうものなのかな。無駄がない文になるということか ブックリスト40冊は見るだけでわくわくする。参考にしたい。

Posted byブクログ