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アンと青春 の商品レビュー

3.9

261件のお客様レビュー

  1. 5つ

    45

  2. 4つ

    111

  3. 3つ

    72

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2020/11/19

今回もあんちゃんが悩みながらお仕事して、色々学びます。この終わり方で次が愛情って、そりゃー、続き気になりますわ。密やかに人気が出でいて、良いタイミングで坂木司読みはじめたんだなぁと思いながらも、図書館の次巻の予約数にため息出ました。この作者さんは各々の立場を慮っていらっしゃるなぁ...

今回もあんちゃんが悩みながらお仕事して、色々学びます。この終わり方で次が愛情って、そりゃー、続き気になりますわ。密やかに人気が出でいて、良いタイミングで坂木司読みはじめたんだなぁと思いながらも、図書館の次巻の予約数にため息出ました。この作者さんは各々の立場を慮っていらっしゃるなぁと感じています。だからこそ、100%の良好な人間関係など有り得なくて、でも、それなりに良い関係は持てるよね?って言われている感じ。饅頭買ったばばぁとかにも救いを見つけたりとか(ああいう人には絶対係わりたくない、饅頭は食べてみたいけど。虎やだと5000円でした)。あと、個人的には20歳過ぎたら、一生自立できるように、農家や自営業等目指す以外は社会保険に入れる仕事をしたほうが良いと思ってますが、その辺の扱いはどうなっていくかも作者の考え出そうで楽しみです。

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2020/11/08

久しぶりに図書館から借りて再読。 1話目の「空の春告鳥」は【和菓子のアンソロジー】という短編集にも収録されているお話でした。 あの時の和菓子屋さんの店員さんがその後も出てくるとは思わなかったなぁ。 しかもその店員さん原因で若干立花さんとアンちゃんがギクシャクしちゃうし。 1作目...

久しぶりに図書館から借りて再読。 1話目の「空の春告鳥」は【和菓子のアンソロジー】という短編集にも収録されているお話でした。 あの時の和菓子屋さんの店員さんがその後も出てくるとは思わなかったなぁ。 しかもその店員さん原因で若干立花さんとアンちゃんがギクシャクしちゃうし。 1作目に比べて、アンちゃんの働くということに対する意識や、和菓子に対する姿勢・成長・学びがより深くなっていて、より面白く読むことが出来ました。 あー、和菓子食べたい。

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2020/10/23

2020.10.23 1作目のアンちゃんと立花さん、椿店長、桜井さんのキャラが良すぎて、続けて2冊目もサクサク読んでしまった。程よいミステリ要素、キャラの濃い登場人物たち、美味しそうなお菓子の描写…本当に良い塩梅です。1作目より面白いと感じた。ちょっと説明くさいしこじつけかな、...

2020.10.23 1作目のアンちゃんと立花さん、椿店長、桜井さんのキャラが良すぎて、続けて2冊目もサクサク読んでしまった。程よいミステリ要素、キャラの濃い登場人物たち、美味しそうなお菓子の描写…本当に良い塩梅です。1作目より面白いと感じた。ちょっと説明くさいしこじつけかな、て思う部分もあるけど苦にならない程度。 1作目でアンちゃん×立花さん、どうにかなりそうなフラグが立ちまくりだったけど、2作目でついに…!と思ったらいいところで終わってしまった…甘酒屋の荷のくだり、ドキドキした! かねてより行きたかった金沢の二十一世紀美術館に行きたくなる。東茶屋街も行ってみたい…。 このまま少女漫画にできそうな和菓子の甘いお話、3作目も期待してます。

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2020/08/11

ザ・個性なキャラクターたちにも、分かる〜!と思える感情があって親近感が湧いた。そんなキャラクターの中でも杏子はさらに人間味溢れてて、小説に深みを出してるなぁと思う(主人公だし当たり前か)。乙女な立花さんが今後どう動くのが期待!

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2020/06/06

前作を読んで久々過ぎて設定を忘れてしまった 前はもうちょっと読み終わってハッピーになれた気がするのだが今作は重い話のせいか読んでてモヤモヤする感じ 面白くはあったのだけれども

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2020/03/11

「空の春告鳥」 クレーマーの様に絡む男性。 彼は販売員として必要な知識を付け焼き刃レベルも無いと見抜いたからこそ、本気で店に務めるつもりなら調べるべきだと思ったのだろうな。 「女子の節句」 常識とは何かを話す者達は。 若者だからと一括りにし自分の中の常識を押し付ける人は結局自己...

「空の春告鳥」 クレーマーの様に絡む男性。 彼は販売員として必要な知識を付け焼き刃レベルも無いと見抜いたからこそ、本気で店に務めるつもりなら調べるべきだと思ったのだろうな。 「女子の節句」 常識とは何かを話す者達は。 若者だからと一括りにし自分の中の常識を押し付ける人は結局自己満足であり、その説明が間違っていようが自らが気に入らない事は今時ので済ませるのだろうな。 「男子のセック」 男ばかりの店に居るアヒル。 地に足を付けず職を転々とする者をよく思わない人は少なくとも居るだろうが、人それぞれの道なのだから他人が口出しする事ではないだろう。 「甘いお荷物」 子供の為を思っての行動は。 他人の目から見ても過保護だと分かるのであれば、一定の年齢を過ぎたら手を離さねば一人で生きる術を知らないままで逆に危険だと思うが親の心境も考えると難しいな。 「秋の道行き」 和菓子に託された行き先を。 口答えをしない自分よりも弱い立場の人間に対してのみ威張る人はこの世に沢山居るが、ヘラヘラと受け流す相手が傷付いついていないとでも思っているのだろうか。

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2019/11/29

和菓子の謎解きよりもアンちゃんの成長物語が多め。 嫁姑問題や原発問題など出てきて謎が解けてもモヤモヤが残った。

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2019/11/11

今回はすっきり謎解きというわけにはいかなかった。 飴細工の鳥という言葉を投げかけた人の正体は?年配の女性客とその息子の妻との本当の関係は?まあ、店の人が客の人生に入り込むには限界があるし、むしろしてはいけないことだし。 京都人は洋物が好きって、アンちゃん、知らなかったんだね。 今...

今回はすっきり謎解きというわけにはいかなかった。 飴細工の鳥という言葉を投げかけた人の正体は?年配の女性客とその息子の妻との本当の関係は?まあ、店の人が客の人生に入り込むには限界があるし、むしろしてはいけないことだし。 京都人は洋物が好きって、アンちゃん、知らなかったんだね。 今回はみつ屋のお菓子よりKの洋菓子が食べたいと思った。元々紅茶派なので。 ギルバートは立花さんなんだろうけど、ひょっとして柏木くんも候補かな。今回立花さんはホント、グダグダだった。師匠はかっこよかった。師匠がマシュウ? 言葉にしてはいけないこともあるけれど、言葉にしなくちゃならないこともある。アンは言葉のする仕方を学ばなくては。本家のアンがあれほど表現力豊かなんだから。

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2019/07/30

久々に続編。 あんこちゃんの卑屈になっちゃう気持ちも揺らぐ気持ちも、ある程度共感できることではあったので、ふむふむ可愛いなぁ若いなぁと思いながら読みました。 ジャンルは違えど、日々たくさんの人と関わる仕事をするものとして、どこまで踏み込むか、相手のことに想いを馳せるかというのは...

久々に続編。 あんこちゃんの卑屈になっちゃう気持ちも揺らぐ気持ちも、ある程度共感できることではあったので、ふむふむ可愛いなぁ若いなぁと思いながら読みました。 ジャンルは違えど、日々たくさんの人と関わる仕事をするものとして、どこまで踏み込むか、相手のことに想いを馳せるかというのは耳の痛いところでもありました。 私はこんな風に反省したりできているだろうか。 横柄になってないだろうか。 気をつけようと思いました。 そして件の甘酒屋が気にかかるところ。 求む続編。

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2019/07/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作の「和菓子のアン」が面白かった記憶があったので、図書館で見かけて借りてみた。 でも、読み始めたら……あれ?主人公がちょっと卑屈すぎるような……こんなんやっけ?となり、慌てて前作も図書館で借りることに(笑) 今回は「青春」だからかちょっと全体的にシリアス。謎もほっこりするよりはなんだか痛々しいようなものが多くて、読んでいて幸せにはなれなかったなぁ…… 特に嫁姑の話は怖すぎる……放射線量の話も白黒つくもんやいから、なんだか気持ちが堕ちる。 立花さんの気持ちに気づかない主人公にもちょっとイライラしちゃうし、なんだか少し残念な読後感でした。

Posted byブクログ