高校入試 の商品レビュー

湊かなえ(著者)

2016/05/11

いつも通りの湊かなえさんという感じ、もちろんいい意味ですが。まず読みやすい、先が気になってどんどん読んでします。けれど結末に関してはどうしても『告白』を超える衝撃はどれも感じられない。エンタメ小説としては十分だが、もっと興奮し、衝撃を受ける作品を期待している。

2016/05/07

登場人物多いけど、そこさえ慣れればサクサク読める。

ただ、その登場人物のうち半数以上がクズというか、ウザい。
それだけに、ラストを無理矢理ハッピーエンド(に入るのかな？)にした感が否めなかった(´・ω・｀)

少なくとも、勧善懲悪的な要素は他の湊さん作品に比べて薄めだと思った

2016/05/03

ドラマとは異なり、それぞれの登場人物の心情が描かれていたのが小説にしかできないことだなと思った。客観的に状況を説明するのではなく、主観的に心情を描くことで、それぞれの思惑が交錯していた。それぞれの立場になって読むことでより人間らしい感情を実体験として得ることができた。

2016/05/02

登場人物がかなり複雑で、途中まで誰が誰なのかわからないまま読み進めていました。

ただ、ｽﾄｰﾘｰﾃﾗｰとしての「次はどうなっていくのだろう…」がとても巧みであるので、最後近くなってようやく人物と関係が把握できるようになりました。

でも、再読の可能性は、うーーん　低いですねぇ

2016/05/01

何年か前のドラマを見て、あまりはまらなかったので期待していなかったが、本は面白かった。解説を読んで、ドラマの脚本→小説化されたことがわかった。脚本のオーダーは、「
学校を舞台にしたワンシチュエーションミステリーで、主人公が女性であること」だったそうだ。ドラマをもう一度見てみたい。

2016/04/24

面白かったが、作者名とこの題名の期待が大きかった分、厳しい★★★になってしまった。
面白いし、あっという間に読めるのだが作者に対する期待が大きすぎる私（笑）

湊かなえ先生の書き方らしい書き方。
一人称がコロコロ変わる。

今回は登場人物が多い為、最初からメモを取りながら読むことをオススメする。

この一人称がコロコロ変わる書き方で、これだけ登場人物が多いのは大変混乱する。

ほとんどが○○先生というところが、余計に混乱を招くような気がする。

しかし話のテンポはさすが湊先生でどんどん進む。

ちょうど息子が高校入試を終えたばかりで、
とても興味深いストーリーになっていた。

2016/04/24

今作はとにかく登場人物が多く、1度読んだだけでは私はこの話は誰の視点なのかそしてその人はどういう経歴だったか、ということがすぐにわからなかった。
何度読んでも面白い作品だろうと思う。

2016/04/24

いろんな登場人物の視点で進んでいく、湊さんらしい作品だなと思いました。
登場人物が多く、「誰だったかな？」と結構、読み返しました。
結末は全く予想できませんでした。
面白かったです。

2016/04/23

んんんんんんんん
この結論でよかったのか
みんな、ちょっと、自分のしたミスを棚に上げすぎているような気がした。だからこそリアルなんだけど。んんんんんんんん

2016/04/22

久しぶりに「入試」について考える機会になりました。入試の時は人生が決まると思っていましたが、終わってみれば、大事なのは入試の後に何をするかだと思うようになりました。この本を読み、入試が全てではないということを改めて思いました。