教師が40代で身につけたい24のこと の商品レビュー
自分は今44歳で、今年の誕生日で45歳になる。 お世辞にも若手とは言えない年齢で、もう少しで中堅ですらなくなってしまう。 一般企業にいる同級生たちは、きっと管理職的な立場にいることだろう。 というわけで、私も自然とこういう本に手が伸びるようになってきた。 40代ともなると...
自分は今44歳で、今年の誕生日で45歳になる。 お世辞にも若手とは言えない年齢で、もう少しで中堅ですらなくなってしまう。 一般企業にいる同級生たちは、きっと管理職的な立場にいることだろう。 というわけで、私も自然とこういう本に手が伸びるようになってきた。 40代ともなると、自分のことだけではなくて周りをフォローしていかなければいけなくなるし、「育てる」ということも仕事の一環になってくる。自分たちもそうやって先輩たちに助けられてきたわけで、順番が回ってきただけのことではある。 それはわかっているんだけど、どうやってフォローしていいか、わからない時もある。 この本には、そんな周囲へのフォローの仕方も含めた、40代が心がけるべきことがふんだんに詰まっている。さすが堀先生。またしても線を引きすぎて本が真っ赤になった。 「40代の時間と労力のうち、自分のために使えるのは半分。半分の時間と労力で全てをこなさなければならない。」……うーむ半分しか使えないのか。 「40代になると若手論者の見解には興味を抱かない傾向がある」……ギクリ。古市憲寿とかもっと読もう。 「40代の敵は、自らを発展途上人と位置づける謙虚さの喪失。」……転勤しなかったらこうなってたかも。 「教師生活の復路は、往路でどれだけスキルや人間的魅力を蓄積し得たかで決まる。」……貯金足りないかもなあ。 「人の上に立つということは、自分の思い通りにただ仕事を進められる、ということを捨てることから始まる。」……これはさんざん思い知ったので大いに共感。 この本、20代と30代のバージョンもあるらしい。読んでおけばよかったなあ。
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