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声のお仕事 の商品レビュー

3.2

26件のお客様レビュー

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2017/08/21

いま活躍している人たちはいわゆる売れっ子というやつで、事務所所属をしても仕事がなくてずっとバイトをしている人たちが多いんだろうなあと思った。養成所に入って事務所に入るだけですごいと思うけど、その状態の人でも苦悩があることを初めて知りました。芸能系のお仕事話は都合の良い展開が多い気...

いま活躍している人たちはいわゆる売れっ子というやつで、事務所所属をしても仕事がなくてずっとバイトをしている人たちが多いんだろうなあと思った。養成所に入って事務所に入るだけですごいと思うけど、その状態の人でも苦悩があることを初めて知りました。芸能系のお仕事話は都合の良い展開が多い気がするけど、これは少し違うかも。こういう職業は運や実力もあるけど、どんなに報われなくても諦めない人たちがなれるんだろうと思いました。諦めなければなれるわけではないけど、諦めた人はなれてないと思う。

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2016/12/13

主人公はレギュラー番組のない、売れない声優、結城勇気。 小児病棟に入院していた際、夕方のアニメだけが楽しみであった思い出から、「声で世界を変える」と意気込んでこの世界に飛び込んだものの、声優の収入だけでは生きて行けず、喫茶店のアルバイトがメインな日々。 受け続けたオーディション...

主人公はレギュラー番組のない、売れない声優、結城勇気。 小児病棟に入院していた際、夕方のアニメだけが楽しみであった思い出から、「声で世界を変える」と意気込んでこの世界に飛び込んだものの、声優の収入だけでは生きて行けず、喫茶店のアルバイトがメインな日々。 受け続けたオーディションの結果、ついにレギュラー番組を手に入れ、クレジットに名前が出て喜んだのもつかの間、超人気声優との収録で悪戦苦闘することに。 なぜか自分にからんでくる人気声優「大島」。 彼はいったい何者なのか。 勇気は「世界を変える」ことはできるのか? 声の仕事にすべてをかける、青春お仕事小説。

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2016/10/28

声優のお仕事小説。作中作であるアニメのセリフがわざとらしいし、登場人物たちも現実味がない変なキャラが多くて、読むのが面倒くさかった…。

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2016/10/16

なかなかレギュラーがとれずにいる崖っぷち声優の勇樹。生き残りをかけて臨んだアニメのオーデションで念願のレギュラーを勝ち取るが… 裏方になりがちな「声のお仕事」を正面切って描いたお仕事小説であり、がんばる主人公の姿がどこか初々しい青春小説でもありました。幼少期のエピソードが結構じん...

なかなかレギュラーがとれずにいる崖っぷち声優の勇樹。生き残りをかけて臨んだアニメのオーデションで念願のレギュラーを勝ち取るが… 裏方になりがちな「声のお仕事」を正面切って描いたお仕事小説であり、がんばる主人公の姿がどこか初々しい青春小説でもありました。幼少期のエピソードが結構じんとくるものですが、終盤その下りがとても生きた展開になっていて、巧くまとまっているように感じました。 アニメの業界モノとして、アニメーターなどの制作側を描いた「ハケンアニメ!」をあわせて読むとより業界のことが知れて面白いのではないかなと思います。 余談ですが。 これらの作品は、キラキラしててかわいかったりかっこよかったりするアニメ業界も、立派な大人の思惑の絡むビジネスのひとつ、っていうことを描いてもいます。 知っていても知りたくないかもしれないですが…、そうであることを広く知られないと、厳しいと聞くこの業界のためにならないかも、とも思ったりしました。そういう意味でも、アニメは観ないという人にも読んでもらいたい小説でもあります。

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2016/08/31

結城勇樹の夢、それは「声で世界を変えること」。しかし現実的には、声優を志しながらも未だ本格的な仕事をもらえず、バイトで食いつなぐ崖っぷちの日々。 そんなある日、話題作「センターライン」のオーディション会場ですれ違った人気声優・大島啓吾から、「一緒に仕事がしたい」と手書きメッセージ...

結城勇樹の夢、それは「声で世界を変えること」。しかし現実的には、声優を志しながらも未だ本格的な仕事をもらえず、バイトで食いつなぐ崖っぷちの日々。 そんなある日、話題作「センターライン」のオーディション会場ですれ違った人気声優・大島啓吾から、「一緒に仕事がしたい」と手書きメッセージが?! …そして、勇樹が初めてもらったレギュラーは、柴犬のサブ役だった。 勇樹の成長物語で、声優という特殊な世界を覗けるお仕事小説、そして病と闘う子供たちに、夢みる力を持つことを教えてくれる物語。 勇樹をとりまく周囲の人たちも、皆が声のお仕事に真摯に向き合う心優しい人たちばかりで、素直な気持ちで読める。 70年代アニメファンなら、作中の数々の懐かしアニメのタイトルにニヤリ(^-^) 川端ファンなら、作中で放送中の作品名「宇宙存在の剣(ソード・オブ・ユニバーサル・プレゼンス)」にもニヤリ(^。^) 個人的には、偶然にも、「メイク・ア・ウィッシュ」代表の大野さんの講演を聴いた後だったので、病気と闘いながら笑顔で夢を語る子供たちの姿が目に浮かんでしまった。

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2016/08/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

売れない(というか仕事がない)崖っぷち声優の青年のはなし 子供の頃病気で入院関連がイイハナシ感を醸し出してはいる 声優さんの仕事が(ごくごく一部なんだろうけど)なんとなくわかった気になる ただ、出てくるアニメのタイトルがいちいち偽名(というか)なんだけども それが元ネタがうすうすわかるくらいの偽名で なんだか無性にきもちわるかった・・ プリキュアがラブキュアになってる的な まあそのままは使えないだろうし○とか使って伏字にしてもだめなんだろうし かといって全く関係ない名前をつけちゃっても想像しにくかったりよくないんだろうけど なんかダサくなってる感が気になっちゃって・・ 夏コミが夏ミサとか言ってるのも なんかイタイというかなんというか まあ仕方ないんだろうけど そんなどうでもいいところが気になったのと 主人公がまっすぐでなんかひいちゃったのと アニメがなんかこれまたまっすぐであまり好きじゃなさそうだった でもまあアニメ好きな子とか声優に興味ある子は たのしく読めるんじゃない・・かな?

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2016/06/29

声優としてもう一つの勇樹.犬役をきっかけに成長していく.物語がアニメのストーリーと二重構造になっているところもあって,両方楽しめた.大島啓吾のカックンとしてのキャラが馴染めなかった.

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2016/06/08

あるようであまりなかった声優をテーマにした小説であり、青春小説でもある。この業界をよく勉強しているようで、絵空事ではなくきちんと描いている点に非常に好感が持てる。

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2016/05/23

本を読んで脳内で自分流にイメージしていることを声だけで見ている人を裏切らないよう形にする難しさ。声優さんはすごい仕事です。 声で世界を創る…夢を実現させていく勇樹は志を持ってもっと大きくなりますね。

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2016/05/22

声優業界が舞台の小説。『それが声優!』といい、最近は声優業界の話が流行っているのだろか。 主人公は20代後半にもなって代表作がない男。それは結構ひどい気がする。名前はすごいインパクトあるのだけど。『結城勇樹』。たまに、不審者と間違われないか不安になる場面があった。 他の主要登場人...

声優業界が舞台の小説。『それが声優!』といい、最近は声優業界の話が流行っているのだろか。 主人公は20代後半にもなって代表作がない男。それは結構ひどい気がする。名前はすごいインパクトあるのだけど。『結城勇樹』。たまに、不審者と間違われないか不安になる場面があった。 他の主要登場人物として、人気声優で幼い時の友達という子がおり、主人公と一緒に仕事をしたがっているという設定だった。雰囲気は違うはずなんだけど、男同士の幼馴染で業界ものということだけで、『ピンクとグレー』を思い出した。いつか死ぬんじゃないかと(演じたキャラの一人は死んだようだけど)。 それと、声優なら基礎訓練として、『外郎売』という話の朗読をするということを初めて知った。発声や滑舌の訓練にいいらしい。 なお、動画の現場では相変わらず、万策尽きそうな状態。SHIROBAKOを見てたからすごいイメージできる。 後知ったのは、ギャラはだいたい三か月か四か月後に振り込まれるということ。収録した月じゃないのかよと。会社側に振り込まれるのは3か月先だとしても、声優にはその月に振り込んでやれよと思った。 それと、驚いたのが、『エロ』という犬種があること。調べたら本当にあった(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AD_(%E7%8A%AC%E7%A8%AE))。 それにしても、「○○だわ」という男勝りという設定のマネージャーの言葉にすっごい違和感を覚えるのだけど、どういう発音のつもりで書いてるのだろうか。女言葉としても違和感ある使い方だし関西弁みたいなイントネーションなのだろうか……。

Posted byブクログ