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どうぶつたちの贈り物 の商品レビュー

2.9

18件のお客様レビュー

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2023/08/15

動物をテーマにしたアンソロジー。 白河さんと鹿島田さんははじめましてだったけど、あんまりよくわからなくて。独特の雰囲気。 東川さんと似鳥さんの軽さで愉快になり、小川洋子さんの不穏な雰囲気にぞわっとする。

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2018/07/22

5人の作家による動物に関連する不思議なおはなし。 小川洋子の「黒子羊はどこへ」は、わりと好きだった。他は、私の好みではなかったので☆二つ。

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2018/01/18

ん~。。。 おもしろい・印象的・・・なのもあったけど、全体的には合わなかった感が強く残ってしまった。

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2017/07/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ペンネームに動物の漢字が入っている小説家たちによる 動物にまつわる話。 田舎町での殺人事件、殺された経営者と消えた従業員。 残された馬、馬と会話に成功した女子高生と解決への糸口。 (東川篤哉) 母の占いを怪しげなフランス人と乗り越えるべく 依頼者の消えたウサギの行方を探すまで。 (白河三兎) 山に魅了されてどこかずれている山野が 運命の人だと信じ始めたキョンちゃんの正体。 (鹿島田真希) 白いカラスを探すために張り込んでいたのが 鶏の活躍で、小銭ドロボーを捕まえることになった高校生。 (似鳥鶏) 黒子羊に呼び寄せられるように集まった子どもたちと なにもかもが死んでいく過程。 (小川洋子) 東川さんの馬がしゃべるのが、しょっぱから面白かった。 ウサギの話は終わりが、すっきりしない感じで、、、 鹿島田さんのは相変わらず(?)の変態と狂気すれすれ感がたまらない。 アンソロジーっておもしろいなー。

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2016/08/17

いろんな作家さんが書いているからお得なんだけど、アンソロって苦手。今回はそれほど苦手感なく読めたかもしれません。どれもなんとなくおもしろかった。

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2016/08/10

「馬の耳に殺人」東川篤哉、「幸運の足跡を追って」白河三兎、「キョンちゃん」鹿島田真希、「蹴る鶏の夏休み」似鳥鶏、「黒子羊はどこへ」小川洋子 五人の作家による5編のどうぶつの物語。 登場どうぶつやストーリーはそれぞれなのに、どこか共通する美しさや哀しさやユーモアがある。 作家紹介の...

「馬の耳に殺人」東川篤哉、「幸運の足跡を追って」白河三兎、「キョンちゃん」鹿島田真希、「蹴る鶏の夏休み」似鳥鶏、「黒子羊はどこへ」小川洋子 五人の作家による5編のどうぶつの物語。 登場どうぶつやストーリーはそれぞれなのに、どこか共通する美しさや哀しさやユーモアがある。 作家紹介のイラストもかわいいし、初めての作家さんの略歴になるほど!と、自らの好きのルーツを発見。感慨深く星加算。

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2016/04/22

洋行(洋子)帰りの不思議な羊シュルレシュルレと草を食む…… ちょっと企画が無茶でしょ、まるで実行委員のコネでユーミンが来る学園祭みたくそこそこのメンバーそろえても前座が悲惨なことになっちゃってる。 馬はふざけすぎ、兎は軽やかなダッシュ虚しく失速、鹿は巧者なのだが作風がカメレオン、...

洋行(洋子)帰りの不思議な羊シュルレシュルレと草を食む…… ちょっと企画が無茶でしょ、まるで実行委員のコネでユーミンが来る学園祭みたくそこそこのメンバーそろえても前座が悲惨なことになっちゃってる。 馬はふざけすぎ、兎は軽やかなダッシュ虚しく失速、鹿は巧者なのだが作風がカメレオン、唯一の対抗はさかなくん鳥バージョンの鶏かな、こいつは結構面白かった。 そして大本命の羊は言うまでもなく…その世界観は最早芸術の域でピンと背筋が伸びるような感動が味わえる信頼のブランド。 あまりのシュールさに手の届かないところに行ってしまわぬか不安になる程、安部公房にはならないで下さいね小川さん

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2016/04/09

動物主役のアンソロジー  犬主役も読んだ記憶あるなぁ。それに負けないほどこれも感性に触れなかった。最初の馬物語があまりにくだらないので続きを読む気になれなかったので、途中放棄だ。しかたないかな。

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2016/03/27

動物達から人はじぃーっと観察されているのかな。全部わかってて見透かされてるのかも。 「馬の耳」関西弁の馬、ルイスは大好き。 「幸運の足跡を追って」そうくるか、と少し切なく。 「キョンちゃん」まさしくそれでよい! 「蹴る鶏の夏休み」似鳥さんらしさ満載。 「黒子羊はどこへ」ちょっと幻...

動物達から人はじぃーっと観察されているのかな。全部わかってて見透かされてるのかも。 「馬の耳」関西弁の馬、ルイスは大好き。 「幸運の足跡を追って」そうくるか、と少し切なく。 「キョンちゃん」まさしくそれでよい! 「蹴る鶏の夏休み」似鳥さんらしさ満載。 「黒子羊はどこへ」ちょっと幻想的で、狂気と羊の目に映る虚無を想像します。 それぞれカラーが違って不思議な雰囲気の本です。

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2016/03/17

最初の「馬の耳に殺人」(東川篤哉)は、まあこんなものかな?と読み終えたのだけど、二篇目三篇目と進むにつれ、どうにもつらくなってきた。どこがおもしろいのかわかりません…。 そういう気分だったせいか、楽しみにしていた(というか、途中からこれに早くたどり着くためだけに読んでた)最後の...

最初の「馬の耳に殺人」(東川篤哉)は、まあこんなものかな?と読み終えたのだけど、二篇目三篇目と進むにつれ、どうにもつらくなってきた。どこがおもしろいのかわかりません…。 そういう気分だったせいか、楽しみにしていた(というか、途中からこれに早くたどり着くためだけに読んでた)最後の小川洋子さんの「黒子羊はどこへ」まで、いつものようにその世界に浸れず残念。静かで不穏な小川ワールドはやっぱり明らかに別格で、こういう企画ものじゃない形の方がいいなあ。

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