はだかんぼうたち の商品レビュー
要約しにくい話だなぁ フリー恋愛というか軽やかな不倫というか、関係性に名前がつけにくい関係はいつもの江國香織なんだけど、如何せん視点が多すぎる なので、どうしても物語に入り込めなかった この形式で江國香織がかけるのはせいぜい3人まで それ以上はダメです 隼人は今までの登場人物に...
要約しにくい話だなぁ フリー恋愛というか軽やかな不倫というか、関係性に名前がつけにくい関係はいつもの江國香織なんだけど、如何せん視点が多すぎる なので、どうしても物語に入り込めなかった この形式で江國香織がかけるのはせいぜい3人まで それ以上はダメです 隼人は今までの登場人物にない特性を持ってるね 引越し業者だけど、ガテン系って言うのかな? 他の男達はいつもどおりの人達なので、ことさら目立つ 一番共感というか、なんとなく同じものを感じたのは山口さんかな まぁ、でも今の家庭を捨てて家を出ようとは思わないし そもそもネットで出会いを求めないんだけどね 悪い話ではないんだけど、僕にはそんなに合わなかったかな
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
各登場人物の個性が、それぞれ、とても丁寧に描かれていて、彼らの交流の絡み具合だとか、考え方の違いだとかが面白く、一気に読みました。 視点がころころと変わりますが、すっと次の登場人物にスライドできます。 私は、山口さんは生理的に無理な人なので、隼人の考えに同意したり。 陽の生き方に少し憧れたり。
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登場人物が多いのに、ごちゃごちゃしながらも、それぞれの思い、生き方がゆっくり、しっとり伝わってきてあっという間に読み終えた。
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う~ん、よくわかるなぁ。うまくいえないけど、よくわかる気がします。 ここに描かれているのは人のエゴです。それも剥き出しのエゴではなくて、誰もが普通に持っている、ときに無意識に他者を傷つけてしまうような自我。 なにを隠そう、家族や血縁というものは、なんだか疎ましく、面倒な存在だと、...
う~ん、よくわかるなぁ。うまくいえないけど、よくわかる気がします。 ここに描かれているのは人のエゴです。それも剥き出しのエゴではなくて、誰もが普通に持っている、ときに無意識に他者を傷つけてしまうような自我。 なにを隠そう、家族や血縁というものは、なんだか疎ましく、面倒な存在だと、子供の頃からそんなふうに思っていました。親兄弟、親類縁者だけでなく、そもそも人づきあいというものが、なんとなく煩わしかったのです。いまもそれは変わりません。かといって、人間関係がうまくいかないとか、人づきあいが悪いとか、恋愛経験がないとかいうのではなく、そのあたりは人並みだと思っています。いろいろと気遣いも怠りません。ようするに、うまく折り合いをつけながら生きてきたのです。これまで関わり頂いた方々には、心から感謝もしていますが、だからといって、あえて友達の輪を広げようとか、より多くの人と出会って見識を深めたいなんてことは思いません。独りで過ごすことだって、ぜんぜん苦にならないタイプです。世の中には、積極的に友人知人を増やす努力をしている人がいますが、そういう方は、よほど精神の安定している広い心の持ち主で、経済的にも恵まれている人か、もしくは、まったく責任感の欠如した人なんじゃないかという気がしないでもありません。人に関わるってことは、多かれ少なかれ、その人に対して責任を負うということだからです。 もっと自由に生きられたらいいのに、人は自由であるべきだとは思いますが、自由には責任がついて回ります。けっきょく、生きるってことは不自由なものなのでしょうネ。 人は理解し合えるというのも幻想でしょう。人の心は複雑になりがちです。わかりあえるはずありませんし、そうである限り心が満たされることもないはずです。孤独を恐れる人がいますが、生きる上で孤独は受け入れなければならないものだし、しみじみ味わうべきものだと思います。 それにても〝はだかんぼうたち〟って、つくづくうまいタイトルですねぇ。 べそかきアルルカンの詩的日常 http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/ べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2
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登場人物の個性の描き方が丁寧。 人と人との相性って何? ある人々の、人生のうちの一年と三カ月。 どこも何も解決はないんだけど、なんだか前に進んだ気がする。
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あまり入り込めなかったのは誰とも境遇が似ていなかったからかな。結婚と恋愛、どちらがいいのかも結論つかないし。
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結婚すること、結婚していること、付き合うこと、付き合っていること。1人でいること。 現代の我々の価値観は、徐々に変容してきているのを感じる。自由というか、しかし奔放ではないし、かと言って平安時代のようなこともないし……動物的のような、だかしかしとても人間的なような…… 我々はどこ...
結婚すること、結婚していること、付き合うこと、付き合っていること。1人でいること。 現代の我々の価値観は、徐々に変容してきているのを感じる。自由というか、しかし奔放ではないし、かと言って平安時代のようなこともないし……動物的のような、だかしかしとても人間的なような…… 我々はどこへ向かおうとしているのだろう。
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rinpippi.hateblo.jp/entry/2016/02/09/061441 長いのでブログにて。
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