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脳が認める勉強法 の商品レビュー

3.8

45件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    14

  3. 3つ

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2017/12/25

効率よく物事を覚えるには、分散して勉強すること異なる環境で勉強すること。 こういった本のレビューなども、読み終わってすぐに書くのではなく、2.3日後に内容を思い出しながら書くと記憶に定着するのかもしれない。 また、思い出せない内容を踏まえて改めて本を読み返すそういった繰り返しが大...

効率よく物事を覚えるには、分散して勉強すること異なる環境で勉強すること。 こういった本のレビューなども、読み終わってすぐに書くのではなく、2.3日後に内容を思い出しながら書くと記憶に定着するのかもしれない。 また、思い出せない内容を踏まえて改めて本を読み返すそういった繰り返しが大切。 と言いながらも、ついつい他の本に手が伸びてしまうのですが。

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2017/11/26

専門的過ぎない素人でも理解できる内容ですが、書き方が冗長的で読むのは少し疲れます。 付録の学習効果を高める11のQ&Aを先に読み、そこに書かれている事で興味のある質問と回答だけを読み、大雑把にそのQ&Aの内容を頭に入れて本文で該当するところだけを読む方が実用的で...

専門的過ぎない素人でも理解できる内容ですが、書き方が冗長的で読むのは少し疲れます。 付録の学習効果を高める11のQ&Aを先に読み、そこに書かれている事で興味のある質問と回答だけを読み、大雑把にそのQ&Aの内容を頭に入れて本文で該当するところだけを読む方が実用的でかつ内容が良く理解できると思います。 全てを理解する必要はないので自分の関心に応じてそこだけを理解して使える様になるだけでもかなりの効果が期待できます。

Posted byブクログ

2017/10/04

脳はどのようにして記憶しているのかということから始まり、より効率がよい勉強方法を様々な実験の結果を元に導き出した本。 なかなか難しい箇所も多いが、今までの勉強方法からこれはよく記憶できたな〜という経験が、実験でも効率が良いことが証明されている、と書かれていて、やっぱりよかったんだ...

脳はどのようにして記憶しているのかということから始まり、より効率がよい勉強方法を様々な実験の結果を元に導き出した本。 なかなか難しい箇所も多いが、今までの勉強方法からこれはよく記憶できたな〜という経験が、実験でも効率が良いことが証明されている、と書かれていて、やっぱりよかったんだ!と感じました。 特に大学受験に挑む高校生や、資格試験を受ける人にムダな勉強にならないよう読んでみてほしいと思った一冊。

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2017/08/07

安直な自己啓発本ではない。 論文をもとにした緻密な科学ノンフィクションだ。 インターリーブ、分散効果など、実用的な勉強法も紹介されている。 ちゃっちゃと方法だけ知りたいなら斜め読みすればいい。 しかしじっくり読めば、学習というものが学問的にどのように扱われてきたかがわかる。 読む...

安直な自己啓発本ではない。 論文をもとにした緻密な科学ノンフィクションだ。 インターリーブ、分散効果など、実用的な勉強法も紹介されている。 ちゃっちゃと方法だけ知りたいなら斜め読みすればいい。 しかしじっくり読めば、学習というものが学問的にどのように扱われてきたかがわかる。 読む価値のある本だ。

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2017/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

記憶、創造に有効な研究から、脳の活用方法を示している。 ・記憶は、記憶することをまとめてでなく、時間を分けて何度も繰り返す。時間の分け方は、思い出したい日までの日数によって異なる。大体、次の日、3日後、1週間後、一か月後、と徐々に間隔をあけること。思い出すことを、再発見により情報が定着する。 ・異なる場所(厳密には場所だけでなく、においや音でも問題ない)で勉強することで、特定の情報に紐づいて記憶される事柄が増え、検索に引っかかりやすくなる。つまり、思い出しやすくなる。キーホルダーと同じ効果。 ・テストする。これにより、理解したことを、再現する過程でその情報の検索力が高まる。 個人的には、分散による2回目以降の勉強の前に、テストで自分が理解していないことを知っておくこと。でないと、2回目以降どこがわかってないかわからず、注意するページ・項目がわからず、理解の為の効率が悪い。 ・流動性の罠には注意。文字を読んでいる状態で「これはわかる、読んだことがある」として理解できている気になってしまう。しかし、それは、再読を通して保存した情報を認識しているのに過ぎない。再読を検索の手がかりにしているのだ。 しかし、何もない状態で検索して、その情報を思い出せるかどうかは別問題。これが分かってないと、本を読んで理解出来ても、テストやそれを現実世界に適用する段階で検索に引っかからないことがほとんど。 「創造」 ・ひらめきの為には、考えたいことについて徹底的に考える。その後、一度それから離れて別の情報に触れていると、ぱっとひらめく事がある。これを孵化という。 ・孵化の適用期間が長くなると、抽出になり、より創造的な考えに繋がることがある。無意識の内に、完了していないタスクがずっと頭に残り、それに繋がる情報を探している。ツァイグル効果。 ・反復学習は、特定のことの習得は早いが、同様の条件下でないと習得したことを適用するのは難しい。その為、複数のことを同時に習得するように努めることで、習得した事に応用が利くようになり、適用条件が増える。 複数の事を習得しないと、どういった条件にそれが適用できるかも判別出来ない。 数学がいい例。公式を覚えても、どの場面でその公式を使うのか判断出来ない。 ・無意識の活用。  紐づけられた情報群の単位をチャンクという。 チャンク化された情報により、パイロットは操縦席の機器類の、複数の機器から成る異なる数値から、今おかれている状況を把握し、対応出来るようになる。チェスや将棋においても同じ。パターン認識を増やしていくことが大事。それにより対応できる局面が増える。 ・睡眠はレム睡眠含む睡眠の深度に応じて、記憶を定着させる役割が異なる。例えばレム睡眠は運動情報等の感覚的な情報記憶に有効だが、第2段階の深度の睡眠は文字情報などの記憶に有効。

Posted byブクログ

2017/04/21

・「嗅内皮質」は脳に入ってくる情報をふるいに役割。「海馬」は記憶形成が始める場所で、「新皮質」では、保存する価値があるとの信号が発せられた情報が健在記憶として保存される。(海馬を通じんてネットワークを形成し、最終的には検索可能な状態で新皮質で落ち着く) ・結合してネットワークを形...

・「嗅内皮質」は脳に入ってくる情報をふるいに役割。「海馬」は記憶形成が始める場所で、「新皮質」では、保存する価値があるとの信号が発せられた情報が健在記憶として保存される。(海馬を通じんてネットワークを形成し、最終的には検索可能な状態で新皮質で落ち着く) ・結合してネットワークを形成するのが「ニューロン」。一方のニューロンから信号を受け取ると、反対隣のニューロンへその信号を伝達する。 ・記憶を使えば、記憶は変わる。 ・どんな記憶にも、保存と検索の2つの力がある。 ・保存する力が減らないというのは、意識的に記憶した事はすべて永遠に脳内にあるという意味だ。 ・「検索する力」は、情報をいかに楽に思い出せるかの尺度だと思えば良い。学習で強化されるが、すぐに衰えてしまう力でもある。 ・記憶は、記憶が形成された同じ環境下で思い出しやすい傾向にある。 ・なので勉強する環境は変えた方がよい。(同じ環境で2度勉強した生徒よりも、違う場所で2度勉強した生徒のほうが成績がよかった。この場合のテストの場所は全く異なる場所であった。) ・なぜなら、いつもの手順や環境に変化を持たせることで、予行練習の内容が豊かになる。つまり、自分を取り巻く環境に頼らなくても思い出せるようになる。 ・スーパーメモ。どの頻度で学習すれば最も記憶を検索できるようになるかをアルゴリズム化したもの。アプリとかにもなってる。 ・バーリック家の研究では、単語を2ヶ月に1度26回勉強した際に、一番定着率がよかったという研究結果もある。 ・試験までの期間と最適な学習間隔の目安。  1週間:1〜2日 2ヶ月:1週間 3ヶ月:2週間 6ヶ月:3週間 1年:1ヶ月 ・一夜漬けは記憶の定着が悪いので、長期的に記憶したいのであれば、分散学習が望ましい。 ・最初の1/3を覚えることに使い、2/3は暗唱に使った方がよい。  能動的な作業の方が覚えやすい。 ・自己テストは勉強よりも、記憶の定着率が高い。 ・事前テスト学習効果を高める。→検索の失敗が学習を促進し、その後のテストでの検索で成功する確率を高めた。つまり、事前テストで答えを推測したおかげで、勉強して覚えるときよりも覚えたいという意識が強く働き、正しい答えがより深く脳に刻み込まれたといえる。 ・事前テストの効果は10%UPほど。 ・学んだ事を誰かに説明することは非常に効果が高い。効果は20〜30%UPする。 ・ツアィガルニク効果:相手が作業に最も没頭しているときに、邪魔をすると、記憶にとどまる長さが最大になる。人は作業に夢中になると完了させたいという思う。この想いは完了に近づくにつれて強くなる。この強くなったときに作業を中断すると、記憶にとどまりやすい。 ・重要で難しいことをやっている瞬間に邪魔をいれることで、脳内はつねにその目標について考えることになる。そうすることで、より効果的な結果を導きだせる。新しいアイディアも生み出しやすい。 ・ランダムに問題を解いたり、ランダムな練習を行うほうが、応用力がつく。 ・インターリーブという。インターリーブは、複数の項目・スキル・理念を混ぜた練習(勉強)をある程度の期間と、個々の項目・スキル・理念の違いがわかるようになるだけでなく、個々の特徴をより鮮明につかめるようになる。→単語の練習であれば、前回学んだ単語を、今回のリストにいくつか混ぜて記憶するなど。 ・情報をたくさん暗記しないといけないテスト(単語や人名や化学構造)が控えてる場合は、普段通りねて「深い眠り」を充分にとり、翌朝早く起きて簡単に復習するとよい。 ・運動能力や創造的思考(数学や科学や作文)の強化に役立つ眠りの段階は、目覚める前の朝の時間隊に訪れるので、そういったテストの準備をする場合は、普段よりも遅くまで起きて準備をするほうがよい。

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2017/03/18

ネットのアンケートに答えたらもらえた。 勉強法の本というよりも、記憶に関する心理学についての本という感じ。 心理学の本にはよくあるけど、脳は色々謎に満ちているし、直感とは違うようになっているのだなと改めて思った。 いろいろ実践しにくそうなのもあるけど、勉強する部屋はいろいろ変えて...

ネットのアンケートに答えたらもらえた。 勉強法の本というよりも、記憶に関する心理学についての本という感じ。 心理学の本にはよくあるけど、脳は色々謎に満ちているし、直感とは違うようになっているのだなと改めて思った。 いろいろ実践しにくそうなのもあるけど、勉強する部屋はいろいろ変えて勉強したほうがいいというのは実践できそうだと感じた。部屋に引きこもって勉強するのはあまりよくないことなのか。 それと、レム睡眠の発見からまだ半世紀ほどしかたっていないことに驚いた。脳の研究って本当、近年になってようやく研究されてきた分野なんだろうなと思った。まだまだ分かってないことも多いのかも。 ところで、北米の家庭では教師や親と話す時はきちんと目を見て話しなさいと教えられると書いてあった後に、「日本の家庭で育つ子どもは反対に、目上の人と話す時は相手の目を見てはいけないと教わる。」と書いてあったのだけど、そうだっけ? 自分も目を見て話すように教えられてきたような気がするのだけど(実際にできてるかどうかはともかく)。

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2017/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

サイエンスライターが様々な調査や研究をもとに、脳の視点から見た覚えやすい学習法を提唱。受験脳の作り方とベクトルは近い。(実際に受験脳の作り方の筆者がこの本を推薦している。) この本も奇をてらったようなことはほとんど書かれておらず記憶しやすい学習法や脳の使い方を書いている。 以下要点。(受験脳とかぶっているところははぶいているかも。)  記憶を強化するために覚える方法、時間、場所などは比較的変えたほうが強い刺激になる  いつも同じパターンでの練習はできたつもりになるため、いろいろな変化をつけるとよい。(これを本書では流暢性の幻想と呼んでいる)  テストをうけるのは力を試すのではなく、どこがでるかを事前に把握し、勉強の際の注意力を強化するため  一度やりかけてほおっておいても脳は頭の中で情報を整理するため、ひらめきが生まれる  様々な問題やパターンを変えることで応用力がつく 一般的な受験テクニックとして使われているものも多いが、なぜ有効なのかという理論的なバックボーンがわかると強いだろう。 難点として一つ一つの事項を説明するのにエピソードが長く、翻訳ものということもあってか、文章自体もややわかりにくいため、読むのが結構つかれるかも。

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2017/02/07

脳科学に効率の良い勉強法を紹介する本。具体的な数字が書かれていたり、説明や引用が多く、とても説得力があった。ただ「説明はいいから方法だけ教えて」という人には長い。ネットに要約があるのでそれを見れば十分な気がした。ただそれぞれの方法に関して興味深い実験なども紹介されているので、根拠...

脳科学に効率の良い勉強法を紹介する本。具体的な数字が書かれていたり、説明や引用が多く、とても説得力があった。ただ「説明はいいから方法だけ教えて」という人には長い。ネットに要約があるのでそれを見れば十分な気がした。ただそれぞれの方法に関して興味深い実験なども紹介されているので、根拠が気になる人は読んでみると良いと思う。自分は半分読んで満足したので全部は読んでいない。

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2016/10/29

2時間勉強時間が取れるなら、今日1時間明日1時間などと分ける。 1日中、昨日勉強したことを考えていられるから。

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