江戸っ子侍(下) の商品レビュー
600ページ超えの上巻を読み終わった所で、微妙な感じがしたけど、中途半端は嫌なので、これまた分厚い下巻も読了。 主人公の、勘当された旗本の次男坊、浅形新一郎は、剣は強く美男子で、人柄も良くて女子にモテモテという設定なのだけど、人間的魅力が感じられない。 悪徳商人との姫様強奪戦か...
600ページ超えの上巻を読み終わった所で、微妙な感じがしたけど、中途半端は嫌なので、これまた分厚い下巻も読了。 主人公の、勘当された旗本の次男坊、浅形新一郎は、剣は強く美男子で、人柄も良くて女子にモテモテという設定なのだけど、人間的魅力が感じられない。 悪徳商人との姫様強奪戦かと思えば、大塩平八郎の乱まで出てきて、物語は何度も大きく展開するのだけど、話が薄っぺらくて感情移入ができない。 そして最後にとって付けた様な、ライバルの結末。 何だかなーという感じの終わり方でした。
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江戸から大坂へ送られる姫を救出せんと、東海道を上る若侍・浅形新一郎。行く手には大坂の大商人・堺屋勘右衛門一派が立ちはだかる。道中で交錯する敵味方。新一郎は苦闘の末、姫を救い、埋蔵金十万両をも手にして、義士・大塩平八郎に加勢するが……。これぞ柴錬! 結末も鮮やかな、時代ロマン小説の...
江戸から大坂へ送られる姫を救出せんと、東海道を上る若侍・浅形新一郎。行く手には大坂の大商人・堺屋勘右衛門一派が立ちはだかる。道中で交錯する敵味方。新一郎は苦闘の末、姫を救い、埋蔵金十万両をも手にして、義士・大塩平八郎に加勢するが……。これぞ柴錬! 結末も鮮やかな、時代ロマン小説の決定版。
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