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お金の流れでわかる世界の歴史 の商品レビュー

4.2

83件のお客様レビュー

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2024/05/11

国家の盛衰パターン 中央集権でしっかりしたルールで徴税→一部の階級が貴族化し財政悪化→中間層以下に重税を課し国民の不満が増える

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2024/03/05

国家衰退や、戦争発端には共通の原因があることを学んだ 世界史は先行してなかったが、教科書に書いてあることを別の視点で見ると違った受け取り方になることを学んだ

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2024/02/17

国が落ちぶれていくのは税を特権階級が取り過ぎてから。 そして資本家階級がタックスヘイブンで今、還元しなくなっている話しは面白い。

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2024/01/24

ザッと一気通貫に読み進められる読みやすさと面白さ 内容自体は財政の事情を念頭に歴史を違った視点で読み解いていくもの。 最後に現在の飽和資本主義に警鐘を鳴らしている その結論に行きつくのは本の内容からみて整合的で腑に落ちる

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2024/01/22

世界の歴史を、お金の観点から紐解いている。こういう視点で見ると歴史の流れが、腹落ちしやすいように感じた。学生時代に知りたかった内容。 歴史を大きな枠組みで見ると、イギリス(だけではないが)をはじめ各国、他国でやりたい放題やってきたのだなという印象を持った。 第二次世界大戦では...

世界の歴史を、お金の観点から紐解いている。こういう視点で見ると歴史の流れが、腹落ちしやすいように感じた。学生時代に知りたかった内容。 歴史を大きな枠組みで見ると、イギリス(だけではないが)をはじめ各国、他国でやりたい放題やってきたのだなという印象を持った。 第二次世界大戦では敗戦国ではなく戦勝国も、連鎖的に植民地の反乱という痛手を負ったというのも、なるほどと感じた。 「共産主義では、不必要だと思われる仕事でも計画通りに仕事することが求められ、現場の創意工夫が反映されないシステムであり、無駄な経済システムである」という部分に、筆者の実感がこもっていた。 安定した国家には、中央集権制度、満遍なく税を徴収するシステムが欠かせないといった政治家的な視点を得られた。 ケインズの提唱した国際決済通貨を採用していたら、 一体、世界はどうなっていたのだろうと思いを馳せた。

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2024/01/03

元国税官僚の著者による、徴税システムから世界の歴史を紐解く面白い試みであった。 封建的な徴税請負人制は国の滅亡に必至であることなど、徴税システムに関し日本も含め古今東西恒久的な法則があることを主張している。 第一次大戦以降は貿易や国家間決済に題目を移し、ケインズの「バンコール」構...

元国税官僚の著者による、徴税システムから世界の歴史を紐解く面白い試みであった。 封建的な徴税請負人制は国の滅亡に必至であることなど、徴税システムに関し日本も含め古今東西恒久的な法則があることを主張している。 第一次大戦以降は貿易や国家間決済に題目を移し、ケインズの「バンコール」構想を紹介しつつドルを主軸通貨とすることの不自然さを説いている。 末尾で、タックスヘイブンの台頭による各国の徴税システムの歪みを指摘し、「現代はフランス革命前夜に似ている」と説く。本著は2015年の執筆で、それ以降パナマ文書の流出等を契機として是正が図られているところである。世界的な徴税システムが変化しつつある現況において、著者の最新作にも当たりたい。

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2023/08/02

だだ世界史を勉強するよりよっぽど分かりやすいと思いました。 地理と経済と歴史全部絡めて世界年表作ったらとっても楽しいことになるのではないかと思います。 こんな自由研究したかったなー

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2023/07/30

新たな視点で面白い! 図書館で借りましたが購入して手元に置いておき再読したいお勧めの一冊です。 人はなぜ争うのか。稲作が始まり貧富の差が生まれてから「財を奪い合う」という構図ができた。以降人類の活動・歴史の裏には経済的な理由が存在する。 どちらかと言うと経済史。だけど我々がイ...

新たな視点で面白い! 図書館で借りましたが購入して手元に置いておき再読したいお勧めの一冊です。 人はなぜ争うのか。稲作が始まり貧富の差が生まれてから「財を奪い合う」という構図ができた。以降人類の活動・歴史の裏には経済的な理由が存在する。 どちらかと言うと経済史。だけど我々がイメージする「歴史」と上手く融合させていて読み物としても面白い。 単なる事象の羅列ではなく、起きた結果の歴史に対し、どのような背景があったのか、経済的な側面から歴史を見るという視座を高める経験ができます。

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2023/06/28

図書館で借りて読みましが、想像以上に面白すぎたのでKindleでも買いました。 今まで歴史に興味がなかったんですが、この本を読んでから歴史を深く知りたい!と初めて思えました。 学生時代にこんな良書があったら勉強も楽しかったんだろうな〜。

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2023/01/30

世界史をお金の流れという観点で解説しているのが面白かった。どの王朝、国家も繁栄と衰退は必ず裏付けとなる経済状況がある。どんな場所、時代であっても税制や財政の問題があるものだと改めて気付かされる。 歴史はどの角度から見るかで、解釈が異なる。この本に書かれているのはあくまでも一つの解...

世界史をお金の流れという観点で解説しているのが面白かった。どの王朝、国家も繁栄と衰退は必ず裏付けとなる経済状況がある。どんな場所、時代であっても税制や財政の問題があるものだと改めて気付かされる。 歴史はどの角度から見るかで、解釈が異なる。この本に書かれているのはあくまでも一つの解釈であり、立場が変われば違う見方があるだろうと思った。

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