色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 の商品レビュー
村上作品の中では一番イマイチだったかな。 つくるが身勝手過ぎて冷める。 夜明け前に電話。折り返しかかってきても出ない。とかね。 可能性に満ち溢れた過ぎ去った青春を、自分と重ね偲ぶにはいい作品でしたが。
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・エロティック。情熱的。村上さんはいい意味で変態だと改めて思った。自分も感性鈍らせたくない&感情を表す語彙力増やしたい。 ・ミステリーかと思ってたけどむしろ日常の話だった。
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初、村上春樹さん。 独特の世界観だと思った。 特につくると灰田の会話、高次元すぎて難しかった。 フィンランドでエリと再開するシーンが特に好き。 フィンランドの自然が目に浮かんだ。 つくるの16年のモヤモヤが濾過されていって、良かったと思った。
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自分の過去と向き合うことを選んだ多崎つくる。 色を冠する名前を持つかつての友に会いに行きながら真実を見つける姿は、まさに巡礼である。 文字と音楽が混ざり合うような感覚がとても心地よく、流れるように読み進めることができた。
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うーん、微妙w 村上春樹は苦手なんだけど、一応読んでおくか…と2年に1度くらい読む。 だけど今回も無理だった… 主人公は仲良しグループ5人から締め出されてしまう。 その理由は、主人公がグループの1人をレイプしたから。とその被害者から告発される。 しかしそれは本当ではない。そん...
うーん、微妙w 村上春樹は苦手なんだけど、一応読んでおくか…と2年に1度くらい読む。 だけど今回も無理だった… 主人公は仲良しグループ5人から締め出されてしまう。 その理由は、主人公がグループの1人をレイプしたから。とその被害者から告発される。 しかしそれは本当ではない。そんなことは起こらなかった。 そのことが、長い時間を置いて明らかになる。 主人公は16年の時を経て、当時の仲間達を訪問する。 だけど、なんだろう。この皆さんの他人事感は… なかなかに酷いことをしたのに、淡々と語る皆さん。そして主人公も淡々としている。 不思議と淡白で、感情の薄い登場人物たち。 ファンからするとこれがオシャレ感なのかもしれない。けれど自分には、不気味な世界の不気味な人たちにしか思えなかった。
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単行本発売当時TVで取り上げられらのはもちろんのこと、ことのほか記憶に残っているのはAmazonに書かれたレビューだった。そのレビューは当時ネットで話題になり、むしろレビューの方が面白いと言われるくらいの名レビューとなった。 そのレビューの印象が強すぎて、読んだこともないのに「ふ...
単行本発売当時TVで取り上げられらのはもちろんのこと、ことのほか記憶に残っているのはAmazonに書かれたレビューだった。そのレビューは当時ネットで話題になり、むしろレビューの方が面白いと言われるくらいの名レビューとなった。 そのレビューの印象が強すぎて、読んだこともないのに「ふーん、そんな内容なのね」と通り過ぎて約10年。ちゃんと読むことができました。 感想を言うと、悪くない。むしろ結構好きな内容だった。今までの村上作品と比べるととても平凡ではあるけれども。
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有名な著者だから村上春樹くらいは読んでおこうと思って手に取った。 ノルウェイの森は5回ほど挫折している。 しつこい性描写、比喩、自分に酔ってる主人公と昭和の男女の雰囲気が合わなくて読むのをやめた。 Audibleなら最後まで読めるかも、と思い聞き始めた 読者が置いてきぼり...
有名な著者だから村上春樹くらいは読んでおこうと思って手に取った。 ノルウェイの森は5回ほど挫折している。 しつこい性描写、比喩、自分に酔ってる主人公と昭和の男女の雰囲気が合わなくて読むのをやめた。 Audibleなら最後まで読めるかも、と思い聞き始めた 読者が置いてきぼりにされる部分もあったけど、所々の表現が素晴らしく眼の前に情景がありありと浮かんだ。 なんだかノルウェイの森に似ている 村上春樹の作品で根暗みたいな主人公と、凛とした女性、しつこい性描写はあるあるのようだ。 結論もなく、伏線回収もない 煙のように何も残らない作品 だからこそ、みんなの感想を読むのが面白い この世界観に酔えるハルキストが羨ましいなと思った 自分から行動しないと生きた心地がしないんだな やっと沙羅に思いを伝えることで色のある人生になる ただ過ぎていくものを見ているだけでは、色彩がない人生だ
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独特の世界観ですね。 読んでいるとストーリーに魂をもっていかれる感じがします。 現実と空想の狭間というか、フィクションとノンフィクションの間とでもいうのか。 言葉にすることが難しい世界観がありました。 以下本の抜粋になりますが、まさにそんな感じです。 ”どんな言語で説明するのも...
独特の世界観ですね。 読んでいるとストーリーに魂をもっていかれる感じがします。 現実と空想の狭間というか、フィクションとノンフィクションの間とでもいうのか。 言葉にすることが難しい世界観がありました。 以下本の抜粋になりますが、まさにそんな感じです。 ”どんな言語で説明するのもむずかしすぎるというものごとが、私たちの人生にはあります”(抜粋) 高校時代に5人グループに所属していた多崎つくるが、ある日他の4人から縁を切られる。その理由を探すべく、昔の仲間に会いに行く、というお話。 途中、ミステリっぽさも出てくるのですが、それはあくまでスパイス的な要素になっていて、それ自体はそんなに意味はないんですよね。 (多崎つくるが脱皮する要素に謎解きは必要ない) 何故つくるは4人から縁を切られたのか。 その理由がつくるの中で腹落ちした時、過去のしがらみから解放されていきます。 昔の仲間に会い、縁を切られた理由を知ることはつくるにとって失われた過去を取り戻すための行動だったのかもしれません。しかし、実際に仲間と会い、懐かしい日々は戻らないことを突き付けられます。この儀式があってこそ、つくるは次の一歩を踏み出すことができたのだと思いました。 うーーーむ。ふわっとした感想だなぁ。笑 「ノルウェイの森」の雰囲気に似ていると思たのは私だけでしょうか?メンタル疾患の女の子が出てくるからそう感じるのかなぁ。 しみじみ。
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ミステリアスな出来事が多くて最後まで引き込まれるんだけど、内容的にはつくるくんの心の成長の話なのかな。 ただ最後はハッピーエンドだと良いのだけど…沙羅ちゃんの真相はどうなのかとても気になる。 灰田が何故忽然と消えたのかも謎だし、シロが誰に絞殺されたのかも謎のまま。 まだ村上春樹の...
ミステリアスな出来事が多くて最後まで引き込まれるんだけど、内容的にはつくるくんの心の成長の話なのかな。 ただ最後はハッピーエンドだと良いのだけど…沙羅ちゃんの真相はどうなのかとても気になる。 灰田が何故忽然と消えたのかも謎だし、シロが誰に絞殺されたのかも謎のまま。 まだ村上春樹の作品2つ目なのでよくわからないんだけど、村上ワールドってこういう感じなのかな…それともたまたま? つくるだけの心の成長としてはとても納得できて私は好きなタイプの話なのだけど、とにかく謎のままの部分が多過ぎて消化不良な感じもあるかなぁ〜
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