1,800円以上の注文で送料無料

京大式おもろい勉強法 の商品レビュー

3.9

22件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/09/04

 著者の山極寿一さんの著作は何冊か読んでいるのですが、この本はミーハーながらタイトルに惹かれて手に取ったものです。  ただ、私が勝手に想像していた内容とはかなり違っていました。  書かれたのは、山極さんがまだ京都大学総長だったころだと思います。山極さんのこれまでの研究生活の実体験...

 著者の山極寿一さんの著作は何冊か読んでいるのですが、この本はミーハーながらタイトルに惹かれて手に取ったものです。  ただ、私が勝手に想像していた内容とはかなり違っていました。  書かれたのは、山極さんがまだ京都大学総長だったころだと思います。山極さんのこれまでの研究生活の実体験から紡ぎ出された「人間関係形成のヒント」がストレートな人柄そのままに開陳されています。いろいろと気づかされる点が多く、期待どおりの楽しい読み物でした。

Posted byブクログ

2021/07/20

勉強って何のためにするの? 効率のよい勉強方法は? 子どもの質問は、いつも難問が多い。 大人になるための勉強は、学校の勉強だけでも、誰か教わる人がいて学ぶものだけでもない、座学だけでもない。 ゴリラの研究者、アフリカでのフィールドワーク、様々な体験から、学びとは何かを教えてくれ...

勉強って何のためにするの? 効率のよい勉強方法は? 子どもの質問は、いつも難問が多い。 大人になるための勉強は、学校の勉強だけでも、誰か教わる人がいて学ぶものだけでもない、座学だけでもない。 ゴリラの研究者、アフリカでのフィールドワーク、様々な体験から、学びとは何かを教えてくれる一冊。小学生には難しいかもしれないが、高校生・大学生は必読だと思う。

Posted byブクログ

2021/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

他の方も書かれているが、タイトルと内容が一致していない。 いわゆる京大合格者の受験勉強法について書かれているのかと思って読み始めたら、山極先生が経験してこられたゴリラの研究などから得られた知見についてであった。 シガニー・ウィーバー主演の映画「愛は霧のかなたに」のモデルとなった動物学者ダイアン・フォッシーとの交流などについても書かれるなど、普段の自分の生活からは想像もできない世界を垣間見ることができて大変興味深い。

Posted byブクログ

2020/12/12

私はその意見ではありません、ではなく、こうしたらどうか?相手はなぜそう考えているのか。 こういう議論ができないと一人プレーになる 自分たちとは異質な存在が目の前にいることで同族意識連帯意識が芽生える テーブルを共にして食事をするということは大人にとってとても大事(他者を受け入...

私はその意見ではありません、ではなく、こうしたらどうか?相手はなぜそう考えているのか。 こういう議論ができないと一人プレーになる 自分たちとは異質な存在が目の前にいることで同族意識連帯意識が芽生える テーブルを共にして食事をするということは大人にとってとても大事(他者を受け入れられる) 1:1の付き合いしか知らないと他の人間を上手く使うことを覚える場がなくなってしまう。応援や仲裁。

Posted byブクログ

2020/03/01

北三図書室にて貸与。 p99 コンフリクトをつくってみせて、二人で一緒に合意を築きあげるという方法もある。 p139 ペットや子供がいることで、夫婦が同じ世界にいると認識できる。 p197 研究者が目標を持ち続けるということの意味

Posted byブクログ

2019/03/16

タイトルと中身はあんまり関係ない。 日本人、現代人、アフリカ人、チンパンジー、ゴリラなどの観察を通していかにコミュニケーションをとるか、というような内容

Posted byブクログ

2018/08/13

https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=17530

Posted byブクログ

2018/04/04

内容的には想像していたものと少しズレていたので残念。 でも、新しい京大総長がどんな方か知ることができた!子供には東大よりも京大に行ってもらいたい。(あくまでも願望。。。願望。笑)

Posted byブクログ

2017/12/27

とてもおもしろかったけど、タイトルと内容に齟齬がありすぎではないか。 この本はいわゆる「勉強法」についてではなく、山際氏のゴリラ研究と、ゴリラ研究を通じてみたアフリカの人たちとの交流について書かれた本であり、比較行動学や異文化コミュニケーションについての本といった方が良いと思う。...

とてもおもしろかったけど、タイトルと内容に齟齬がありすぎではないか。 この本はいわゆる「勉強法」についてではなく、山際氏のゴリラ研究と、ゴリラ研究を通じてみたアフリカの人たちとの交流について書かれた本であり、比較行動学や異文化コミュニケーションについての本といった方が良いと思う。 タイトル見ただけで買った人には面食らう内容かもしれないし、逆に比較行動学やアフリカに関心がある人にこの本の存在が知られないというデメリットもある。本のタイトルは出版社の営業が決めるらしいと聞き、最近内容とタイトルがかけ離れている本が多いのはそういうことかと理解できたが、この本については本当に、タイトルつけた営業担当者には猛省を促したい。

Posted byブクログ

2017/10/19

この本は、勉強法の本というよりは京大学長が自分が得た経験を共有するために書いた本という感じ。処世術、という方がタイトルに合っていると思うんだけど、ただ「京大式おもろい処世術」みたいなタイトルだと売れない気がする。 ともあれ、書いてある内容は経験に裏付けされた非常に示唆に富んだ内容...

この本は、勉強法の本というよりは京大学長が自分が得た経験を共有するために書いた本という感じ。処世術、という方がタイトルに合っていると思うんだけど、ただ「京大式おもろい処世術」みたいなタイトルだと売れない気がする。 ともあれ、書いてある内容は経験に裏付けされた非常に示唆に富んだ内容で面白い。自分としての軸の持ち方や、敵を作らない事の大切さや、人と共有する時間の長さが大切である等々。人間関係構築について明日から使える具体的な事が書いてあって非常に有用。勉強法を学びたい人には肩すかしな内容ですが、処世術を学びたい人はオススメです。

Posted byブクログ