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愛より優しい旅の空 の商品レビュー

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22件のお客様レビュー

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2023/09/28

読み終えて鉄道の旅がしたくなった。独身だった頃に何度か鉄道の旅は経験があるけれどその後は旅といえば車だから駅弁やら車窓やら懐かしい。雑学ネタも盛り込まれてたし初恋の人の消息を追うというミステリー要素もありで楽しめた。後半は東北の震災の爪痕の現実もあり多くの人の運命を変えた津波の怖...

読み終えて鉄道の旅がしたくなった。独身だった頃に何度か鉄道の旅は経験があるけれどその後は旅といえば車だから駅弁やら車窓やら懐かしい。雑学ネタも盛り込まれてたし初恋の人の消息を追うというミステリー要素もありで楽しめた。後半は東北の震災の爪痕の現実もあり多くの人の運命を変えた津波の怖さも伝わってきた。

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2022/08/10

うーん… 正直、「私は一体、何を読まされているんだろう?」って感じ。 ほんの厚みの大半が鉄道関係のウンチクと車窓から見える景色の描写。それは確かに興味深い物ではあるんだけど、あまりにも量が多すぎる上に、ほぼその先の話とつながりは無い情報。 肝心のミステリーの部分も、主人公の恋愛に...

うーん… 正直、「私は一体、何を読まされているんだろう?」って感じ。 ほんの厚みの大半が鉄道関係のウンチクと車窓から見える景色の描写。それは確かに興味深い物ではあるんだけど、あまりにも量が多すぎる上に、ほぼその先の話とつながりは無い情報。 肝心のミステリーの部分も、主人公の恋愛に関してもおまけ程度にさささーっと流しちゃっている感じだし… これ、本当に何が書きたかった小説なんでしょうね?

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2022/03/22

後半の方が、鉄分多めな感じ。 乗り物酔いのせいで、自転車と自分で運転する自動車以外はことごとく好きになれないでいたけど、それでも電車で旅に出たくなる。 前半の小説に出ていた、長野の各停、乗ってみたいなあ。

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2022/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2022/1/6 初恋のお兄ちゃんの最期まで書き切った。お見事。 電車の旅に出たくなったのは前の方が強烈だった。 やっぱり震災が私の心を縛り付ける。 今はコロナが。 旅に出られるって幸せなことなんだなぁと思う反面、この自粛の雰囲気につられてなんとなく不幸な気分になるのはなんだか悔しいなぁと昨日友達と言っていたとこ。 元々弾けるタイプでもないんだから弾けられない鬱屈だけお付き合いしなくてもいいような。 世界の不幸の割合を知らぬ間に増やしていたような。 ニッコリ笑って生きたいものです。

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2021/06/27

「夢より短い旅の果て」の続編。 本当に読み応えがありました‼️ 柴田文学の魅力が凝縮された作品だと思います⁉️ 鉄道旅行で出会った様々な出会いで人生観を語り、恋愛もし、鉄道旅行の魅力も知り、旅先の土地の知識も広がり、謎も解き、確実に大人として成長していく主人公を中心に語りに語るス...

「夢より短い旅の果て」の続編。 本当に読み応えがありました‼️ 柴田文学の魅力が凝縮された作品だと思います⁉️ 鉄道旅行で出会った様々な出会いで人生観を語り、恋愛もし、鉄道旅行の魅力も知り、旅先の土地の知識も広がり、謎も解き、確実に大人として成長していく主人公を中心に語りに語るスケールの大きな作品だと思います‼️

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2020/03/07

「夢より短い旅の果て」続編。 行方不明になった初恋の「叔父」を探すため、「鉄道旅同好会」に入部した大学生の香澄。いつしか鉄道に魅了されていく。 前作以上にマニアックな鉄道ネタやその土地のネタ満載の上に、登場人物の人生が絡んで食傷気味。 ミステリー要素はなく、肝心の叔父の話はある...

「夢より短い旅の果て」続編。 行方不明になった初恋の「叔父」を探すため、「鉄道旅同好会」に入部した大学生の香澄。いつしか鉄道に魅了されていく。 前作以上にマニアックな鉄道ネタやその土地のネタ満載の上に、登場人物の人生が絡んで食傷気味。 ミステリー要素はなく、肝心の叔父の話はある程度予想できた内容で、全体的に良い話すぎてつまらなかった。 (図書館)

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2019/12/21

うーん... 鉄道情報が多すぎてテンポが。すごく「頑張って」読んだ感が強く残ってしまいました。 後半の大きなテーマは、エッセイとか別な形での出版ではいけなかったのかな。登場人物がどんどん離れていってしまいました。 1作目は程良い匙加減で鉄ではない自分にも読みやすく、旅したいな...

うーん... 鉄道情報が多すぎてテンポが。すごく「頑張って」読んだ感が強く残ってしまいました。 後半の大きなテーマは、エッセイとか別な形での出版ではいけなかったのかな。登場人物がどんどん離れていってしまいました。 1作目は程良い匙加減で鉄ではない自分にも読みやすく、旅したいなーって思えたんだけど。 厳しいとは思いつつ、ごめんなさいの★2つ。

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2018/05/31

乗り鉄物語の端々に震災の影響を覗かせている。 従兄弟が失踪した理由が徐々に明らかになるが、この物語にその要素が必要だったのかは疑問が残ります。

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2018/03/09

「鉄道旅ミステリ 夢より短い旅の果て」の続編。 思春期の頃、年の近い叔父に恋心を抱いた香澄。その恋は、多感な年ごろが見せた甘い夢のようなものとして終わるはずだった。 しかし、その叔父が失踪してしまう。 きちんとした終わり方ができなかった香澄の初恋。 彼女は叔父を探すため、...

「鉄道旅ミステリ 夢より短い旅の果て」の続編。 思春期の頃、年の近い叔父に恋心を抱いた香澄。その恋は、多感な年ごろが見せた甘い夢のようなものとして終わるはずだった。 しかし、その叔父が失踪してしまう。 きちんとした終わり方ができなかった香澄の初恋。 彼女は叔父を探すため、叔父が所属していた西神奈川大学の鉄道旅同好会に入ろうと、同大学を受験する。そして、合格し、同好会に潜り込むことに成功する。 叔父の周辺にいた人々を知り、同好会の活動を続ける中で、鉄道旅の魅力に目覚めていく。 と、ミステリ色よりは、鉄道、旅のネタ話が多い。 時には、旅行記、トラベルガイド、いや、旅の指南書と錯覚する。 鉄道や旅の情報量が多すぎて、ふと、ミステリー本来の、ストーリーの核というものを見失いそうになる。 鉄男クンや鉄子さんたちには、共感できる作品だとは思うが。 でも、電車や旅は嫌いじゃないから、読んでいると、そのまま旅に出たくなるのは、ウソじゃない。

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2017/08/22

気になる路線や、駅弁を検索しながら読んでいたら時間がかかってしまいました。小海線は私も小淵沢から野辺山まで乗ったことがあったので、少し懐かしかった。でも『元気甲斐』は食べなかったから、また乗らなきゃ!前作に比べると今作では死に絡んだ話が多かったかな。それでも暗くならず希望が持てる...

気になる路線や、駅弁を検索しながら読んでいたら時間がかかってしまいました。小海線は私も小淵沢から野辺山まで乗ったことがあったので、少し懐かしかった。でも『元気甲斐』は食べなかったから、また乗らなきゃ!前作に比べると今作では死に絡んだ話が多かったかな。それでも暗くならず希望が持てる終わり方なのが良かった。ヨーロッパでは蝶は死者の魂だという言い伝えがあるという話が印象的で、だから私は蝶が苦手なのかな、と思った。そして、震災後の東北……私もすぐには無理でも、いつか三陸鉄道に乗って美しいリアス式海岸を見たい。

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