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スタンフォードのストレスを力に変える教科書 の商品レビュー

4.1

102件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2021/11/27

ストレスの見方が変わる本。 自ら望んだストレスは体にいい。 ストレスから逃げたり、他人から与えられたストレスはヤバイ。

Posted byブクログ

2022/01/23

星の数の基準です。 ☆5:SNSや口コミを通じて、胸を張って人に勧めたい本。価値観や行動に大きく影響を与えた本。ずっと本棚に残しておきたい本。 ☆4:積極的に人に勧めるほどではないが、価値観や行動を変化させた、読んで良かったという本。本棚に残す本。 ☆3:そこそこ面白かったが...

星の数の基準です。 ☆5:SNSや口コミを通じて、胸を張って人に勧めたい本。価値観や行動に大きく影響を与えた本。ずっと本棚に残しておきたい本。 ☆4:積極的に人に勧めるほどではないが、価値観や行動を変化させた、読んで良かったという本。本棚に残す本。 ☆3:そこそこ面白かったが、本棚に残すほどではない本。一応本棚に残しておいて、大掃除の時に売る本。 ☆2: 一応最後まで読んだが、そこまで面白くなく得られることも少なかった本。すぐにブックオフに売る本。 ☆1:読むに値しないと判断して途中で読むのをやめた本。この本に時間をかけるなら他のことをしたいと思える本。 ******************** ストレスは私たちにとって必ずしも害ばかりではなく、利点も多くあるということを、豊富なエビデンスを用いて説明している本です。 著者の優しさ、思いやりが伝わってくる温かい1冊です。 日常的にストレスを感じていると言う方、辛いことがあったと言う方に特にオススメの本です。 この本の現代はThe Upside of stress(ストレスの利点)と言うタイトルです。著者はスタンフォード大学の心理学者で、大学の講義や講演でストレスは健康に悪いとずっと力説し、ストレス緩和の方法やストレスマネジメントを人々のためになると信じて教え続けてきたと言うことです。 その著者の考えが変わったのは30,000人の成人を対象に行われた、とある研究結果が発端になっています。 その調査では、「ストレスは健康に悪い」と考えていた人は死亡リスクが高まり、「ストレスは健康に悪い」と考えていなかった人たちは参加者中の死亡リスクが最も低かったという研究結果です。 これに衝撃を受けた著者は、過去の研究や調査結果を改めて調べることで、ストレスは確かに心身とって有害であるが、一方で良い点もあるということを認識し直し、ストレスは避けるべきものではなく「受け入れるもの」だと認識を改めたということです。 具体的な研究結果に基づいた興味深い事例が紹介されています。 例を挙げると、 ・トラウマ体験をしたときに、体に強いストレス反応が起こった場合の方が長期的な回復につながる可能性が高い ・PTSDを発症した患者にストレスホルモンであるコルチゾールを投与した結果PTSDの症状が減少した ・妊娠中に大きなストレスを受けた女性が産んだ赤ちゃんたちは、脳の発達が優れており、心拍変動が高い(ストレスに対する身体の強靭性がある) ・子猿を母親から引き離して観察した研究では、幼児期にストレスを経験した子猿たちは成長するにつれ、過保護に育てられた子猿たちに比べて、物怖じしない性格になった。新しい場所に連れていかれても積極的に探検し、見たことのないものにも強い興味を示した。 ・幼児期にストレスを受けた子猿たちは脳の前頭前皮質(恐怖反応を抑え、衝動制御を高め、やる気を強める機能を司る領域)が大きく発達していた ・ストレスを受けて心身に発生する反応には3種類ある。これらはレジリエンスを高めるために体に備わっている機能である。 1. 警戒体制をとって瞬時に行動できる「闘争/逃走本能」 2. 集中力が高まりパフォーマンスを発揮する「チャレンジ反応」 3. 仲間たちとつながり、守りたいという気持ちを高める思いやり/絆反応 ・ストレスを感じた経験の多い人ほど、人生に大きな意義を感じている。人生で強いストレスを感じた経験が最も多かった人たちほど、生きがいのある人生を送っている。 ・ストレスを避けようとすると、充実感、満足度、幸福感が著しく低下する。ストレスを避けたいと言う願望が最も強い人ほど、集中力、体力、自制心が低下する などがあります。 本書の後半では、ストレスに向き合い受け入れる具体的なエクササイズとその効果を説明しています。 ストレスに対してネガティブな考え方をしてしまっているときには読み返したい一冊です。

Posted byブクログ

2021/06/06

ストレスに関する認識が180度変わった。 スポーツをやっていたのでいいストレスはあると思っていたが、勉強関連のストレスは悪いものであり逃げようとするところがあった。今後はストレスは悪いものという偏見を捨て、ポジティブに考え、乗り越えて力に変えていこうと思った。

Posted byブクログ

2021/05/28

■ストレス減らすな■ストレス受け入れろ■ではどうやって受け入れるのか?それは読んでからのお楽しみ^ ^

Posted byブクログ

2021/05/16

ここ数年、マインドセット系の本を敬遠していたが、友達の勧めでこの本を読んでみた。 一般的にはストレスは健康に悪いと思われているが、そこには同じくらい良い面もある。そして、最も大切なことは、その良い面を常に見つめることでストレスからの害を軽減するどころかエネルギー源にすることがで...

ここ数年、マインドセット系の本を敬遠していたが、友達の勧めでこの本を読んでみた。 一般的にはストレスは健康に悪いと思われているが、そこには同じくらい良い面もある。そして、最も大切なことは、その良い面を常に見つめることでストレスからの害を軽減するどころかエネルギー源にすることができるというもの。 本書ではそのことを、多くのケースを通して科学的根拠をもとに解説してくれる。 なかでも、特に面白かったのが第4章。 ストレス状態に陥った時に、「チャレンジ反応」と「脅威反応」があり、前者がストレス状態に対して血管が拡大しパフォーマンスが高まるのに対して、後者血管が収縮しパフォーマンスが下がるという。 前者が危機に対して身体的にパフォーマンスを上げる必要性から体が反応するのは分かりやすいが、後者の収縮に関しては、これから起こる事故によって出血を最小限にとどめようという体の反応らしい。 したがって、ストレス下においていかに「チャレンジ反応」の再現性を高めるかが重要ということになる! 一読で効の現れる非常にコスパの良い本である。

Posted byブクログ

2021/05/07

科学的な側面からストレスについて分析した本。 この本を読むまで、ストレスは害のあるもの&なるべく避けたいものと思っていた。 が、自身のマインドセット次第で、ストレスが役に立ち、プラスの効果をもたらすと知った。 ストレスは避けるべきものではなく、それを糧に自身を成長させてくれる...

科学的な側面からストレスについて分析した本。 この本を読むまで、ストレスは害のあるもの&なるべく避けたいものと思っていた。 が、自身のマインドセット次第で、ストレスが役に立ち、プラスの効果をもたらすと知った。 ストレスは避けるべきものではなく、それを糧に自身を成長させてくれるもの。

Posted byブクログ

2021/03/28

もう返却してしまったのでうろ覚えだけれど、 ストレスを感じた時に、「逃走闘争反応」として受け止めるのではなく「チャレンジ反応」として受け止めると、持てる力を余すことなく発揮できたり、絆を深めることができたり、成長できたりしますよーという話。 自分の大切にしている価値観を3つあげ...

もう返却してしまったのでうろ覚えだけれど、 ストレスを感じた時に、「逃走闘争反応」として受け止めるのではなく「チャレンジ反応」として受け止めると、持てる力を余すことなく発揮できたり、絆を深めることができたり、成長できたりしますよーという話。 自分の大切にしている価値観を3つあげて、 それについてどう行動しているか、 今日はどんな行動ができたか、 書き出すのが良いんだったっけかな? たしか。

Posted byブクログ

2021/01/11

とても面白く、参考になった。 「ストレスは体に悪い」と思う人はストレスで体を壊す。 ストレスが全くない状態は、生きがいがないともいえる。 逆にいうと、生きがいを感じている人はストレスフルな生活をしている。 ストレスは興奮状態ともいえ、うまく利用すれば、いつも以上に能力を発揮するこ...

とても面白く、参考になった。 「ストレスは体に悪い」と思う人はストレスで体を壊す。 ストレスが全くない状態は、生きがいがないともいえる。 逆にいうと、生きがいを感じている人はストレスフルな生活をしている。 ストレスは興奮状態ともいえ、うまく利用すれば、いつも以上に能力を発揮することもできる。 ストレスは人とのつながりをもたらすこともある。ストレスを感じると、親しい人とつながろうとする。確かに、「便りがないのはよい便り」というが、ストレスを抱えているときは、親や友達に連絡をとりたくなることがある。 ストレスは、避けることなく向き合って対処することで、ストレスに強くなり、ストレス耐性ができる。

Posted byブクログ

2020/12/16

心理学者らしい視点。 「ストレス=悪いだけのものではない」を証明する本。正直、実践的ではないかな。 考え方をかえればそうかもね、的な。 深い悲しみや、喪失などの具体的な回復力を助けるには、トミー先生の方かおすすめ。

Posted byブクログ

2020/10/27

★きっかけ 元同期のK氏よりオススメされた。 ★感想 読む前までは、ストレスを感じたらこんなメンタルで頑張って乗り越えれば良い! 的な話かと思っていたら、ストレスを感じるとホルモンが出て、そのホルモンは考え方次第でポジティブ要素に転じると始まり、複数の実験事例が紹介されて「スト...

★きっかけ 元同期のK氏よりオススメされた。 ★感想 読む前までは、ストレスを感じたらこんなメンタルで頑張って乗り越えれば良い! 的な話かと思っていたら、ストレスを感じるとホルモンが出て、そのホルモンは考え方次第でポジティブ要素に転じると始まり、複数の実験事例が紹介されて「ストレスは役に立つもの」と納得した。 「不安と興奮は紙一重」とあり、ストレスを感じた時に出るアドレナリンを、ストレスだ〜嫌だ〜と不安ととるか、心臓がたくさん動いて血が巡って体が応援してくれてると興奮ととるか、の話はなるほどなーと感じた。 また自分の価値観を脅かされるとストレスを感じること。だからストレスを感じたら価値観を思い出してみるといい。 これにも納得! 最近自分の価値観探しにめでたくゴールを迎えたので、早速自分の価値観を指輪に刻んで装着! ストレス対策だけでなく、お守りがわりになって心が穏やかでいられてます。 ストレスを感じることで自分のことがさらに知れること、体が力を作ってくれていること、利用すれば成長できることがよく分かりました。 またストレス感じる生活に戻ったら読んでみようー

Posted byブクログ