広岡浅子 明治日本を切り開いた女性実業家 の商品レビュー
「竜馬がゆく」を読んだ自分にとって、明治時代の話はRPGクリア後に待っている「その後の世界」みたいな感じです。まず、女性かつ商人という当時では二重に苦しい立場の視点から描かれた明治時代は新鮮でした。そんな苦しい立場だからこそ、広岡浅子の女傑ぶりは一層輝いて見えました。炭鉱参入、女...
「竜馬がゆく」を読んだ自分にとって、明治時代の話はRPGクリア後に待っている「その後の世界」みたいな感じです。まず、女性かつ商人という当時では二重に苦しい立場の視点から描かれた明治時代は新鮮でした。そんな苦しい立場だからこそ、広岡浅子の女傑ぶりは一層輝いて見えました。炭鉱参入、女子大設立、生命保険会社設立など次々と新しい分野を切り開いていくので、淡々と進んでいく伝記とは違って小説のようなワクワク感を読んでいて感じました。これは、筆者が歴史研究家ではなく小説家であることも関係していると思います。
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朝の連ドラ「あさが来た」のモデルとなった女性がどんな人だったのか知りたく、この一冊を選んだ。 残されている資料と共に、実際の広岡浅子さんの姿や明治と言う激動の時代の様子がよくわかり、とても面白く読めました。経済面での明治維新がどのようなことだったのかほとんど知らない世界を知ること...
朝の連ドラ「あさが来た」のモデルとなった女性がどんな人だったのか知りたく、この一冊を選んだ。 残されている資料と共に、実際の広岡浅子さんの姿や明治と言う激動の時代の様子がよくわかり、とても面白く読めました。経済面での明治維新がどのようなことだったのかほとんど知らない世界を知ることが出来、ためになる一冊でした。
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