ターンアラウンド・マネージャーの実務 の商品レビュー
再生系コンサルの代表格であるフロンティアマネジメントによる編著。 感想。 タイトル以上の内容。この値段でここまで細かく指南してくれるのは◎。 入門書とするには難しそうか、タイトル通り実務より。 細かい話が多数あり、参考書になる。 備忘録。 ・ターンアラウンドマネージャーとして...
再生系コンサルの代表格であるフロンティアマネジメントによる編著。 感想。 タイトル以上の内容。この値段でここまで細かく指南してくれるのは◎。 入門書とするには難しそうか、タイトル通り実務より。 細かい話が多数あり、参考書になる。 備忘録。 ・ターンアラウンドマネージャーとしてふさわしい人材像、①経営経験者、②危機対応力あり、③業績回復に向けた実行力とリーダーシップあり。 ・ターンアラウンドマネージャーの四つの心得。①自らのパッションを示す、②状況報告を怠らず、スピード経営を実現する、③会社のケーパビリティ(組織・人材能力)を見極める、④ステージ別のリスクリターンのコントロール。 ・再生企業においては、利益責任単位を基礎として、責任と権限を一致させよ。 ・投融資判断力の欠如は窮境要因になりやすい。 ・管理会計の不備、数値管理ができない状態は再生計画達成の障害となる。 ・会議の目的は、意思決定と情報共有に大別。 ・ステークホルダーとの密なコミュニケーションを実施。避けない、逃げない。 ・ステークホルダーから網羅的な情報を求められがちだが、自ら情報を絞り、適切に状況を理解してもらう。定期報告は判断をしてもらう場ではなく、相互理解の場。 ・業績連動賞与の先行実行によるコスト削減。
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